『エーペックスレジェンズ』のリードゲームデザイナーが突如解雇、2007年の差別発言発掘により

『エーペックスレジェンズ』のリードゲームデザイナーが突如解雇、2007年の差別発言発掘により

Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではシーズン10「エマージェンス」が進行中。一方、このゲームの開発における重要な役職であるリードゲームデザイナーのDaniel Klein氏が、過去のブログでの差別発言を問題視され、8月11日に解雇処分とされていたことが明らかになっています。

APEXのリードゲームデザイナーが突然の解雇

Daniel Klein氏は『エーペックスレジェンズ』のリードゲームデザイナーとして、RedditやTwitterなどでも頻繁に発言し、プレイヤーと意見交換をしていた人物です。

彼はコミュニティ内でも、物議を醸すようなバランス・アップデートが決定した際には、その背景にあるメタゲーム的な事情やデータにもとづいた解説を添えることで知られていました。最近でも、ピック率の低さで知られるワットソンがなかなか強化されない点について、「実はワットソンは勝率が高いレジェンドであり、むしろ弱体化が必要」という意見を述べ、その是非については国内外のコミュニティでも大激論となっていました。

そんなKlein氏ですが、日本時間8月11日の時点でRespawnを退社したことが明らかになっています。DEXERTOが報じたところによると、背景にあるのは2007年に彼が投稿したブログで、そこには女性やアフリカ系の人々に対する差別とみなせる発言が記載されていたそうです。数名のプレイヤーによって発掘されたこの文章がエーペックスコミュニティ上で拡散され、問題視されたことにより、Respawnの親会社であるEAからも解雇を言い渡されたとのことです。

なおVERGEによると、Klein氏は2018年にライアットゲームズに勤務していた際にも、性差別的な言動が問題視され同社から解雇を言い渡されており、今回が2社続けての舌禍による退社となっています。

元同僚は擁護、コミュニティでは喜びの声も

2007年当時の文章を2021年に問題視されたことについては、Respawnの元同僚から擁護の意見が寄せられています。

エーペックスのコミュニティディレクターであるRyan K. Rigney氏はツイートを通して「2007年の物事が2021年のその人にまで反映されているとは思えない。人は成長するものだ」とつづっており、コミュニティの一部で見られているKlein氏の「性暴力疑惑」についても、根拠がないと非難しています。

一方のエーペックスコミュニティでは、今回のKlein氏の解雇をめぐって何百件ものコメントが寄せられています。Rigney氏と同様に、「2007年の文章を理由に解雇処分に追い込むのはやり過ぎである」といった見方もあれば、上述したワットソンの議論も含め、「バランスデザイナーとして適切な能力調整ができていないのだから、過去の発言とは関係なくいずれ解雇されても仕方が無かった」という見方もあるようです。また、彼の解雇を喜び、ミーム画像などで祝福している方も見られます。

バランスデザインに関して言えば、シーズン10で地上アイテムとして復活したプラウラーが、アップデート後一週間で早くも弱体化されています。新コンテンツの緊急ナーフはシーズン9に続き2シーズン連続であり、来週にはさらに新レジェンド・シアへの調整も告知されていることから、ユーザー満足度の面でもリードゲームデザイナーであるKlein氏の責任を問う声は少なくないようです。

今後のバランス調整はどう変わる?

Klein氏のツイッターアカウントでは、既にそのプロフィールからリードゲームデザイナーの役職名が削除されています。

空席となったリードゲームデザイナーの後任については不明ですが、Klein氏の退社により、今後のレジェンドや武器のバランス調整、その方針がどう変化していくのかには注目していきたいところです。

コミュニティでは冗談交じりに「ワットソンの強化が確定した」と語るプレイヤーもいますが、実際には今後のアップデートについて具体的なことは何も分かっていません。先日のハッキング問題に引き続き、エーペックスの2021年後半は、ゲーム外の部分での混乱に見舞われる苦難の時期となることが懸念されます。

基本プレイ無料FPS『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の配信日は2019年2月5日で、対象機種はPlayStation 4 / PC(Origin, Steam) / Xbox One / Switch。モバイル版準備中

Source: DEXERTO

コメント

  • Comments ( 27 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By 匿名

    ブリザードという超絶凄まじい案件が出た直後のタイミングに掘り返されたらそりゃそうなるわなぁ

  2. By 匿名

    10年以上前の話が掘り返される点は同情するがリードゲームデザイナーとしての調整や発言には不満しかないんで可哀想には思えないな

  3. By 匿名

    これで環境が少しでも良くなるか、
    リードデザイナーがやめたところで・・・となるか
    更にひどくなるか、どっちに転ぶのやら

  4. By 匿名

    ユーザーとしては、差別発言なんてクソほどどうでもいい。
    ちゃんと調整もできない、ユーザーの意見を拾えていないリードゲームデザイナーなんていらないってこと

  5. By 匿名

    実際は過去の発言が一番の理由ではないやろなぁ

    • By 匿名

      そうであってほしいわ

    • By 匿名

      具体的な発言内容見ればわかるけど売り言葉に買い言葉とかそういうレベルの内容じゃないからな
      まともなゲームバランサーでも解雇されてる

  6. By 匿名

    2.3年どころか14年も前かよ
    本当にさ、五輪の時も23年前の〜とかあったけど、度が過ぎてるわ
    全く暇な人達はどこまで粗探しすれば気が済むのか

    • By 匿名

      そりゃ暇だからどこまでも粗探しするだろうよ時効でもない限り
      暇人なめちゃいかん

    • By 匿名

      小山田の件は当然の結果だろ
      よく知りもしないで「度が過ぎてる」なんてよく言えるな

      • By 匿名

        ちゃんと読めや、まともに文字読めないのによく言えるな

        • By 匿名

          どう読んでも「過去の問題発言と社会的責任を天秤にかけて測れないクソガキ」のようにしか見えないが
          反論あるなら真っ当に反論すれば?

          • By 匿名

            誰も小山田の話なんかしてないだろ?ってことだろ
            勝手に勘違いして挙げ句の果てによくも知らないでとか言い出して、自分が一番知らないんじゃんw

  7. By 匿名

    これはGJ

  8. By 匿名

    元々Riotでも酷かったからな。前にここにDZKは辞めろって書いたけど、実際辞めてくれて良かった。本当に嘘ばっかりだったし、調整のセンスはゼロだった。プロ達からも凄く嫌われてたのも納得たわ。
    8/7のレジットのAMAでいなくて、あーこれなんかあったなって思ってたわ。
    実際には8/6には解雇処分言い渡されてた。過去の発言もあるけど、バランサーとしての能力不足でコミュニティから辞めろってサブが何千もアップボートされてて、EA上層部が事態を重く見たんだろうな。EAの開発者がシアのデザインはおかしいって言ってたくらいだったからな。

  9. By 匿名

    プレイヤーとしてはエアプ丸出しで調整するデザイナーが1人減って喜ばしいところ
    普通に考えると、過去の発言はどれだけ時が離れても発言自体は事実で社風に反してる
    特にapexなんて、キャラデザ自体がLGBTや人種の差別問題にガッツリ取り組んでるんだから、文句言えないでしょ
    むしろいままでよく表だって発言できたなと思う

    • By 匿名

      プレイヤー代表みたいな面するのやめてください

      • By 匿名

        >プレイヤー代表みたいな面するのやめてください
        いいね

      • By 匿名

        君にとっては残念かもしれないが、これが大多数の意見だよ

      • By 匿名

        事実なんだよなぁ…

  10. By 匿名

    調整を不満に思ったユーザーが過去の発言を掘り起こしてなんとか退陣させようとしたんやろな感

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