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SONYが新型コロナウイルスによる各事業への影響発表、PS5の製造には今のところ目立った影響なし

PS5の「強力なラインナップ」が近日発表、ソニーは「いつでも・どこでも」ゲームができる環境をさらに推進
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全世界で被害が拡大し続けビジネスや経済への影響が止まらない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ですが、SONYがこのウイルスによる同社の各分野への影響を発表しました。

SONYの発表はそれぞれ「当社事業所の状況」、「各事業への影響」、「当社連結事業への影響」の3つのカテゴリに分かれています。 当サイトの読者の9割9部がゲームを愛するゲーマーであることから、主にゲームに関する内容を抜粋してまとめました。 SONYの発表を全文読みたいという方はこちらをご参照ください。

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SONYへの新型コロナウイルスの影響

  • 日本を含むオフィスを稼働している多くの拠点では、原則として在宅勤務。
  • 中国にある4つの自社工場は、2月10日以降に活動を再開。 部品の供給問題は完全には解消していないものの、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準まで稼働率は戻りつつある。
  • マレーシアとイギリスの工場は現地政府の方針により、それぞれ4月14日と4月20日まで稼働を停止中。ただし、現地政府が延長を決定する可能性あり。
  • 国境を越えた人の移動制限により、新製品の立ち上げや生産指導のエンジニアを派遣することが困難。
  • ゲーム&ネットワークサービス分野で今年度における事業への影響は軽微となる見込み。
  • 現時点では問題は表面化していないが、欧米や各国における自社スタジオ及びパートナー各社のゲームソフトウェア開発スケジュールに遅れが発生するリスクを注視中。

以上の通り、2020年3月時点での発表では、中国では部品供給の問題があるものの工場の稼働率が上がっているとのことです。現行機のPlayStation 4は日本と中国で製造されており、PlayStation 5も同じく中国で製造されるとしたら、部品供給という心配がありますが、「現時点ではPS5のローンチに関して目立った影響はない」と、SONYの広報がBloombergの取材に回答しています。

しかし、日本ではようやく週末のみ自宅での待機を要請するレベルですが、海外では不要な外出時に罰金というペナルティ付きで長期間の自宅待機命令が下されています。そのため、世界中のゲームスタジオがこれからますます在宅勤務に切り替わることから、ソフトウェア開発の困難化や、スタジオそのものの運営など様々な影響が増えていくと予想されます。

Source: SONY, Bloomberg

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