Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー6シーズン2「オペレーション・ノーススター」が進行中。今回は新シーズンでリワークされた「ファベーラ」マップでの戦い方について、プロeスポーツチームNORTHEPTIONシージ部門のコーチであるamenbo氏に解説をしていただきました。
地獄だった旧ファベーラ
amenbo氏ご紹介
北海道のプロゲーミングチームNORTHEPTIONのコーチとして、国内シージ競技シーンの最高峰である「Rainbow Six Japan League」に出場中。かつては伝説のチームeiNsや、FAV gamingにも所属していた。シージコミュニティでは後進プレイヤーの育成に力を入れつつ、EAA!!にも新マップの攻略記事を寄稿中。
文:NORTHEPTIONシージ部門コーチ・amenbo
5年前の話だ。2016年8月2日、ブラジルのかほりが漂う「ファベーラ」は「オペレーション・スカルレイン」で実装された。
補強が足りないためにバコバコに壁を開けられてしまい、外からの射線を気にしながら耐え忍ぶ地獄は、多くのプレイヤーから敬遠されていた。Glaz(グラズ)で射線を通しまくったり、Buck(バック)で外壁を開けたりと、攻撃側のやりたい放題感は圧倒的だった…。
リワークにより新たな「教本マップ」に
今回のリワークはかなり大きな変更になっている。マップ全体の造形に手が加えられており、前回の「国境」のような小さなリワークではないようだ。いままでのファベーラを理解している人たちでも、若干迷子になってしまうかもしれない。
しかしながら、マップ自体はシンプルな2階建ての長方形マップ(ちょっと3階あるけど)になったので、凄くわかりやすくなったように感じる。「民家」がもはやシージの基礎を学ぶのに最適な「教本マップ」ではなくなったので、ファベーラが新たな教本マップになっていいのかもしれない。そのくらい完成度が高く、シンプルで深みのあるマップだ。
そして全ての防衛拠点は10枚以内の補強で閉め切ることができる!素晴らしい!凄く良いリメイクとなっていることを重ねてお知らせしよう。
そんなファベーラの中からどうせカジュアルでしかプレイされないのでおススメの防衛拠点を二つ紹介しよう。自分たちで選択することはできないが、引けたらラッキーと思って欲しい。
- amenboおススメ防衛拠点2選
- 2F:コインファーム・宿舎
- 1F:ピンクのアパート・ピンクのキッチン
2F:コインファーム・宿舎
2F南側の大部屋2つがポイント。補強は北西の、外に直接つながっている2枚が必須となるが、あとはほどほどに適当に閉めても5枚程度しか使わない。極端すぎる。いままでは20枚必要なポイントがあったのに、5枚補強すれば事足りるポイントを作ってしまうとは驚きを隠せない。僕たちプレイヤーの気持ちを深く理解したリメイクになっている。
ポイント自体は広めになっているものの、攻撃側がエントリーできる窓や入口は限られているため、ポイントにこもるよりは広がって守るのがベターだろう。また大部分は破壊可能な床になっているので、Pulse(パルス)による突き上げも効果的でおススメだ。
1F:ピンクのアパート・ピンクのキッチン
先ほどの「宿舎」の直下のポイント。範囲が狭くて守りやすいことと、中間階の階段が少し守りやすい構造になっているため、ここを拠点にするといいだろう。「領事館」の1.5階(非常階段)を守るイメージに近いのかもしれない。
補強の仕方は、普通にポイントをがっつり閉め切るパターンと、2Fの宿舎に補強を割くパターンなどが考えられる。しかしあまり競技的に考えすぎてもよくないので、まずはシンプルにポイントを閉め切るといいだろう。
個人的には僕は昔のファベーラが好きだった。この『レインボーシックス シージ』に存在するマップの中ではかなり上位だった。何故ならファベーラの屋上で君と見る花火は人生において最高の思い出だからだ。
そして今回、ファベーラは大きくリメイクされ、その姿を変貌させた。思い出は色あせてピンクとグリーンのファベーラは形を変えた。また新しい戦場で撃ち合うことに心躍らせている僕がいる。
そうだ、花火は、まだ上がっている。
コメント
コメント一覧 (12件)
まさかランクくるとは思ってなかったから今来た民おる?
アメンボさん、髪を多く見せてて草
記事自体はおもろかったなぁ
髪の毛があるように見える角度の写真使ってるからこの記事信憑性ないな
髪ふさふさですね!
また髪の話してる・・・
どうせクイックとかやらんから関係ないけどこれから始めるプレイヤーにクソみたいなマップやらせるよりはシージらしいマップが少しでも増えるのがいいわ
Amenbo禿げてね?
素直に嬉しいが、競技性が上がると個人的にはつまらなく感じる
リワークマップは似た風景が続く上に、納得感のない内装や間取りであんまり好きになれない
もうそこはしょうがないんじゃないかな。
カジュアルリワークなんかで逃げんじゃねえみたいなのも言われてたし。
esportsゲームにesportsするなって言われてもね…
> そうだ、花火は、まだ上がっている。
一緒に見る人はいるんですか…?(小声)
いますよ!(60分1万円)