『CoDモバイル』開発者インタビュー:ワールドチャンピオンシップ2021開催/「東京」をテーマとした新シーズン/NA-45弱体化など

『CoDモバイル』開発者インタビュー:ワールドチャンピオンシップ2021開催/「東京」をテーマとした新シーズン/NA-45弱体化など

シーズン3配信を目前に控えた『Call of Duty: Mobile(コール オブ デューティ モバイル)』。シーズン3のリリースとワールドチャンピオンシップ開催決定に合わせて『CoD:モバイル』のゼネラルマネージャーを務めるマット・ルイス氏にインタビューを行いました。

『CoD:モバイル』開発者インタビュー

開発者紹介

今回インタビューに応じてくださったのは、Activisionのモバイル部門Product ManagementのVPを務めるマット・ルイス氏。大小規模様々な会社でゲーム産業の知見を数年間積積み上げてきた彼は、現在Call of Duty: Mobileチームを率いている。無料でプレイすることができるこの大ヒットモバイルタイトルは、リリース以来3億ダウンロードを突破しアメリカを含む50以上の国々で売り上げトップを記録。

Activisionに入社するまで、ScopelyやProduct Maddness、そしてGNS Gamesで基本無料プレイのゲームの開発を担当。熱心なゲーマーである彼は特にシューティングゲームやMOBA、そして戦略ゲームなどが大好きなのだが、料理をしたりボストンのスポーツチームの応援などのゲーム以外の趣味も持っています。

CoDモバイル マットルイス
マット・ルイス氏。インタビューの熱心に応えてくれ、終了後も丁寧な挨拶を送ってくれるなど優しいジェントルメンだ。

ワールドチャンピオンシップ2021開催

Call of Duty®: Mobile – 2021 World Championship Reveal

EAA!!:まずはワールドチャンピオンシップ2021についてですが、昨年のワールドチャンピオンシップ2020は新型コロナウイルスの影響で中止という非常に残念な事態になり、多くの方がSNS上で悲しみのメッセージを投稿していました。今回の開催にあたって日本の選手やファンに向けて何かメッセージをお願いします。

マット氏:昨年はコロナの影響により、決勝にあたるステージ5が開催不可と判断しました。ファンやプレイヤーの方々の安全を考えてオンラインで実施することなども考えましたが、回線的な問題から現実的ではないと判断し、泣く泣くキャンセルという形になりました。今年に関してもコロナが完全に落ち着いたわけではないため、現在も安全に開催できる方法を検討しており、最終的にはオフラインで決勝ができるように尽力しております。

EAA!!:前回のワールドチャンピオンシップで決勝に勝ち残った選手にシード権を与える予定はありますか?

マット氏:ワールドチャンピオンシップ2020において、ステージ5進出者には「各リージョンのチャンピオン」の名誉が与えられたと思っています。賞金も分配しておりワールドチャンピオンシップ2020は昨年で完全に完結したものと判断し、シード権などの予定はありません。また、プレイヤーサイドから見てもメンバーの入れ替えが行われ、昨年とはロスターが違うチームも多いと思います。そのためチーム単位でシード権を与えると、昨年メンバーではないのにシードをもらえる人が出てきたり、その逆もあり得るというわけです。そのため、今年は全員が0からのスタートとしています。

EAA!!:前回のワールドチャンピオンシップでは武器やパークなどに制限がない、いわゆるランクマッチルールで開催されました。現在日本で行われているコミュニティ大会の多くでは、武器やパークを制限するローカルなルールが作られています。今回のワールドチャンピオンシップ2021ではそういったルール調整は行われますか?

マット氏:現在ルールに関しては開発チームで検討中のため、詳細をお答えすることはできませんが、もうしばらくお待ちいただければ新しい情報を発表いたします。

EAA!!:前回イベントからの大きな変更点などを教えてください。

マット氏:大きな変更点が3つあって、1つ目は中国やその他の国で『CoD:モバイル』がリリースされ、大会に参加する国が大幅に増えたことが挙げられます。2つ目は決勝参加枠を増設し、より多くのプレイヤーが決勝大会に参加いただけるように調整しました。3つ目は賞金総額が昨年の100万ドル(1億円相当)から2倍の200万ドル(2億円相当)となりました。今年もソニーモバイルスポンサーのもと、最新の端末(Xperia 1 III)を使って開催予定です。

Xperiaの最新フラグシップモデルだ

EAA!!:今後モバイル業界が盛り上がってくると思いますが、今後は5Gの技術等を使ってオフラインではなくオンラインで大会等を開催したりする予定はありますか?

マット氏:(公式見解ではなく個人の見解と前置きし)毎年モバイルの技術は進化しており、10年前に携帯で無料の『CoD』ができるといっても誰も信じなかったと思います。同様にインターネット回線に飛躍的な技術進歩があったとしても、私個人的にはユーザーの納得や満足度を考えるとオフラインでイベントを開催し続けるのではないかと思っています。

CoDモバイルのシーズン3や今後のアップデートについて

EAA!!:もうすぐ実施される「シーズン3」の簡単な概要を教えていただけますか?

マット氏:新しく始まるシーズン3「トーキョー・エスケープ」は4月17日(土)のリリースを予定しています。今回の目玉としてはアップグレードされた”Stick and Stones”モード、2つの新マップ”Oasis”と”Coastal”、バトルパスに含まれる新武器”Bizon – ヨーカイ“といったユニークな外観の武器などがあります。さらにシーズン後半には皆様が驚くような発表もありますので、そちらも楽しみにしていただければと思っています。

EAA!!:CoD:Mはコンテンツ量が膨大になってきており、調整が大変だと思います。例えば”NA-45“などは、日本コミュニティでは凶悪な強さの武器だと言われています。このような調整はどのようにして行われるのでしょうか。

マット氏:武器のバランス調整には2つの大きな要因があります。1つ目は使用率やK/Dなどのデータです。ほかにもコミュニティの皆様から頂いた意見などと組み合わせて武器の強弱を決めています。2つ目は武器クラス自体の強弱バランスです。現在ARやSR、SMGといった武器クラス自体の強さの強弱を調節し、テストを行っています。先ほどおっしゃった”NA-45″に関してはユーザーからも多くの意見が届いており、5月の後半ごろには大きな調整を予定しています。ユーザーが突然の変化に驚かないように少し期間の余裕を設けてどういった調整を行うのか告知していければと思っています。

EAA!!:もう答え飽きてしまっているとは思いますが、みんなが期待しているゾンビモードの現状はどうでしょう?

マット氏:現在ゾンビモードは、初期にリリースされたものの問題点を列挙し、解決している段階ですので、今すぐは詳細にはお答えできません。

EAA!!:(もっと聞きたいこともあったが、ここであえなく時間切れ)最後に『CoD:モバイル』を盛り上げていこうとしてるファンの皆様にメッセージをお願いします。

マット氏:本当に皆様の長きにわたるサポート感謝しています。皆様のサポートがなければ『CoD:モバイル』がここまで来ることはなかったと思っています。『CoD:モバイル』は開発に3~4年をかけており、さらにこれからも新しい体験をお届けしていく予定です。また、皆様からのフィードバックが非常に重要ですので、どんどん送って皆様の意見や批判を聞かせてください!

無料ダウンロードCall of Duty®: Mobile

基本無料のモバイルFPS『CoD:Mobile』の配信日は現地時間2019年10月1日で、対応機種はiOS/Android。開発はテンセントのスタジオTIMI。

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