昨今様々なFPSが発表されていますが、その中でも最近は『DayZ』のスタンドアローン版や『Dead Island: Riptide(デッドアイランド:リップタイド)』などサバイバルホラーという新たなジャンルがFPS界のトレンドのひとつになっています。
そんな中、新しくカナダの独立系スタジオが『The Forest』という興味深いゲームを発表しました。
『The Forest』トレイラー
TheForestTrailer
The Forest Trailer 2
『The Forest』の軸となる要素
『The Forest』では、墜落した旅客機の唯一の生存者となった主人公が、右も左もわからないまま密林に放り出され、救助が来るかもわからない状況で極限のサバイバルに挑むという内容になっています。
ゲーム内には昼夜や天候の概念が有り、夜は体力低下のために休息を取らなければならず、シェルターやキャンプを張る必要があります。日中はその日食べるための食料や、キャンプやシェルターの素材を探し彷徨い歩いたり...。より長期的な拠点を作りたければ、丸太を集めて丸太小屋を作ったり、森の中の植物から種を集めて栽培するなど、かなり長いゲームスパンになりそうな予感です。
『The Forest』にアクセントを与えるホラー要素
さて、ここまで『The Forest』の大まかな流れを纏めましたが、次にゲームのアクセントになるホラー要素について見てみましょう。
『The Forest』内ではゲームを通してプレイヤーに襲い掛かる”謎の原住民”がいます。
原住民たちはある程度の文明を持つようですが、並外れた運動能力と物量を活かしてプレイヤーに襲いかかります。
原住民がプレイヤーに襲いかかるキッカケがプレイヤーの発見のため(視覚か聴覚かはまだ不明)、戦闘を行うという選択肢以外にも、隠れるなどステルス行為によって戦闘そのものを回避するというゲームの進め方も可能な模様。
ムービーにもありますが、戦闘は森に落ちている木や石を使った肉弾戦が主になりそうです。
『The Forest』イメージギャラリー
『The Forest』の開発状況とスタジオ
カナダの独立系スタジオSKS Gamesが開発している一人称視点のサバイバルホラーで、ただいまSteam Greenlightでユーザーから一定の人気を確保したため、2013年以内にはアルファ版がPCでリリース予定とのことです。
また、この開発スタジオSKS GamesはiPad向けのホラーアドベンチャー「End Night」をすでに発表しており、スタッフの中にはあの「300(スリーハンドレッド)」という映画で特殊効果に関わったスタッフもいるなど、マイナーなスタジオですが実力は確かでかなり個性的なスタジオのようです。
この『The Forest』は今現在シューター要素が見当たらないため、FPSやTPS専門ブログとしては取り扱いに悩むところではありますが、一人称であること、そして何より面白そうな為取り上げてみましたがいかがでしょうか?
その他にも、個人でCG制作活動を続けるDavid Miranda(デイヴィッド・ミランダ)氏のスキンテクスチャ技術をライセンスしたり、仮想現実のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)に対応したりと、ソフトウェア・ハードウェアどちらも話題に事欠かない本タイトル。
『The Forest』は2013年にα版リリースということで、あと1ヶ月。続報を待ちましょう。
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コメント
コメント一覧 (3件)
pcか・・・くそぅ・・・
FPSじゃなくてもこういう面白そうなゲームはどんどん取り上げてほしいね
COOP期待