オーバーウォッチ:新マップ「鉄坂(KANEZAKA)」に住む“山神 朝”の手紙公開、鉄坂の現状や新勢力の存在判明/イベント鉄坂チャレンジが13日開催

オーバーウォッチ:新マップ「鉄坂(KANEZAKA)」に住む“山神 朝”の手紙公開、鉄坂の現状や新勢力の存在判明/イベント鉄坂チャレンジが13日開催

本日2021年1月12日『Overwatch(オーバーウォッチ)』の新規デスマッチ用マップ鉄坂(KANEZAKA)に住む人物、“山神 朝”から“山神 敏郎”に宛てた手紙がニュースページ(英語)より公開されました。

また、現地時間12日(日本ではおそらく13日)より「Kanezaka Challenge」が開催される事も発表されています。

“山神 敏郎”への手紙

“山神 朝”から“山神 敏郎”に宛てての手紙(1/2)
“山神 朝”から“山神 敏郎”に宛てての手紙(2/2)

拝啓

こちらは穏やかな冬のあと、桜が見事に咲き誇っています。まるで青々とした丘の上に浮かぶ薄紅色の雲のようです。この季節が巡って来るた び、橋元があなたを連れ去った日を思い出します。雪が、今日の花びらのように舞っていたあの日を。

こんなに近くにいるのに、今の「主」の許しがなければ会いに行けないだなんておかしいわね。彼らがあなたの仕事を評価して、早く一緒に暮ら せるようになるといいのだけれど。娘は先日の贈り物を喜んでいましたよ。あなたが橋元のために打っているものが、あれほど鋭いものでない ことを願います。あなたの刃は、あんな卑しい者たちが持っていい代物では決してありません。

山神刀剣工房は今も封鎖されています。昨年の秋にあなたと会ったあと、上の部屋に引っ越しました。だから、あなたの存在を近くに感じ られると同時に、あなたがいないということも、強く突きつけられるのです。焼いた玉鋼を叩く拍子、鋼の調べ、それらが聞こえてこないのだも の。あなたが刀に焼刃土を塗りながら唄う声も、炉に刃を入れたときに爆ぜる炎の音も、刃が水に触れたときの蒸発音も。時々、あなたがこ こにいるかのような声が聞こえる時があります。でもね、いつも気のせいなのです。

湿っぽいお話はここまでにしましょう。冬が春に変わるのだから、桜の花びらを舞い上げる春風のような、明るい手紙を書きたいわ。そうすれ ば私も、少しは穏やかな気持ちになれる。この街の崩壊を防ぐために、刀を振るわざるを得ない日々だけれど。

八年前、最後にあなたが我が家に帰ったときから変わないこともたくさんあります。市子さんはごう山ラーメンの味を頑固に守っていて、秘 伝の黒ニンニク油は変わらぬ美味しさです。今日は花見客が多くて、とても繁盛していました。由依の愛犬のもちは、もうすっかりおじいちゃ んだけど、文字通り陶芸教室の看板犬として今日もくるくると働いているわ。ここは古風な町だけど、それがいいんだと言ってくれる観光客 のおかげで、私たちの思い出の店もまだ営業を続けています。お客さんは猫カフェでアイスクリームを食べ、最近できたショッピングモールや ゲームセンターでお金を使って、夕暮れ時には電車に乗って帰っていく。提灯に火が灯る頃には、橋元の連中が店の戸を叩いて回り、みんなが 頑張って稼いだお金の「上前」を徴収しています。お金は「とらのすみか」を通じて上の組織に届けられる。まさにその名の通りってところね。

島田城は相変わらず、慈悲に満ちた神様を祀る立派な石造りの祠のような佇まいで、町を見下ろしています。いくらお城が立派でも、島田一 族が神様とは程遠い存在だってことは、刀の道を歩む私たちはいやというほど知っているけれど。それでも島田一族は、誇りと名誉が、主と従 者の間にとても強い絆を生むってことを熟知していたと思います。

最近、島田一族のことをよく思い出します。確かに従う者への要求は厳しかったけれど、それだけの働きをしようと思わせるのも上手かった。 従わせる代わりに私たちに敬意を払い、誠実に統率していた。知ってのとおり我が一族の女性は、代々町はずれの稲荷神社にお仕えしていまし た。そんな中、ただ一人剣の道に惹かれ、剣術に没頭していた私を、島田一族は剣術指南役に選んでくれました。彼らにとって鉄坂はただの支 配地ではなく、私たちと同じように大事な故郷でもあった。今はそう感じています。

でも、橋元一族は違います。島田一族が与える者だとしたら、彼らは奪う者。あちこちに居を構える者に、故郷という考えはないのでしょう。 橋元一族はこの国のあらゆる町に存在しています。彼らにとって、私たちはなんの価値もない存在です。彼らはいつかこの町を貪り尽くし、何 の感慨もなく私たちを捨てて次の町へ移っていくでしょう。橋元一族がやってきて十二年。町には彼らの爪痕が残されています。

表面上は何も変わっていないように見える鉄坂の旧市街が、実際は橋元の支配に苦しめられていることがとてもくやしいです。私たちの母な る山の眺めは、ぎらぎらとした高層ビルとネオンに覆われてしまった。かつてのような木と風と石のぬくもりは消え去ってしまいました。

今、私と鉄坂の町は、山と島田一族とともに過ごした古き良き日々と、鋭く冷たい大都会と橋元一族による新しい暮らしとの狭間に立たされ ています。橋元一族があなたを「お抱え」にした理由は、鍛冶の腕前だけではありません。私を鎖でつなぎ、私の敬愛する人々の中で、この町の 平和を守らせることに目的があるのです。だから今は従います。あなたや町の人たちを危険な目に晒すわけにはいかないもの。

時が経てば橋元一族も手を抜き始めるのではないかという希望もありました。この町の住人は素直で穏やかだから、特に圧力をかける必要も ない、と。

でも、どんなに忠実な犬だって、理不尽に打たれれば主人の手を噛むものです。心の広い鉄坂の人々だって同じこと。みんな、もう我慢の限界 です。取り立てはどんどん厳しくなり、緊張感は高まっています。支払いが遅れようものなら、さらにひどい仕打ちを受ける。それなのに今、 橋元一族を挑発している何者かがいるのです。

ここ数ヶ月、橋元一族の密輸品が行方をくらましています。回収を終えた運び屋たちが手ひどく痛めつけられたり、荷物をすべて奪われたり しているのです。中でも特に大胆だったのは、派手なスプレーで落書きされたメッセージ。すぐに消されてしまったけれど。

犯人はあからさまに橋元一族に因縁をつけているし、橋元の反応も予想通りのものです。 自警団を気取るなら正々堂々と立ち向かえばいいの に、不意打ちじみた真似をしてすぐ身を隠してしまうものだから、罪のない鉄坂の人々が代わりに咎められているのです。おかげで、この町の 人々を橋元に従わせるという私の役割が、日を追うごとに重たくなってきています。どうしてこんなことになってしまったのでしょうね。あな たは資格のないけだもののために美しい刀を作り、島田宗次郎の若君を指南した私は、師に剣を向けている。そしてこの町の子供たちは、残 忍な橋元一族のもとで、善悪が何かも知らずに大人になるのです。もちろん私たちの娘も。平穏だった鉄坂は、今や危険な場所に成り果てて しまいました。

今日、私が鉄坂の道を行くのは、ともに歩くあなたを想像するためでも、町の人々に挨拶をしてまわるためでもありません。先祖代々守ってき た鉄山神社にお供え物をしに行くためです。陶芸教室からあずかった見事な緑青釉薬の器に、市子さんが取ったお出汁を入れて、ご近所の方 たちが握ったおにぎりと、賢太が用意した娘の好物のあんこ餅を添えました。それから、お酒もたっぷり。 自分の分も少しだけいただこうかと 思います。

お狐様に、戦い続ける強さと知恵を授けてくれるよう頼んできます。そして日が暮れたら、結納のときにあなたがくれた刀を持って、町へ出ま す。私の心を満たし、そして打ち砕くあの町へ。一歩間違えれば、私たちを燃やし尽くす火種となりうる「自警団」とやらを探し出し、必ず止 めてみせます。

私たちが、あなたの鍛える刀のように、強く鋭くありますように。あなたも、たとえ心の奥底では無理だとしても、表向きは橋元に従い敬意 を払ってください。

結局、だいぶ重苦しくなってしまったけれど、あなたがいたらきっと「人の運なんて、お狐様のしっぽ次第さ」と言うのでしょう。お狐様が気前 よく九本の尾をぜんぶ振って、幸運をもたらしてくださいますように。

私の愛しい人 山神敏郎 様
かしこ
山神朝

“山神 朝”から“山神 敏郎”に宛てに書かれた手紙は、主に鉄坂(KANEZAKA)の現状について綴られており、文体からはそれに対する憂いや“橋元一族”によって引き離されて暮らす切なさが伝わってきます。

島田城城下に位置するデスマッチ用新マップ鉄坂(KANEZAKA)には、島田家や開発チーム、『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2)』に関するイースターエッグが隠されていると明言されている事から、今回の手紙で登場した人物がストーリーに絡んでくる可能性は高いと考えられます。

以下、今回の手紙に登場した人物や組織を簡単にまとめています。

登場人物

山神家

  • 山神 朝(やまがみ あさ)
    • 文の差出人で手紙の受取人“山神 敏郎”の妻。
    • 剣の腕が立ち、島田一族の剣術指南役として“島田 宗次郎”の若君(=ゲンジorハンゾー)にも指導した過去がある。
    • 町はずれの稲荷神社に仕える一族(手紙に押された判子も九尾モチーフ)。
    • 夫である“山神 敏郎”が実質的な人質状態にあるため、橋元一族に従い鉄坂エリアを守っている(結納の際に“山神 敏郎”が送った刀を帯刀)。
  • 山神 敏郎(やまがみ としろう)
    • 鉄坂にある山神刀剣工房の主。
    • 現在はその腕を買われて“橋元一族”お抱えの刀匠となり、妻の“山神 朝”や娘と離れて暮らしている。
  • 山神 (娘)
    • 贈り物として父“山神 敏郎”から名刀が送られた。

その他、鉄坂町民

  • 市子さん
    • ごう山ラーメンの味を頑固に守っている。秘伝の黒ニンニク油を使ったその味は絶品。
  • 由依
    • もちの陶芸教室を営む。看板犬である“もち”の飼い主。
  • もち
    • もちの陶芸教室の看板犬。開業当初から飼われているのか、今ではおじいちゃん。

橋元一族

  • 12年前鉄坂に現れた日本のあらゆる町に存在する組織。
  • 現在は鉄坂エリアの近代化を推し進めつつ実質的に支配。
  • 近隣の店舗の売上から上前をはね「とらのすみか」経由で徴収している。
  • ここ数ヶ月、謎の勢力(自警団?)から密輸の妨害などの挑発行為を受けている。

謎の勢力(自警団?)

  • 橋元一族に対し妨害や挑発行為を繰り返し行うも、不意打ち的で逃げ足が早いため正体の一切が不明。
  • その行為によって、結果的に“橋元一族”から鉄坂町民が咎められることや、“橋元一族”の指示に従わざるを得ない現状から“山神 朝”が正体を探っている。
  • 大胆な挑発行為の一つとして、スプレーによる派手な落書きが挙げられている。

島田一族

  • 島田一族
    • 暗殺集団としての力や武器と違法薬物の売買によって作り上げられた、巨大犯罪組織。
    • 今回の手紙では「神様とは程遠い存在」と言われているものの、同時に誠実な統率が評価されており、統治時代を「古き良き日」と表現されたり、“奪う者”と言われる橋元一族に対して、“与える者”と呼ばれ懐かしまれている。
    • 現在は次期頭領となるはずであったハンゾーがそれを拒んだ事や、ゲンジの精力的な解体任務によってその力は大きく低下。
  • 島田 宗次郎
    • プレイアブルキャラクターであるゲンジとハンゾーの父で島田一族の元頭領。
    • タロンとの接触はあったものの、目的の不一致で手を組むことはなかった。

以上が今回の手紙に登場した主な人物、組織となっています。

もし、オーバーウォッチ2で“山神 朝”が登場すればゲンジとゼニヤッタのように師弟の会話をしたりするのでしょうか。その他、見るからに悪そうな橋元一族やグラフィティ好きの狐自警団、父から送られた刀を手に山神(娘)が登場しても面白そうですね。

鉄坂(KANEZAKA)チャレンジ

現地時間12日(日本時間ではおそらく13日)より「Kanezaka Challenge」が開催されます。

チャレンジということなので、過去のチャレンジ系と同様に3,6,9勝でスプレーやスキンを獲得できるイベントだと思いますが、初のデスマッチ用マップの追加に伴うイベントであるため、異なる仕様(デスマッチでの勝利数限定など)の可能性もあります。

報酬についての発表は今のところありませんが、ツイートに添付されている動画にはハンゾーの新スキンと思しきものが登場しており、このスキンが報酬として用意されている可能性が高いです。

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Source:Overwatch

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