Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではいよいよ現地時間5月4日より新シーズン「英雄の軌跡」がスタートします。一方で開発スタッフは、オンライン対戦ゲームであるエーペックスに将来、シングルプレイヤー用のコンテンツを導入する可能性について語っています。
今後シングルPvEモード常設か
『エーペックスレジェンズ』は大人数によるオンライン・バトルロイヤルFPSタイトルとしてリリースされ、リリースから2年が過ぎた現在でも、このバトロワモードがメインコンテンツという扱いです。
一方で現地時間5月4日からスタートする新シーズン「英雄の軌跡」では、エーペックス初となる3v3モード「アリーナ」が登場します。レジェンドたちのアビリティや武器の仕様はそのままに、新規にデザインされた3v3専用のマップでラウンド制の対戦を行うこのアリーナは、長らくバトロワ形式に親しんできたエーペックスプレイヤーに、これまでにない楽しみ方やプレイスタイルをもたらしてくれるでしょう。
そしてエーペックスの開発チームは、さらにこの先のことも考えているようです。ゲームディレクターであるChad Grenier氏はEUROGAMERとのインタビューの中で、将来的にはシングルプレイヤー用のコンテンツへの展望を語っていました。
スタッフは乗り気
現在エーペックスでシングル用と言えるコンテンツは「射撃練習場」ですが、こちらはアビリティの検証や武器の練習などに用いられるだけで、ストーリーは設定されていません。
シーズン5では中型生物であるプロウラーと戦えるPvEクエストイベント「壊されし亡霊」が開催されましたが、こちらも期間限定で、その後PvEイベントは開催されていません。
しかしGrenier氏は、今後のシングルプレイヤーモードの可能性について、以下のように語っています。
Grenier氏:数シーズン前にクエストという形でPvEモードに乗り出しました。チームがその手のコンテンツを作るのが好きなのは確かです。メンバーの多くがシングル用ゲームを手がけた経験があって...つまり『タイタンフォール2』のキャンペーンモードを開発したので。そして私たちは素晴らしいレジェンドたちや伝承、ストーリーを手がけているところですから、チームとしては当然、PvEのようなコンテンツを提供したいという考えはあるでしょう。
実装時期はすぐではない模様
PvE実装の展望はあるとはいえ、それは近いうちではないようです。新型コロナウイルス感染症の影響により、開発スタッフも現在はスタジオではなく在宅で勤務をせざるを得ない状況に置かれていることが、その背景の一つとして挙げられています。
Grenier氏は「開発スタッフの健康面でのバランスを常に重視している」そうです。スタジオとは異なりスタッフ同士の顔が見えない在宅での開発は、各メンバーの健康状態には普段以上に注意しなければなりません。そんな中でPvPゲームとしてのエーペックス開発に専念するには、「そうした(PvEのような)コンテンツとはしばらくは距離を置かざるを得ません」と付け加えています。
5月4日にスタートする新シーズン「英雄の軌跡」では「アリーナ」という新たなPvPモードが登場しますが、エーペックスの世界はゲームの内外を問わず、今後もさらに広がっていく計画がありそうです。
以前噂された、「巨大生物との戦い」はPvEで実現されるのでしょうか。もしくは全く別の何かを計画している可能性も充分に考えられます。Grenier氏も将来の追加コンテンツについて「『それはない』というのはない」と話しているように、今後も多様なコンテンツが期待されます。
Source: EUROGAMER
コメント
コメント一覧 (8件)
今なら絶対売れるのにな
もったいない
そんなん作る余裕あるならタイタンフォール3作ったほうがマシ
作れたらとっくに作ってるんじゃないかな
風の噂だけどタイタンフォール3却下されたとかそんな話聞いたことある
そして最終的にはクーパーとブリスクの決着を描くようなストーリーになりそう
そしてどう転ぶかはレジェンド次第と・・・
「開発スタッフの健康面でのバランスを常に重視している」
なるほど、開発スタッフの負担になるからチート対策には手を加えないのね。
把握しました。
PVEったってバトロワに特化してるスキルが軒並み死にスキルになるから大幅に仕様変えないとダメだし
スタッフが乗り気でもすぐには作れないね
んでタイタンフォール3は?
ふざけたことする前にタイタンフォール作れよ
プロウラーではなく、プラウラーでは?