Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』で、最もプレイヤーに嫌われているチーターの1人がリアルで逮捕されたとの情報がTwitterなどのSNSで流れていますが、非常に残念ながら誤報だったようです。
※本記事では状況に配慮し、事実に関わった人物の名前を意図的に伏せています。ご了承ください。
著名チーター依然活動中、逮捕は誤報
『エーペックスレジェンズ』では不正ツールを用いたチーターが他人のゲームプレイを妨害しているのが問題になっているほか、シーズン8のスプリット1では、サーバーへのDDoS攻撃によってまともにプレイできないことが多くのプレイヤーから報告されていました。
中でも今年3月以来に悪名を馳せたとあるチーターは、強力なオートエイムや加速機能を含む様々なチートツールを駆使するほか、サーバーへのDDoS攻撃に公然と加担しているとのこと。まるで見せつけるかのように多くのストリーマーの放送を狙い撃ちしたりYouTubeで自分のチートプレイを投稿するなど、とにかく話題にされたがっている、目立ちたがっているようで、承認欲求モンスター的な振る舞いを見せています。
※銃乱射事件などの犯罪者にも共通するが、「目立ちたい」「皆に自分を知ってもらいたい」という惨めな動機で犯行やチート使用に走る者は多い。
今回は、件のチーターが数日来活動を停止していたところに、気になったユーザーがとあるストリーマーの放送で質問。そのストリーマーが「(アイツは)捕まって牢屋送りになったよ。EAが訴えて逮捕されたんだ」とコメントしたのが爆発的に広まり、Twitterでは件のチーターの逮捕を祝うタグが一躍トレンドに。
しかし話(ジョーク)が広まり始めた時点で、チーター本人だと見られるアカウントがYouTubeにシーズン9のチートプレイ動画を投稿。残念ながら逮捕は誤報であって、むしろチーターの名前がさらに話題に挙がり、件のチーターを喜ばせただけというほろ苦い結果に繋がりました。
チーターはスルーして、ストリーマーを応援しよう
近年では国内外の多くのメディアが、「とにかく目立ちたいから他人に迷惑を掛ける」という犯罪者に対して、望み通りの名声を与えない努力を行っています。チーター憎しとその名前を出して騒いでも、一番喜ぶのはチーター本人です。
件のチーターによって最も大きな損害を被っているのは他ならぬRespawnとEAであり、特にサーバーへのDDoS攻撃は明確な業務妨害です。EA Respawnも全力を投じてどうにかチーターを特定・追跡しようとしているのは間違いありません。ここは彼らを信じて、なるべく静かに待ちましょう。
どうしても言葉を抑えきれない場合は、加害者よりも被害者に関心を向けると良いとされています。チーターよりもチーターと戦っているストリーマーたちに寄り添い、放送を観戦して共に楽しみ、応援の言葉を掛けてあげると良いでしょう。
※チーターを排除するべく努力しているRespawnセキュリティスタッフのConor氏。目立ちたがりのチーターに罵倒を送るよりも、氏に応援を贈ったほうが、結果的にはチーターの排除も早まるはずだ。
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基本プレイ無料FPS『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の配信日は2019年2月5日で、対象機種はPlayStation 4 / PC(Origin) / Xbox One。
コメント
コメント一覧 (6件)
プレステもレレレ撃ちが早く出来るの辞めて欲しいわ。あれだけで、かなり違うからね。
本当にズルいわ
あれで、勝てて満足なら、チートと同じよ
法改正してくれるのが一番いいんだけどね
難しいけど
こういうの記事にするからチーターへの抑止力としてのデマ効果が無くなるんじゃないすかね。
配信者がチーターをネタにした「今はこんなチートがある!」「チーター倒した!」みたいな動画を出したりしてる時点でもう無理よ
ランク以外であればチーターとマッチした方が配信者的には美味しいと思ってるだろ
本来ならBANされて淘汰されるべきチーターが有名になってる時点で…
日本にもwakuwakuapexがいるけど
チーターの逮捕は現在のゲーム業界的にわりと大きいニュースだと思うんだけど、ソースがストリーマーしかない以上ちゃんと調べてる奴はハナから信じてない
みんなも無責任な言葉に踊らされないようにしようね!