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レインボーシックス シージ初心者講座第8回のおまけ:全21マップ、押さえておくべきポイント紹介

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Unisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』には現在20種類以上のマップが存在し、初心者の方にとっては操作を覚えるよりもマップを覚えることの方が難しいかもしれません。そこで第8回「マップの覚え方」に続いて、知っているだけで少しでも有利に立ち回れる各マップのポイントを紹介します。

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R6Sのマップはどこから覚えたら?

シージ初心者講座第8回はこちらから。

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どのマップを先に覚えれば?」という質問に対しては、ニューカマーモードの3つのマップや競技シーンで採用されているマップをおすすめします。これらは比較的バランスが取れているとされており、練習や研究を繰り返すほど良い成果が得られるでしょう。

以下、各マップをこのように分類しています。

  • ニューカマーモード:ニューカマーモードに登場する3つのマップ
  • 競技用マップ:競技シーンでも採用されている(または採用されていた)、攻防ともにバランスのとれたマップ
  • ランク用マップ:現在の競技シーンには採用されていないが、じっくり作戦を立てて戦える余地のあるマップ
  • カジュアルマップ: 複雑な作戦は立てにくい代わりに、独特の構造をしていて気軽に楽しめるマップ

ニューカマーモード

銀行

「テロリストvs特殊部隊」というシチュエーションには最高の舞台であるフランスの「銀行」マップは、シージの発売当時から存在し、つい最近まで競技シーンでも使われ続けてきました。

長きに渡って世界中のプレイヤーから研究され尽くしたこともあり現在では競技シーンからは外れていますが、今なおシージ入門にふさわしいバランスのとれたマップです。

地下には立派な金庫があるが、「爆弾」ルールでは攻防ともにあまり使われない
  • ポイント
    • 防衛側は地下が守りやすい
    • 攻撃ではガレージを活用した奇襲が効果的。防衛側の懐に飛び込みやすい
    • 2階を攻撃するときは、長距離から一方的に撃ちやすいポイントがある。探してみよう

山荘

ニューカマープレイリストにも入っており、カジュアル以上、競技シーン未満という立ち位置のマップです。

シージの基本を学ぶにはうってつけですが、2階メインベッドルームや1階娯楽室など、外から直接入れるうえに射線の管理が厳しい爆弾部屋が多いため、慎重な立ち回りが要求されます。初心者は流れ弾にうっかり当たらないよう注意して戦いましょう。

左手の大きな5枚窓から撃たれないよう気をつけよう
  • ポイント
    • 防衛は地下が戦いやすいが、遊撃を出して簡単に囲まれないようにしよう
    •  逆に1階「バー・娯楽室」と2階「メインベッドルーム・オフィス」を守るのが難しい
    • オフィスバルコニーの巨大な5枚窓を活用してみよう

領事館

フランスの領事館を舞台にしたマップで、競技シーンでも長らく採用されているマップです。地下ガレージの攻撃はしっかりと手順を踏んでいく必要があり、シージ的なチーム連携が強く求められます。

建物の真正面にある1階「ロビー」の爆弾は、簡単に攻略できるようで意外に複雑であることを理解すると、シージ初心者脱出に一歩近づくでしょう。

マップ中央に豪華ならせん階段がある
  • ポイント
    • 防衛は地下が戦いやすいが、東側からの奇襲に注意
    • 攻撃側は補強壁を壊せるオペレーターや、床板を割れるオペレーターを最低1人ずつ連れていこう
    • 1階「ロビー」の爆弾をどうやって守るか、考えてみよう

競技用マップ

オレゴン

アメリカの犯罪組織のアジトとされているマップです。競技シーンでも新たに採用され始めたバランスのとれたマップです。

広すぎず狭すぎず、立体的な作戦も平面的な作戦もとれる構造となっているため、初心者でも戦いやすいマップです。防衛するときは、建物の全方位につながっている地下も活用してみましょう

会議ホールは広くて守りにくい。2階も活用しよう
  • ポイント
    • 防衛側は遊撃が動きやすい。積極的に攻撃側を警戒させよう
    • 防衛側はタワーの窓も活用してみよう。高みから有利に撃てるかもしれない
    • 攻撃側は、地下を攻めるときは正面入口ではなくバンカーから向かってみよう

クラブハウス

ドイツの犯罪グループの根城で、攻防ともに作戦の幅が広い競技レベルのマップです。特に地下は、チームの方針次第では非常にワイドに立ち回れます。

2階では、攻撃側が最短ルートを作るための補強壁をいかに破壊するかがポイントになります。逆に防衛側はいかに補強壁を守るか、さまざまなオペレーターのガジェットを見比べながらじっくり考えてみてください。

マップの中心部であるバーの使い方が重要だ
  • ポイント
    • 防衛側は地下が強い。遊撃を出して簡単には攻めさせないようにしよう
    • 攻撃側は補強壁を壊せるオペレーターを必ず連れていこう
    • 2階の窓やガレージは飛び出しやすい構造だ。攻撃側は警戒、防衛側は活用しよう

カフェ・ドストエフスキー

ロシアのカフェを舞台にしたマップで、3階から2階を見下ろせるおしゃれな構造が特徴的です。

適度な数の階段や落とし戸、破壊できる床が設定されているため攻防ともにバランスに優れており、攻撃側としては一気に爆弾部屋に突撃するのが難しいマップです。重要な部屋をめぐって少しずつ駆け引きを繰り返す、シージ的な攻防が楽しめます

3階から2階が一部見えている。逆に2階からも3階を一部チェックできる
  • ポイント
    • 防衛側は3階が守りやすく、2階「掘削機展示室」がやや守りにくい
    • カメラ系ガジェットを使って広いスペースをまとめてチェックしよう
    • 攻め込む方法は複数あるが、ばらばらに行動しないよう、的を絞って進行しよう

国境

中東の国境施設が舞台のマップで、装甲車が置かれていたり全体的にホコリっぽかったりと、異国情緒が楽しめます。

競技シーンで長らく採用され続けており、1階・2階ともに入り組んだ構造をしているように見えますが、1階は外壁に壊せる部分が多く、2階は飛び出しやすく、意外なところに長距離の射線も作れるため、攻防ともに短期決戦に切り替えやすいマップです。

壊せる壁をチェックしておこう。妙なところから弾が飛んでくるかもしれない
  • ポイント
    • 防衛は2階が守りやすいが、「セキュリティルーム」を一緒に守るとより効果的
    • 1階を守るときは2階も使って戦ってみよう
    • 攻撃側はいざというときに速攻がかけやすい構造。打つ手がなくなったら試してみよう

海岸線

スペインのリゾート地を舞台にした、2階建てのロの字型マップです。攻撃側にハードブリーチャー(補強壁を割るガジェットを持ったオペレーター)がいなくても戦える数少ないマップでもあります。

マップ中央にある中庭を活用することで防衛側は縦横無尽に移動できますが、一方で攻撃側から見ると屋上から屋内に射線が通っているため、不用意に走り回ると上から撃たれる危険があります。防衛側はカメラ系ガジェットで攻撃側の出方をうかがいつつ、緩急をつけて戦いましょう。

中庭のある特殊な構造を作戦にどう組み込むかがポイントだ
  • ポイント
    • 攻撃側は補強壁を壊さなくても攻撃を組み立てやすい
    • 防衛側はスピード3のオペレーターを使い、ポジションを切り替えながら対抗しよう
    • 2階を攻撃するときは1階から、1階を攻撃するときは2階から制圧してみよう

テーマパーク

中国の遊園地が舞台の比較的新しいマップです。現在は防衛有利とされていますが、攻防ともにまだまだ研究中のマップです。

1階の「武器庫・謁見室」の爆弾が特に固いとされており、攻撃側としては制限時間内にどうやってまとめ切るかが課題です。しかしそれはプロの世界の話なので、もしクイックマッチで当たったときは、ハードブリーチャーを複数名持ち込み、Thatcher(サッチャー)やZofia(ゾフィア)も合わせて速攻で補強壁を破壊しにいきましょう。

1階は広いように見えるが、便利な遮蔽物が多く意外に守りやすい
  • ポイント
    • 防衛側は1階「武器庫・謁見室」が守りやすい。ただし2階に遊撃を出そう
    • 攻撃側は、補強壁を壊せるオペレーターを複数名連れていこう。Thatcher(サッチャー)も忘れずに
    • 2階を守るときは、2階全体を使った工事を意識すると戦いやすい

ヴィラ

イタリアにあるマフィア・ファミリーの別荘(ヴィラ)が舞台のマップで、美しい夕景など西ヨーロッパ郊外の雰囲気を堪能できます。

地下と2階の3層構造という適度なバランスのマップです。爆弾部屋へ直接入れる窓がないため、攻撃側は一歩ずつ着実に部屋を確保していく必要があります。防衛側としては、飛び出しが有効な場所が少ない代わりに比較的安全な場所が多いので、しっかり工事をして、設置型ガジェットで手堅く守ってみましょう。

爆弾はどれも内側に寄っているため、工事にバリエーションを作りやすい
  • ポイント
    • 壊せる外壁が地下(タル)にしかないので、攻撃側は慎重に進行しよう
    • 防衛側は2階が守りやすい。中央にある長い廊下や階段をどうチェックするかがポイントだ
    • 地下に爆弾はないが、Pulse(パルス)が隠れて心拍センサーを使うのにうってつけだ

ランク用マップ

ヘレフォード基地

建物全体が箱型になっており、地下も含めると4層もありますが、構造を覚えるのは比較的簡単なマップです。イギリスにある「レインボー部隊」の本部でもあります。

一方、箱型であるために攻撃・防衛の距離感が近くなりがちで、一瞬の油断でどちらかがあっさり壊滅する危険のあるマップでもあります。チームで情報を共有しながら、カバーの意識を大切にしましょう。

3階は開放的で、入るのも守るのも工夫が必要だ
  • ポイント
    • 防衛側が3階や2階を守るときは、外階段を使って敵の背後を狙ってみよう
    • 攻撃側は1階や2階を攻めるときは3階に遊撃が隠れていないか警戒しよう
    • 地下と1階と2階はそれぞれ外壁に壊せる部分がある。補強壁を壊せるオペレーターを連れていこう

運河

ドイツの運河を舞台にしたマップで、2つの建物が渡り廊下で繋がっている広々とした構造が特徴的です。

防衛側としては、遊撃の際にあまりに味方と離れたところにいると、帰陣するルートを攻撃側にロックされている可能性があります。

比較的動き回りやすい3階での守りがベースとなる
  • ポイント
    • 外に面した窓が多いので、攻撃側は一方的に撃たれないよう注意しよう
    • 防衛側が遊撃を出すときは、現地の情報をしっかり把握して動こう
    • 攻撃は時間内に手早くまとめるのが肝心。反対側の建物への警戒は最低限にしよう

高層ビル

日本の愛知県にあるヤクザのビルを舞台にしたマップで、大太鼓やカラオケなど日本風の部屋がたくさんあります。

かつては競技マップに採用されていたこともありますが、2階外に長い廊下があり、ひとつひとつの部屋がやや狭いため、攻撃側は一気に突入できる一方で、防衛側は簡単に飛び出せてしまうため、攻防どちらもじっくりとは戦えないマップです。イヤー5シーズン3でリワーク(バランス調整のための改修)が予定されています。

カラオケルームも完備。2階守りではここの工事が雑だと致命的になりがち
  • ポイント
    • 2階の外廊下は防衛側が飛び出しやすい。攻撃側はクレイモアを持っていこう
    • 防衛側は、狭くて動きづらいと感じたらCastle(キャッスル)などで敵の射線を制限してみよう
    • 「茶室」、「カラオケ」を攻撃するときは「芸者部屋」を先に取りに行ってみよう

アウトバック

オーストラリアの大地を旅する人たちのための宿泊施設を舞台にしたマップで、巨大なL字型をしています。とはいえ2階にある戸口はマップ中央の危険な場所だけで、2階外壁に破壊できる部分もないため意外に入りづらく、一方で防衛側は2つの爆弾の間に破壊できない壁や廊下などがあるため、戦力の分散や工事の仕方に工夫が必要なマップです。

マップの端にある階段は周辺がやや広め。攻防ともに警戒しながら動こう
  • ポイント
    • 防衛は2階の方が守りやすい。逆に1階を守るときは広めに工事してしまおう
    • 2層構造ながら階段は4つあるため、遊撃がしやすい
    • 攻撃側は建物への入り方が重要。ドローンで安全な場所を確認しながら進もう

カジュアルマップ

民家

2020年6月から始まったイヤー5シーズン2「オペレーション・スティールウェーブ」でリワークされたマップで、全体的に「民家」というより「お屋敷」になりました。

マップの床がほぼ全面破壊可能なのが大きな特徴で、攻防ともに立体的な戦い方を意識しなければなりません。安全な場所が少なく、じっとしていると頭上や足元から一方的に撃たれてしまうので、初心者の方は外に飛び出すなど思いきった立ち回りをする練習をしてみましょう。

民家
よく見るとほとんどの床板が壊せることが分かるだろう
  • ポイント
    • 防衛側は、じっとしていると上や下から撃たれてしまう。思い切って外に飛び出してみよう
    • 攻撃側は上の階から順番に制圧していこう

大統領専用機

アメリカの大統領機に立てこもったテロリストと対決するという、シージらしいシチュエーションが楽しめるマップです。しかし飛行機であるため全体的に長細く、攻撃も防衛も手の内が限られてしまうのが難点です。盾持ちオペレーターに押し込まれたときにいかに対応するかを工夫しましょう。

広々としているが、それだけ大味な戦いになりがちだ
  • ポイント
    • 長い廊下が多いので、防衛側はMiraやカメラ系ガジェットが効果的
    • 攻撃側は盾を使って押し込むのが効果的

ヨット

氷海で座礁したカナダのヨットが舞台のマップで、1階から4階まである4層構造になっています。

しかし縦に広い一方で、落とし戸以外に破壊できる床板がないため、攻防ともに立体的な作戦が立てられず、対戦ごとに似たような展開になりがちです。ユニークな外見をしているのでバランス調整が待たれるところです。

4階守りは狭くて動きづらい。飛び出して戦おう
  • ポイント
    • 床が壊せないので、地下では防衛側がこもって戦いやすい。遊撃と合わせて時間を稼ごう
    • 4層構造と広めなので、Mira(ミラ)やカメラ系ガジェットで長い廊下をチェックしよう
    • 攻撃側はうまく二手に分かれて前後から挟み込むように攻めよう

ファベーラ

ブラジルが舞台で、全マップの中でも人によって好き嫌いが明確に分かれるバランスの悪いマップとされています。

その理由は外壁に破壊可能な部分が多く、防衛側としては安全地帯が少なすぎるからです。もしここで戦うことになったら、防衛側は外に飛び出して撃ち合うなど、他のFPSタイトルのような展開を覚悟しましょう。

壊せる外壁が多すぎる。割り切って大胆に撃ち合おう
  • ポイント
    • こもって守るのは諦め、全員遊撃で戦おう
    • 攻撃側はラウンド開始時の奇襲を警戒しよう
    • ハードブリーチャーを含め、壁を壊せるオペレーターを総動員して攻撃しよう

タワー

韓国の観光タワーを舞台にした近未来的なデザインのマップで、攻撃側が屋上からスタートするなどユニークな構造が魅力です。

一方で、広い上に薄暗い場所もあり、攻撃側のクリアリングが大変なことや、落とし戸以外で破壊できる床がなく、立体的な攻撃がしにくいことなど、バランス面の問題を指摘されているマップです。とはいえこのマップにしかない特殊な構造がたくさんあるので、カジュアルに楽しんでみるとよいでしょう。

比較的安全なルートを探し、素早く攻め込んでしまおう
  • ポイント
    • 防衛側は、遊撃が隠れられる場所多数。常に敵の背後を狙おう
    • 防衛側は、カメラ系ガジェットで広い範囲をチェックできる。活用して迎え撃とう
    • 逆に攻撃側は、遊撃は思い切って無視し、盾やスモークなどを使って手早く攻めきってしまおう

要塞

モロッコの軍事要塞が舞台のマップで、シージで最も広いマップです。1階、2階、さらには屋上にもたくさんの出入り口があるため、どの窓がどの廊下に、どの廊下がどの部屋に通じているのかと、方位を確認しながらゆっくり歩いてみないと迷子になるでしょう。

部屋数が多く防衛側としては遊撃プレイヤーが隠れやすいため、攻撃側はクリアリングの時間をいかに省略して攻めるかが重要になります。

とにかく広い。作戦以前に迷子にならないことが肝心だ
  • ポイント
    • マップは広大。攻撃側は2手に分かれるときも味方同士の距離に気をつけよう
    • 防衛は遊撃が隠れやすい。カメラ系ガジェットを使って裏取りを狙おう
    • 防衛側が散らばってるようなら、爆弾への最短ルートに全員で押し入った方が早いかもしれない

その他

バートレット大学

大学を舞台にしたマップで、競技シーンでもかつて一時使われましたが、ランクマッチやクイックマッチからは長らく除外されているので、初心者の方は存在すら知らないかもしれません。

果たして再び使われる日は来るのだろうか

この大学マップは1階の戸口が1つしかないなど攻撃側にとっては建物に入るのが難しく、逆に防衛側は外に面した多くの窓を利用できるというバランスの悪いマップでした。今後リワークの対象になるかもしれませんが、現在は対戦に使われていないのでポイントは割愛します。

以上、21マップと聞くとたいへんそうに感じるかもしれませんが、マップにはローテーションもあるので優先度が異なります。構造を覚えるなら、長らく使われ続けている「競技用マップ」または「ランク用マップ」から取り組んでみてください。

  • タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
  • 発売日:2015年12月10日
  • 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam
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