ライアットゲームズの超能力×タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』。日本時間6月2日にリリースされて以来シューターコミュニティの話題を独占し、国内のみならず世界規模での大会が催されているなど評判が高まり続けています。しかし中には「先週は用事があって流れに乗り遅れてしまった」という方もいるでしょう。そんな方のために簡単な『ヴァロラント』スタートガイドを作成しました。
今回はインストールからゲームモード、バトルパスやアイテムなどの概要説明となっています。次回は簡単な戦術などを説明予定なので、ぜひご活用ください。
ヴァロラントをインストール
『ヴァロラント』は基本プレイ無料のPCゲームで、現時点では他のプラットフォームではプレイできません。インストール方法については別の記事で詳しく解説していますので、まだインストールしてていない方はこちらもご覧ください。
まずはチュートリアルから
初めて『ヴァロラント』を起動すると、まず「射撃場」でのチュートリアルが始まります。基本的な移動方法、武器やアビリティの使い方をここで学びます。制限時間はないのでじっくり1つずつ見ていくこともできますが、早く対戦がしたければ5分ほどでチュートリアルを終わらせられます。
メインメニューから対戦モードへ
チュートリアルが終了するとメインメニュー画面に移動し、ここでコンテンツの管理やオンライン・マッチングが行えます。中央上部にある「PLAY」ボタンを押すと、プレイしたいゲームモードまたはカスタムゲームが選択できます。
現在は「アンレート」と「スパイクラッシュ」という2種類のゲームモードがあります。
- アンレート: 13ラウンド先取で勝利。本格的なチームバトルが楽しめる
- スパイクラッシュ: 4ラウンド先取で勝利。カジュアルに遊びたい方はこちら
「スパイクラッシュ」で操作に慣れよう
チュートリアルを終えたばかりという方には「スパイクラッシュ」がおすすめです。本格ルールの「アンレート」で勝つには『ヴァロラント』のゲーム性に対する理解も求められますが、「スパイクラッシュ」なら1試合8分から12分ほどで気軽に遊べます。
大まかな流れは以下のようになります。
- マッチング成功
- 対戦マップ確認
- キャラクターセレクト
- 試合開始
キャラクターを選ぶ
『ヴァロラント』を始めたばかりでも、最初から5人のエージェント(操作キャラクター)が使えるようになっています。1つのチームに同じエージェントは2人以上入れませんが、これで少なくとも「使えるエージェントがいない」ということにはなりません。
エージェントにはそれぞれ、敵との交戦に向いた能力を持つ「デュエリスト」、味方のサポート能力が高い「イニシエーター」、敵を妨害したり情報収集に優れた「コントローラー」、防御に秀でたアビリティをそろえた「センチネル」という役割があります。
最初から使えるエージェントは、以下のような特徴を持っています。
- フェニックス: 炎を使ったさまざまな能力で積極的に戦える
- ジェット: 風を操り、スピードのある動きや立体的な攻撃など多彩なアクションができる
- ソーヴァ: 電撃を帯びた矢を使い、敵の位置を特定したり、ドローンで偵察ができる
- ブリムストーン: 近代兵器で爆発や煙を発生させ、チーム全体の戦術を支援する
- セージ: 水と氷を使って、回復や仲間の蘇生、敵への妨害など、後列での活躍ができる
「スパイクラッシュ」ではラウンドごとに、チーム全員が同じ武器をランダムで獲得するというカジュアルなルールになっているので、エージェントと武器の組み合わせについては難しく考える必要がありません。純粋に興味のあるエージェントを選んでみましょう。
試合は「アタッカー」と「ディフェンダー」に分かれる
このゲームの勝利条件は「敵チームを全員倒す」だけではありません。画像のように、各マップには「A地点」、「B地点」など複数のスパイク(爆弾)設置ポイントがあります。たとえ敵を全員倒さなくとも、「アタッカー」はAかB(マップによってはCもある)、どちらかのエリア内にスパイクを設置し、起爆するまでそれを守り切れば勝ちです。「ディフェンダー」は逆に、スパイクを設置される前に敵を全員倒しても勝利となりますが、設置された後でスパイクを解除しても勝利です。
ディフェンダーから始まったので、仲間の動きを見ながら、A地点かB地点どちらに向かうか決めましょう。ラウンド開始時の「バリアフェーズ」は両チームの準備時間で、マップがバリアによって2つに分断されているため戦闘が発生しません。
「バリアフェーズ」が終わるといよいよ戦闘開始です。1ラウンドは1分20秒しかないので、スピーディーに進行します。チュートリアルで確認したアビリティは「アルティメットアビリティ」以外はすべて使えるので、練習も兼ねてどんどん使ってみましょう。
『ヴァロラント』では左上のミニマップに味方の位置や、敵の情報などが次々に表示されています。意味もなく孤立しないように、かつ無人になってしまっている設置ポイントがないかチェックしながら戦いましょう。
1ラウンドが終了したら、再び「バリアフェーズ」から第2ラウンドがスタートします。さっきは相手がどちらから何人攻めて来たかなどを覚えておくと、第2ラウンドでは逆に相手の動きが予測できるかもしれません。
3ラウンド終わると攻守交代です。今度は自分のチームが「アタッカー」となり、どこにスパイク設置を狙いにいくか、どうやって相手の裏を取るかなど、「ディフェンダー」の防衛網をかいくぐる方法を考えましょう。
マップ上にはさまざまな種類の「オーブ」というアイテムも置かれています。取得することで与ダメージが上がったり、アルティメットアビリティのゲージが一気にたまったり、さまざまな効果が発動します。これらも活用してみましょう。
アンレートに挑戦
操作やアビリティの使い方に慣れてきたら「アンレート」にも挑んでみましょう。こちらは13ラウンド先取制というやや長めのルールになっているだけでなく、「購入フェーズ」というものがあります。
この購入フェーズでは、両チームが戦いを始める前に、各プレイヤーが資金を使って武器やアビリティ、アーマーを購入します。各ラウンドのスコアによって手に入る資金が変化するため、すべてのラウンドで完璧な装備を整えることはできず、また倒されると購入した武器を失ってしまいます。こうしたリソース計算要素が加わることで『ヴァロラント』は一気に奥深くなります。どんなタイミングでどんなものを買ったらいいか、1ラウンドを捨てて資金を節約し、次からの巻き返しを狙うかなど、より上のレベルを目指したいなら試合全体を通した作戦を考えていく必要があります。
また「スパイクラッシュ」ではアタッカー全員がスパイクを持っていましたが、「アンレート」では1人しかスパイクを持つことができません。誰がスパイクを持ち、どこへの設置を目指し、そのために他の味方はどのように分かれて戦うかなど、相手チームとの読み合いが求められます。
「契約書」とバトルパスを進めてアイテム獲得
『ヴァロラント』では対戦後に経験値が手に入ります。これは「契約書」と呼ばれるシステムで使われ、一定の経験値が集まるごとにゲーム内で使える武器スキンやエモートスプレーが獲得できたり、新しいエージェントのアンロックもできます。
一方で他のタイトルのような「バトルパス」もあります。こちらも一定の経験値がたまるごとにアイテムが手に入るというものです。無料版でもいくつかアイテムを獲得できますが、1300円ほどで購入できる有料版バトルパスを購入すると、追加で50ものさまざまなアイテムが手に入るチャンスが手に入れられます(アイテムのアンロック権が手に入るだけで、アンロックそのものには経験値が必要です)。
繰り返しプレイして、新しいアイテムを手に入れて武器やプロフィールを飾り付けたら、それを他の人に見せるためにまたプレイをして、といった具合に長く遊び続けられるでしょう。
まとめ
最後に、エージェントの動かし方をじっくり研究したい方に「プラクティス」もおすすめします。「プラクティ」モードでは、まだ持っていないエージェントも含めてすべてのエージェントが使えるため、すべてのアビリティをここで試しながら、次はどのエージェントをアンロックしたいか考えてみましょう。
無料FPS『ヴァロラント』はリリースから一週間が過ぎ、これから本格的な盛り上がりを見せようとしています。今から始めても遅すぎるということはないので、ぜひこの機会にプレイしてみてください。ダウンロードはこちら(公式サイト)から。
- タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
- 発売日:2020年6月2日
- 対象機種:PC(Riot Games)
コメント
コメント一覧 (3件)
現時点で最強のチーター対策、最強のサーバー環境、考えられたマップ、良好なキャッシュと武器のバランス、1オペレーター1つはピック理由になる強アビリティの保有
完成度高すぎワロツァ
釣り針でかすぎんよー
いざしてみたらこれクソ詰まらんな。
スローテンポすぎるし置いたもん勝ち過ぎる。
足音無音は今時やめてほしいわ。