本日2021年1月13日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーに対しアップデートを実施。主なアップデート内容は、デスマッチ用の新マップ「鉄坂(KANEZAKA)」の実装とそれに伴うチャレンジ系イベントの開催、テスト環境「エクスペリメンタル」でテストされていたヒーロー調整の実装です。
デスマッチ用新マップ「鉄坂(KANEZAKA)」
「HANAMURA」の傍らに位置した閑静な町であり、新チームデスマッチ・マップとして登場する「KANEZAKA」の風景を堪能してください。猫カフェで癒され、もちの陶芸教室を覗き、バー tora no sumika に顔を出すのもよし、通りを散策してただ街並みを楽しむもよしです。
デスマッチ用の新マップ「鉄坂(KANEZAKA)」が実装されました。日本的で古今入り乱れる景観の「KANEZAKA」は、非常に作り込まれたマップとなっており、デスマッチが苦手な方にも一度はカスタム・ゲームで散策してみてほしいマップです。
また、オーバーウォッチ2に関するイースターエッグの存在も明言されているため、先日公開された“山神 朝”の手紙を読んだ上で散策してみると、何か新しい発見があるかもしれません。
「カネザカ・チャレンジ」開催
新マップの実装を記念したチャレンジ系イベント「カネザカ・チャレンジ」が開催。開催期間は1月13日~1月26日の2週間です。
カネザカ・チャレンジでは、クイック・プレイ、ライバル・プレイ、アーケードでの勝利数がカウントされ、3勝で限定アイコン、6勝で限定スプレー、9勝で限定スキンを獲得可能となっています。
Twitch Dropsで限定スプレー獲得
過去の短編小説、コミック公開に伴うチャレンジ系イベントと同様に、開催期間中にOverwatchカテゴリーで配信されているTwitchの配信を視聴することで、視聴時間に応じたTwitch Drops(限定スプレー)を獲得できます。
このTwitch Dropsを獲得するには、事前にBlizzardアカウントとTwitchアカウントを連携させておく必要があります。まだ、連携していない方はTwitchのリンクページからログインすることで連携できます。
『はんくり』氏による描き下ろしファンアート公開&プレゼントキャンペーン
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本イベントの開催を記念してSNS等で活動されている有名イラストレーター『はんくり』氏による描き下ろしのファンアートが公開。また、こちらのファンアートポスターの大判B2ポスターが抽選で5名に当たるリツイートキャンペーンも実施されています。
- キャンペーン参加方法
- 1.公式Twitterをフォロー
- 2.公式Twitterから発信される「#KANEZAKAはんくりポスターキャンペーン」が付いたツイートをリツイート
- キャンペーン期間
- 1月13日(水)-2月3日(水)
一般的なアップデート
- 機能アップデート:リプレイ・ビューアのカスタム観戦者オプション
- リプレイ・ビューアに「プレイバックのタイムコードを別途表示」のオプションを追加
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ヒーローのアップデート
1月8日よりテストが行われていたエクスペリメンタルでの調整が、そのまま実装されています(動画はエクスペリメンタル次点のもの)。
アッシュ(バランス調整)
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30%のダメージ・ブーストを受けた状態で200ライフの敵ヒーローをヘッドショット1発で仕留められるのは、アッシュの武器に施された改善と合わせて考えると、あまりにも強力でした。最大ダメージを抑えつつ、ショットのリカバリー時間も短縮することで、総合的なダメージ出力は変わらないよう調整しました。
- “ザ・ヴァイパー”
- 照準器使用時のダメージを80から75に減少
- 照準器使用時のリカバリー時間を0.7秒から0.65秒に短縮
ハンゾー(強化)
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連射速度を変更することで、合計5本の矢を放つ「電光石火」の使いやすさや効果をわずかに改善します。
- “電光石火”
- ショットのリカバリー時間を0.3秒から0.25秒に短縮
シグマ(弱体化)
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「エクスペリメンタル・バリア」のクールダウン時間を延長することでより慎重な設置が求められると共に、アビリティへのカウンターの機会も増すことになります。
- “エクスペリメンタル・バリア”
- 再設置のクールダウン時間を1秒から2.5秒に延長
レッキング・ボール(弱体化)
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レッキング・ボールの優れた機動力と潜在的なシールドの高ライフは、総合的なダメージ出力やクラウドコントロールの性能を鑑みると、あまりにも高い生存能力をもたらしていたため調整を施しました。「アダプティブ・シールド」使用時に、周囲の敵の数に応じて得られるシールド量を減少させましたが、シールドの基本ライフ(100)はそのまま維持しています。
- “アダプティブ・シールド”
- 敵の数に応じて得られるシールドを100から75に減少
バグ修正(一部)
- ゲンジのコンテンダーズスキン使用時にポートレートが正しく表示されないバグを修正
その他バグ修正等についてはパッチノート(一部英語)をご覧ください。
今回の調整傾向と現環境
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エクスペリメンタル時点で公開した該当記事のコメント欄においても、プレイヤー不足に悩むタンクロールの弱体化に対して否定的な意見が多かった本調整でしたがそのまま実装されました。
今回の調整は、エクスペリメンタルの実施から5日とかなりの短期間での実装となったものの、ライバル・プレイのGM帯ではヒーローピック率に若干の変化が見られます。構成自体はシグマとレッキング・ボールを軸にしたものが引き続き主流となっていますが、レッキング・ボールのピック率がシグマを抜いて1位になり、そのカウンターとして有効なブリギッテがピック率を大きく伸ばしています。
ダイヤ以下のレート帯及びCS版のマスター帯以下では、相変わらずラインハルト中心の構成が好まれており、シグマ、レッキング・ボールのピック率も高くないため、今以上にラインハルト軸への一極化が進むと予想されます。
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『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。
Source:Overwatch
コメント
コメント一覧 (3件)
プレイヤー「敵がスナイパーの癖に移動スキル持っててすぐ高所から撃ってくる、シールド捨てるかシグマ使うしかないじゃん…」
開発「シグマ使用率高過ぎ、また弱体化だなw」
シグマの調整バカだろ(直球)
バカだろ(繰り返し)
もういっそシグマとブリギッテ(ついでに黒豆)を削除すれば楽しかったOWが帰ってくるのではなかろうか