APEXのマッチが改善

レインボーシックス シージ 「RJL 2021」第12節:REJECTが無敗CAGに大金星/Sengoku激闘制しAPAC入替戦へ

レインボーシックス シージ 「RJL 2021」第12節:REJECTが無敗CAGに大金星/Sengoku激闘制しAPAC入替戦へ
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Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー6シーズン2「オペレーション・ノーススター」が進行中。国内競技シーンでは「Rainbow Six Japan League 2021(RJL)」第12節の全4試合が行われました。

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「RJL 2021」第12節の結果

7月24日と25日に行われた、「Rainbow Six Japan League 2021(RJL)」第12節の結果は以下のようになりました。各試合の配信ログはレインボーシックス シージ 日本公式チャンネルでご覧いただけます。

rjl12
第12節終了時点の順位表。Liquipediaより
  • ランキングの見方
    • 全体1位のチームは、来年のAPAC Northリーグへの入れ替え戦に出場
      • (既にAPAC Northに参加している場合は順次繰り下げ)
    • 1位から5位のチームは来季RJLの出場権獲得
    • 6位から8位のチームは来季RJLの入れ替え戦に出場

REJECTは好機活かしCAGに勝利

Rainbow Six Japan League 2021 【第11節 Day1】

RJLも残り3試合。今節も価格.com GGShibuyaにてパブリックビューイングが行われた中、最初に首位CAGと5位REJECTの対戦が見られました。

CAGは勝利すれば優勝が決定。それもリーグ12戦無敗優勝という栄えある成績を、RJL1年目の歴史に飾るチャンスが訪れました。

対するREJECTも後半戦はここまで4戦3勝。ランキング下位の3チームに対して優れたパフォーマンスを維持しており、第1マップ「領事館」でもCAGから積極的にポイントを奪いに行きます。

攻防ともにTadaniki選手が良い立ち回りを見せていたREJECTでしたが、善戦という印象とは裏腹に、ラウンドスコアは徐々に差が開いていきます。気が付くと2-7で第1マップが終わっており、押されつつも肝心なところでは譲らないCAGの手堅さが際立ちます。

第2マップは「ヴィラ」での戦い。このマップでは振るわなかったオールラウンダーのAnitun選手に変わって、Gatorada選手やAyagator選手が活躍しスコアは7-4。この瞬間にCAGの無敗優勝が決定したかに思われました。

しかしここで、運営側から突然のタイムアウトがかかります。協議の結果、CAGはRJLルールにおける使用禁止スキンを使っていたことが明らかになり、優勝決定から一転、まさかの反則判定を下されてしまいます。CAG側に悪意はなく、競技シーンで使用可能なスキンの規定が、国内リーグのRJLと国際リーグAPAC Northとで若干異なっていたこととが原因だったようです。

この場合はマップそのものを失うルールであるため、「ヴィラ」はREJECTが7-0で勝利という形に。こうしてマップスコア1-1となり、試合は第3マップ「オレゴン」へと続きます。

不本意なミスにより優勝は次節以降に持ち越しとなったCAGの隙を、REJECTは逃しませんでした。年に一度あるかないかの大チャンスに乗じたSolty選手が、攻防合わせて14キルという気合いの入った立ち回りを見せ、ラウンドスコア7-5でCAGに勝利。全体スコア2-1となり、REJECTはこれまで無敗を維持してきたCAGから勝ち点を奪い取ることに成功しました。

SengokuとGUTSの好勝負に注目集まる

第12節の最後はSengokuとGUTSの試合となりました。Sengokuはここで勝利すれば来年度のAPAC Northへの入れ替え戦出場権を獲得できるため、既にAPAC Northに所属しているGUTSとの戦いを通じ、アジアレベルの戦いができることを証明するときが来たと言えます。

https://twitter.com/Rainbow6JP/status/1419230054983213058?s=20

試合は予想通り、第1マップ「オレゴン」から過酷なシーソーゲームとなりました。互いにリードを許さないままラウンドスコア5-5となり、第1マップから早くもオーバータイム突入の予感がしましたが、このマップではSengokuのA1kyan選手が冴えを見せ、ここからSengokuは2ラウンド連取。7-5でオレゴンを制覇します。

第2マップの「クラブハウス」でも、SengokuのRamu選手やGUTSのYura選手といった両チームのフラッガーの活躍もあって、試合はオーバータイム最終ラウンドにまでもつれこみます。

この最終ラウンドでは両チームともに丁寧に進める展開となり、タイムアップ間際で一気にキルログが流れる形になりました。しかし紙一重の差でGUTSが生き残り、8-7で勝利。白熱の上位対決は視聴者の期待に応えるように第3マップへと突入します。

第3マップ「山荘」でも、両チームともに譲らず3-3で折り返し地点を迎えます。しかし先に6-5とマッチポイントを取ったのはやはりSengokuでした。Sengokuはここでタイムアウトを取り入念に打ち合わせると、次の防衛ラウンドでは今まで見せてこなかったClash(クラッシュ)を投入。GUTSに対処を迫ります。

最後はSengokuがこの防衛を成功させ、ラウンドスコア7-5。最終マップスコアは2-1。3マップで合計39ラウンドにも及んだこの戦いは、わずかな差でSengokuが勝利しました。シージ部門が再結成されてから約2年の月日を経て、Sengokuは2022年度のAPAC North出場に向けて、年度内に行われる入れ替え戦への出場を確定させました。

第12節のその他の試合を見ていくと、FAVとEVA:eの試合では、両チームともゲーム内の不具合に苦しめられながらも2-0でFAVがしっかりとした勝利。NORTHEPTIONとLstの一戦は、前節からLstに加入したOkOmEsH選手が最年少ながらチームをけん引する活躍により、2-1と勝利をおさめています。

第13節マッチアップ

8月は夏期リーグの総まとめとなる世界大会シックスメジャーがメキシコを舞台に開催されるため、次回RJL2021第13節は9月11日と12日に行われます。

首位キープするCAGは優勝決定をかけてGUTSと対戦。次こそ2021年度のチャンピオン誕生となるのでしょうか。好調続くREJECTはSengokuに挑戦。LstはFAVの2位浮上の可能性を阻止できるか。そして2勝10敗のEVA:eは、勝敗数を同じくするNORTHEPTIONとともに、次に向けてのリーグの締めくくり方を模索したいところです。

Rainbow Six Japan League 2021【第12節 Day2】 8-46-24 screenshot
第13節の日程とマッチアップ
  • 9月11日
    • CYCLOPS athlete gaming vs GUTS Gaming
    • REJECT vs Sengoku Gaming
  • 9月12日
    • Crest Gaming Lst vs FAV gaming
    • EVA:e vs NORTHEPTION

RJL 2021の各試合は以下のサイトでご視聴ください。

Source: X-MOMENT

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