[速報] モバイルタクティカルFPS『Area F2』が突然のサービス終了を発表

先日『Rainbow Six Siege（レインボーシックス シージ）』のパクリゲームとして話題になった『Area F2（軍事地域F2）』が、突然5月20日12:00(GMT+0)をもってサービス終了することを発表しました。

シージパクリアプリがサービス終了

Ejoy.comは公式Discordで『Area F2』のサービスを5月20日12:00(GMT+0)で終了することを発表しました。サービス終了の理由を以下のように説明しています。

Ejoy.comのコメント

「親愛なるエージェントの皆様へ

『Area F2』を遊んでいただき誠にありがとうございます。『Area F2』は皆様により良い体験をお届けするように改善を実施しています。そのため2020年5月20日12:00(GMT+0)をもちまして、現行バージョンのサービスを終了させていただきます。『Area F2』がリリースされてから、一部地域ではApp Storeの無料ゲームランキングトップ3に入るなど、多くのプレイヤーがダウンロードしてくださったことに感動しています。また多くのプレイヤーが私達のコミュニティに参加し、貴重なフィードバックを提供してくださいました。

加えて多くの配信者、レビュアー、プレイヤーがゲーム配信や動画の作成をして下さり、現在まで300本以上の動画がアップロードされています。私達は非常に嬉しく思いますが、同時にプレイヤーに最高の体験をお届けしなければならないという責任も感じています。

『Area F2』の使命はプレイヤーにモバイルデバイスでCQB（Close Quarters Battle）の楽しさを体験していただくことです。たくさんの肯定的なフィードバックを頂いていますが、多くのプレイヤーがCQBの核心をついたゲームプレイを体験する前に辞めてしまっていることがわかりました。ゲーム技術の習得の難しさが多くのプレイヤーが30分以内にゲームを辞めるという結果をもたらしました。何をすればいいかわからない、ターゲットやチームメイトの位置がわからない、接敵せずに死んでしまう、なぜ死んだのかがわからないといったものが理由として挙げられます。

ゲーム開発者の我々としては、できるだけ多くのプレイヤーにスムーズにお届けできない体験を受け入れたくはありません。この問題を解決するのは我々の責任であり、議論の結果、大規模でより深い調整が必要であり、モバイル端末で多くのプレイヤーにCQB体験をお届けするには、デザイン全体の見直しが必要だということが明らかになりました。そのため現在の『Area F2』は終了し、改善に注力するという苦渋の決断をしました。

テスト期間には1万件以上のフィードバックコメントを頂きました。それらは今後の開発でより良い体験を作っていくための貴重な意見としてつかわせていただきます。皆様の支援に感謝し、再び完璧になってから会えることを楽しみにしています。

Area F2 チームより」

終了は「サービス改善」のため？

ご覧のように、サービス終了の理由はゲームを改善するためだとしています。開発に2年をかけたとのことなので、「完璧」になってから復活させることは充分にありえます。

「シージっぽさを変更する作業では」と邪推してしまいますが、あくまでも今回のサービス終了決定は、ユービーアイソフトの提訴の件とは無関係のように記載されています。真相は果たして。

Source:Discord