2019年9月14日に“東京ゲームショウ 2019”において、ALIENWARE JAPAN LEAGUEの春夏王者決定戦が行われました。
ここでは『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』春夏王者決定戦の試合リポートと、ALIENWARE JAPAN LEAGUE春シーズン王者のFAV gaming、夏シーズン王者の夏王者CYCLOPS athlete gaming(以下CAG)の試合後インタビューをお届けします。
ALIENWARE JAPAN LEAGUE春夏王者決定戦リポート
9月18日から再開される「レインボーシックス シージ プロリーグ シーズン10」後半戦では、FAV gaming vs CAGが再戦する事から、本大会は視聴者も選手陣にとっても注目すべき一戦となりました。
結果は、CAGが第1マップ 領事館は7-4、第2マップ 国境は7-1と、2−0でCAGの圧勝に。国境においては、まさに多勢に無勢のような結果に終わっています。
ラッシュを1人で食い止める男!😤 pic.twitter.com/6U05mCfQJD
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.@shinreins09 さん!😎 pic.twitter.com/rHK8pltPRU
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『TOKYO GAME SHOW 2019 ALIENWARE JAPAN LEAGUE』春夏王者決定戦
1stMAP 4-7で @CYCLOPS_OSAKA の勝利となりました!gh!!
このあとは、ALIENWARE TVをお送りいたします!
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これは流石に多勢に無勢!!😤 pic.twitter.com/urIJWmEroe
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『TOKYO GAME SHOW 2019 ALIENWARE JAPAN LEAGUE』春夏王者決定戦
2MAP目1-7で @CYCLOPS_OSAKA の勝利となりました!gg!春夏王者はCYCLOPS athlete gaming!!👑
この後はエキシビジョンマッチ👏まだまだ続きます!👽
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国境で防衛側CAG側は、屋内だけでなく屋外に出て果敢に勝負を仕掛ける強気な防衛を見せる場面も。一方のFAV gamingは、LIONの固有ガジェット「EE-ONE -D」を使った強行突破を仕掛ける動きを見せましたが、CAGの勢いを止める一手を出せなかったようです。
しかしながらFAV gamingも、領事館の防衛では、防衛ライン内のフィールドをうまく使いCAGを抑え込むといった、レベルの高い防衛術を見せてくれました。
とは言っても、CAGのプレイスタイルとFAV gamingのプレイスタイルの相性の悪さが起因してか、FAV gamingは攻撃ラウンドをなかなか成功できない脆さが浮き彫りとなっています。
結果として、Six Major出場、プロリーグ現在1位の強敵CAGに、FAV gamingはなかなか食いつけず。特に国境では7−1という惨敗に終わっているので、FAV gamingのプロリーグでのリベンジに期待したいです。
ここからは、大会に出場したFAV gamingとCAGのインタビューをお届けします。
FAV gamingインタビュー
EAA:神田明神杯後の久しぶりのオフライン大会となりました。観客も大勢いて、緊張も少しばかりされたと思いますが、改めて試合を振り返っていかがでしょうか?
ShiN:いや〜……。
OdeNMiso:一言でいうと“自滅”です。1マップ目はボイスチャットの設定に手こずっていて、コミュニケーションエラーが多発していました。2マップ目の国境に関しては、スコア差は開いていてもマッチ内容は五分五分の部分があったのですが、決定力に欠けていました。FAVは悪い部分、ミスを引きずる傾向があると思います。今後は精神面の自滅を無くしていたいですね。
EAA:敗北を引きずるということでしょうか。気持ちの切り替えができない理由はなんだと思っていますか? 選手陣のなかで鼓舞をする人、いわゆるムードメーカーはいないのでしょうか?
ShiN:国境以外のマップだと、なぜ負けたのかわからない。と言うのも、僕以外の選手が、どうして敗北したのかという答えを導き出せていないからです。そこはFAVの弱い部分でもあります。また、いつもに比べて、戦術提案に関する会話は少なかったです。
Taipn:うーん、喋っていたけど、一方通行のような状態だったかも。
Shu:ともぞうさんとふり〜ださんの声はちゃんと聞こえていたんですよね……精進します。
EAA:全体を通して、攻撃がなかなか通せなかったですね。勝手ながら、FAVはこれからもう一捻り欲しいところです。さて、今週からプロリーグが再開します。
ShiN:FAVは後半戦初戦はまたCAGとの対決になりますが、今回の試合よりは絶対にいい結果を残せると思っています。
OdeNMiso:今日の結果はよくないですが、試していた戦術や綺麗にプレイできた部分があるので、あとわずかな時間で磨いて、CAG戦に備えていきたいです。
EAA:CAGは現在プロリーグ1位で、今後も順位が落ちることはなさそうです。どうやって立ち向かっていきたいですか?
OdeNMiso:CAGだからということは考えていなくて、敗北するのはこっちがやりたいことを遂行できなかった、先ほども言ったように“自滅”していってしまうことが問題だと思います。なので、こちらが問題を修正すれば、自ずと勝ち目が見えてくるのではないかと思っています。
なのでこれからは、もっと自発的に発言できるようにしていきたいし、負けが続くと会話も減っていくので、そういう時でこそもっと活発にコミュニケーションを取れるように変えていきたいです。
これまでの戦いを見てても、みんなか活発に意見を言っている時の方が、混乱もなくスムーズに勝てている印象はありますね。
EAA:OndeNMisoさんが選手からコーチに変わって、チーム内に変化は生まれましたか?
ShiN:選手経験が豊富なので、俯瞰的から見た意見や、一プレイヤーから見たの意見をくれる時がありますね。
EAA:ChloroForM選手は以前野良連合で活動されていました。野良連合とはカラーが違うFAV gamingにジョインして、何か違いを感じていますか?
ChloroForM:選手全員のIQが高いなと思います。ゲームの組み立ても押せ押せ系ではなくロジカルで、理解度も高いと思います。
EAA:最後にプロリーグへの意気込みをお願いします。
ShiN:CAGとは、プロリーグを含めると9月中3連戦となります。次のプロリーグ開幕戦こそ、FAVの実力を見せれるようなパフォーマンスを発揮したいです。
CYCLOPS athlete gamingインタビュー
EAA:まず最初にお伺いしたいのは、先ほどのファンミーティングではサインに長蛇の列ができていて、人気チームに成長したなと改めて思いました。
gatorada:(サイン列の)終わりが見えなかった(笑)。
EAA:ファンの方とは、どんな会話を?
Shokei:「頑張ってください。応援してます」や、「iPhoneにサインください」と(笑)。
BlackRay:とにかく、たくさんの方が来てくれて、本当に嬉しかったです。
EAA:9月18日に再開されるプロリーグ シーズン10でも、開幕戦ではFAV gamingとの試合になります。セカンドマップは圧勝でしたが、今回の試合内容はいかがだったでしょうか?
Shokei:相手も作戦隠していると思うので、今日は勝ちましたが、なんとも言えないですね。最後の海岸線は試していた戦術を使ったので、それでFAVに勝てたのはよかったです。相手もこれで僕たちの強さを改めて分かったと思う反面、対策を練ってくるでしょうから、次も気を抜かずに勝ちたいです。
EAA:概ね、満足のいく試合だったと?
XQQ:まぁまぁですね。僕らが最近練習で使っている作戦は使わず、今日はパフォーマンス重視でプレイしていて、うまい具合に相手に刺さったなと思います。実は、最近そのパフォーマンス重視の動きの練習に取り組んでいて、スクリムでも練習でもなかなか形にできなかったのですが、やっと今週あたりからうまく機能するようになりました。今日もFAVに勝てたので、良い兆しが見えてきたと実感しています。
EAA:今後は、そういった各人のパフォーマンス重視のプレイになっていくのでしょうか?
XQQ:はい。Six Majorを経験して、自分たちに足りないところが分かったので。これに加え、プロリーグでは作戦や細かいタクティクス、セットプレイを使っていけば、今後も良い結果を残せると思っています。
EAA:Six Majorでの経験から、次なるステップにいけている手応えは感じていると?
XQQ:まだまだ。次なるステップに、やっと、進み始めた段階です。
EAA:ちなみに、東京ゲームショウはどこかブースを見たりしたのでしょうか?
Shokei:僕だけ、デバイスブースにダッシュして、Finalmouseを購入してきました。驚いたのが、これまであまり声をかけられることはなかったのですが、デバイスメーカーの方に製品の説明とプロプレイヤーとしての意見やレビューを求められたりしたので、驚きました。
EAA:ファンミーティングでは沢山の方が来場されましたし、デバイス開発者から意見を求められたりと、CAGは目に見えるように知名度が上がりましたね。
Shokei:全てXQQコーチのファンです(笑)。
EAA:(笑)。
XQQ:いやいや。目に見えてファンがいることを実感できてよかったです。esportsはまだネット上で試合をすることが多いので、なかなかネット上で応援していただいても実感がわきづらい所もあるんですが、会場まで足を運んでくれるファンがいることが、励みになりますね。
EAA:最後に、9月18日から再開するプロリーグへの意気込みをお願いします。
Shokei:まずは日本脱出、APAC Finals出場を目指します。前回のAPAC Finals出場よりは自信もあるので、変に驕り高ぶらずに1戦1戦を着実に勝っていけば、また世界大会は夢じゃないと思っています。ぜひ応援、よろしくお願いいたします。
試合アーカイブはこちら
『TOKYO GAME SHOW 2019 ALIENWARE JAPAN LEAGUE』春夏王者決定戦
『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。
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