2019年11月9日・10日、『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』プロリーグシーズン10ファイナルが開催されました。
本日行われた大会2日目の最終決戦。1日目を勝ち抜いた4チーム、Aerowolf(APAC)、DarkZero Esports(NA)、Team Reciprocity(NA)、Natus Vincere(EU)のいずれも、未だかつて世界大会の決勝戦へ進んだことのないチーム。「初優勝」のタイトルをかけた彼らに、約4,000名の日本の観客が大歓声を送りました。
プロリーグシーズン10ファイナル2日目 大会結果
第1試合 準決勝 Aerowolf対DarkZero Esports
- Aerowolf 0-2 DarkZero Esports
- 第1マップ:国境(3-7)
- 第2マップ:銀行(3-7)
大会1日目に大勝利を遂げたAerowolfですが、DarkZero Esportsの豊富なタクティクスには敵わず。2マップ通してDarkZero Esportsが流れを主導し、決勝への切符を掴みました。
ふと試合を終えたあとのAerowolfの選手たちに目を向けると、彼らは少し悔しさをにじませながらも、どこか清々しささえも感じられる表情に見えました。シーズン10でとうとう「APACの門番」を脱したAerowolfが、これからどんなチームになっていくのか、今から非常に楽しみです。
第2試合 準決勝 Team Reciprocity対Natus Vincere
- Team Reciprocity 1-2 Natus Vincere
- 第1マップ:領事館(8-7)
- 第2マップ:ヴィラ(7-1)
- 第3マップ:クラブハウス(5-7)
決勝戦を目の前に控えて会場の声援も強まる中、第3マップはどちらに転ぶかわからない展開で、最後まで熱の入る試合でした。終盤、Natus Vincereがリードし3-6とマッチポイントを迎えると、そこからTeam Reciprocityが追い上げを見せて5-6に。ここでのタイムアウトは、会場全体を緊張感で包み込みます。しかし、タイムアウト後のNatus Vincereの勢いは強烈で、流れを渡さずに5-7で勝ち切ります。
A perfect round from @natusvincere! They lead 5-2 on Map 2. #R6PL pic.twitter.com/1EXOPD3gQe
— Rainbow Six Esports (@R6esports) November 10, 2019
第3試合 決勝 DarkZero Esports対Natus Vincere
- DarkZero Esports 0-2 Natus Vincere
- 第1マップ:領事館(4-7)
- 第2マップ:海岸線(3-7)
そしていよいよ決勝戦。このプロリーグファイナルを全て2-0で勝ち抜いてきたDarkZero Esportsと、CLから勝ち上がりシーズン10でEU1位に躍り出た勢いそのままに勝ち上がってきたNatus Vincereの対戦です。
第1マップの領事館はDarkZero Esportsのピックマップでしたが、あと一歩のところで勝利することはできずにマップカウント0-1。第2マップはNatus Vincereピックの海岸線。序盤は交互にラウンドを取得していたものの、後半はNatus Vincereが相手の動きを封じ込みます。最終ラウンドも、プラントを成功させた上で殲滅まで持ち込む見事なプレイで、初のチャンピオンに輝きました。
大会を通して、「どのチームが勝ったとしても応援できる」と思わせてくれる素晴らしい大会でした。また近い将来、日本で世界大会が開催されると信じています。
NAVIがチャンピオン!!!おめでとうございます!おめでとう??㊗️? #R6プロリーグ愛知決勝 pic.twitter.com/y3QsPgylTT
— レインボーシックス公式 (@Rainbow6JP) November 10, 2019
EAAでは近く、優勝チームNatus Vincereのインタビューや、開発陣の「オペレーション シフティングタイズ」開発秘話やeスポーツシーンにおける考え方などなどのインタビュー、そしてプレイ映像などをたっぷりとお届け予定です。
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