『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の競技シーンでは今年の6月から始まる新体制に向けて、世界各地で準備が進められています。これまでのフォーマットががらりと変わるため、プロリーグに入るためのプログラムであるチャレンジャーリーグは今後どうなるのかと懸念されていましたが、今回その概要が発表されました。
どうなるチャレンジャーリーグ
これまでは、プロリーグに参加するためにはその一つ下のリーグである「チャレンジャーリーグ」に予選から参加し、勝ち上がってリーグ本戦に参加する必要がありました。ここからはリージョンによって若干フォーマットが異なりますが、最終的に1位と2位になったチームに次季プロリーグへの参加資格が与えられていました。
しかし「シックス・インビテーショナル2020」では、フォーマットを3つのステージに分割した4クォーター制とし、一年かけたポイント・ランキングを導入するなど、大きな変化が告知されました。プロリーグに連なるチャレンジャーリーグも、同様にその影響を受けることが予想されていました。
https://fpsjp.net/archives/351239
https://fpsjp.net/archives/351490
以下は公式サイトからの全文翻訳になります。
レインボーシックス シージ チャレンジリーグ シーズン XI アップデート
レインボーシックスeスポーツのチャレンジーリーグ・シーズン11は、2020年3月27日がマッチデー初日になります。シックス・インビテーショナルのeスポーツパネルで明かされたように、レインボーシックスeスポーツのフォーマットは、5月16日と17日にサンパウロで行われるプロリーグ・シーズン11ファイナル後に再整備され新しいものになります。この重大な変化を考慮したうえで、間もなく始まるチャレンジャー・リーグでも調整を行い、将来のシージeスポーツ・プログラムへと移行します。
ヨーロッパ: チャレンジャーリーグが通常通りに終了した後、上位2チームが新しいヨーロッパeスポーツプログラムへの出場権を獲得します。今シーズンはプレイオフや入れ替え戦は行わない点をご留意ください。
アジア太平洋: この地域は競技フォーマットが改訂されるため、今シーズンはチャレンジャーリーグを行いません。今後のプログラムについてのさらなる詳細は今後お知らせします。
北米: 新しい北米リーグのスタートに花を添えるべく、2020年はプロリーグの終わり、そして新アメリカ・カナダ区域のお披露目に向けた移行の年とします。チャレンジャーリーグ・シーズン11で入れ替え戦は行わないことは既にお伝えした通りですが、チャレンジャーリーグをしっかり行うことは、レインボーシックスの競技シーンを循環させるうえで不可欠であると強く信じています。したがって、今年は賞金総額を倍額の53,000米国ドルにして入れ替え戦がないことを埋め合わせるとともに、チャレンジャーリーグの代わりとなる新プログラムの詳細を数週間のうちに公表します。
ラテンアメリカ: チャレンジャーリーグ・シーズン11ではBrazilian Nationalsへの降格はありませんが、賞金総額は潤沢のまま維持します。チャレンジャーリーグ・シーズン11の終了時点で、ラテンアメリカは一新されたオープン・リーグを開始し、ここで2021 Brazilian Nationalsへの出場権が付与されます。
今季チャレンジャーリーグの要約
- EU: CLの上位2チームが「新プログラム」に出場
- APAC: CLなし。詳細は後日
- NA: CLは行うが入れ替え戦はなし。次回「新プログラム」を導入
- LATAM: CL終了後、新しい「オープン・リーグ」を導入
中でも気になるのは、リージョン全体が南北に分かれることになったAPACです。「北APAC」に含まれる日本の競技シーンはコンスタントに新たなチームが頭角を現わす良好な競技環境にありますが、今後は韓国や東南アジアの新鋭たちとも同じ舞台で競い合うことになるのかもしれません。
そもそも現在の日本プロリーグチームから「北APAC」には何チームが入れるのか、どうやって入るのか、といったことさえ明らかにされていませんが、今は続報を待つしかなさそうです。eスポーツ新体制について思うところ、こうなって欲しいという望みなどあれば、ぜひコメント欄に書き込んでいってください。
『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。
[wpap service="with" type="detail" id="B08512CDDS" title="レインボーシックス シージ YEAR5デラックスエディション - PS4"]
Source: UBISOFT
コメント