Sledgehammer Gamesの『Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)』では日本時間9月8日、マルチプレイヤーモードの全貌が公開されました。EAA!!でもベータ版『CoD:V』の先行プレイで確認できたマルチのロードアウトについて、メイン武器や各種の装備品、PERKやキルストリークまで一挙に紹介していきます。
※以下で紹介するコンテンツはすべてベータテスト段階のものであり、リリース版とは仕様などが異なる可能性があります。
『CoD:ヴァンガード』ベータ・マルチのロードアウト詳細
CoD:V メイン武器
- アサルトライフル
- STG44
- ITRA BURST
- バー
- NZ-41(レベル24でアンロック)
- VOLK(レベル30でアンロック)
『CoD:V』の初期武器となったのは、アサルトライフルの始祖の一つとされるドイツ製ライフルStG44と、ゲーム内ではITRA BURSTと呼ばれるイタリアのバースト発射機能付き自動小銃ブレダPG。そしてBARの略称でおなじみのブローニングM1918。これらがそれぞれ近距離、中距離、長距離向けの標準ARとなるようです。
さらにレベル24になるとチャールトン自動小銃ことNZ-41が。レベル30ではVOLKという、ドイツ軍のいわゆる国民突撃銃(Volkssturmgewehr)がモデルの武器がアンロックできます。
- サブマシンガン
- M1928
- STEN
- MP-40
サブマシンガンの初期ラインナップは、「トミーガン」の呼び名で知られ、装弾数の多さ(5+45発)とリロード時間の長さがトレードオフとなっているM1928。火力が高いものの扱いにくいイギリス製のSTEN。そしてバランス型のドイツ製MP-40という構成です。
- ショットガン
- REVOLVING SHOTGUN
- AUTO-LOADING SHOTGUN
ショットガンの初期武器は2種。リボルバー機構のものとセミオート機構のものがそれぞれ登場します。どちらも通称になっていますが、実銃では前者は1920年に製造されたドイツのBeckerショットガン。後者はブローニング・オート5がモデルと思われます。
- ライトマシンガン
- MG42
- DP27
- BREN
LMGのエントリー武器は、まずドイツのMG42。威力は低めですが装弾数5+120発の製圧力が魅力。ソ連のDP27は中間的な性能。そしてブレンガンことイギリスのBRENは弾速、装弾数(5+25発)で最も劣るものの、3種の中では最も威力が高いLMGです。
- マークスマンライフル
- M1 GARAND
マークスマンはベータの時点では一種類で、M1ガーランドが登場。ゲーム内の説明にもあるように、中距離から長距離で2発キルが狙えます。
- スナイパーライフル
- 3-LINE RIFLE
- KAR98K
スナイパーライフルは2種。1つはモシン・ナガンがモデルと思われる3-LINE RIFLE。体のどこに当てても一撃で仕留める威力がありますが、一方で最重量武器で取り回しに時間がかかります。もう1つはドイツ製Kar98k。こちらは相対的に扱い易いSRとしてデザインされているようですが、速度や命中率でモシン・ナガンに劣ります。
『CoD:V』では『BOCW』に引き続きガンスミスモードを採用。武器によって最大で10種類のアタッチメントを装着し、自分にとって最も使いやすい愛銃を製作することができます。
CoD:V サブ武器
- ハンドガン
- MACHINE PISTOL
- RATT
- 1911(レベル22でアンロック)
- ランチャー
- M1 BAZOOKA(レベル21でアンロック)
- PANZERSCHRECK(レベル28でアンロック)
- 近接武器
- FS FIGHTING KNIFE
ハンドガン3種はすべて通称になっていますが、それぞれドイツのモーゼルC96、ソ連のトカレフTT33、アメリカのコルトM1911がモデルと思われます。マシンピストルは反動の大きさがデメリットながら、メイン武器のように運用できるためベテランプレイヤーにおすすめの強サブウェポン。RATTは連射力に優れており、1911はメイン武器の補助役として無難な、クセのないハンドガンとなっています。
ランチャー系ではM1バズーカと、パンツァーシュレックが登場。近接武器はベータ時点ではナイフのみとなっています。
CoD:V タクティカル・リーサル
- タクティカル
- M18スモークグレネード
- NO 69スタングレネード
- MK Vガス
- スティム(レベル25でアンロック)
- Sマイン44(レベル35でアンロック)
シリーズおなじみのスモークやスタンと並んでいるMK Vガスは、敵の視界をぼやけさせ、移動速度を低下させるというタクテイカルです。スティムは興奮剤で、タクティカルダッシュが可能になります。Sマイン44は設置型のタクティカルで、敵が近づくと爆発します。
- リーサル
- MK2フラググレネード
- ガモン手榴弾
- モロトフ
- 爆破薬(レベル23でアンロック)
- テルミット(レベル29でアンロック)
- 投げナイフ(レベル41でアンロック)
ガモン手榴弾は、着弾時に爆発するいわゆるインパクトグレネード。爆破薬は任意の場所に設置して遠隔操作で起爆する爆薬。テルミットはモロトフのような燃焼爆薬ですが、オブジェクトの表面に付着させることができます。投げナイフは回収が可能なリーサルで、使いこなせば非常に強力です。
CoD:V PERK
- PERK1
- ゴースト:移動中に敵の偵察機などで探知されなくなる
- フォーティファイド:爆発ダメージ軽減。自動回復のデバフ軽減
- 秘密裏:敵からの発見を回避するための訓練。透視を無効化
- サバイバルトレーニング:スタン耐性を最大化。ガスを無効化
- PERK2
- ハイアラート:視野の外側から敵に見られると、視野が振動する
- レーダー:消音されていない武器を使った敵の位置をミニマップに表示
- フォワードインテル:ミニマップ拡大。敵の増援がミニマップに表示される
- TRACKER(レベル23でアンロック):敵が足跡を残す。敵の死亡位置にマーカーを表示し、自分が倒した敵の死亡場所ではマーカーを非表示
- PERK3
- DEMOLITION:追加のリーサルを所持できる。リーサルの投擲軌道を表示する
- ダブルタイム:タクティカルダッシュの持続時間が倍に。しゃがみ時移動速度が30%上昇
- タクティシャン:タクティカル装備を30秒ごとに補充
- オーバーキル(レベル27でアンロック):メイン武器を2つ携行可能
『CoD:V』でもPERKが登場。過去のシリーズでもおなじみのものから一風変ったものまで、3セット12種類の中から組み合わせられます。
CoD:V フィールドアップグレード
- フィールドアップグレード
- サプライボックス:自分とチームメイト用の弾薬と装備が入った箱を投下
- アーマープレート(レベル27でアンロック):ボディアーマーを装備
- ゴリアテ:遠隔操作可能な小型と爆薬付車両
- フィールドマイク(レベル9でアンロック):近くの敵の動きをミニマップに表示
- デッドサイレンス(レベル21でアンロック):一時的に足音を抑える
『CoD:AW』や『CoD:モバイル』に同名装備のあるゴリアテですが、『CoD:V』ではドイツ軍が第二次大戦で実際に使用していた戦車型の遠隔爆弾として登場します。スピードは遅く段差も苦手ですが、前方の偵察には役立つでしょう。
デッドサイレンスは作品によってPERK枠とフィールドアップグレード枠を行き来していますが、『CoD:V』ではフィールドアップグレードとして登場します。
CoD:V キルストリーク
- 3キル
- インテル:一定時間使用者の周りにパルスを複数回発し、ミニマップ上に敵の位置を表示する
- 4キル
- ケアパッケージ:いずれかのキルストリークをランダムに取得できる
- 偵察機:敵の位置を味方のミニマップに表示させる
- カウンター偵察機:敵のミニマップを妨害する
- 5キル
- 滑空爆弾:敵に向けて誘導できる爆弾を投下
- デスマシーン:炸裂弾を装填した機関銃。弾薬を使い切るまではデス後も継続
- 迫撃砲:フレアキャニスターを投げてエリアをマークし、迫撃砲で集中砲火させる
- 7キル
- ウォーマシーン:セミオート式グレネードランチャー。弾薬を使い切るまではデス後も継続
- 9キル
- フレイムノート:燃料無制限の火炎放射器と防護服を装備。デスで解除
- 10キル
- 軍用犬:近くの敵を一定時間攻撃する軍用犬の群れを呼び出す
キルを重ねることで使用可能になるキルストリークも、第二次大戦ならではのラインナップ。5キルのデスマシーン、7キルのウォーマシーン、9キルのフレイムノートはいずれも強力。10キルストリークでは軍用犬を呼び出すことができます。
CoD:V アーリーアクセス・オープンベータ日程
『CoD:V』を予約購入した方が参加できるアーリーアクセスと、誰でも参加できるオープンベータは現地時間9月10日より順次スタート。詳細な日程は以下の通りになっています。
- WEEKEND 1(PS版限定)
- 現地時間9月10日~13日:PS版アーリーアクセス
- WEEKEND 2(クロスプレイベータ)
- 現地時間9月16日~17日:Xbox版、PC版アーリーアクセス。PS版オープンベータ
- 現地時間9月18日~20日:全プラットフォームでオープンベータ
CoDシリーズをこれまで長らくプレイしてきた方も、『CoD:V』で初挑戦となる方も、今のうちにどんなロードアウトを設定するか検討し、ぜひ先行プレイにご参加ください。
- タイトル:Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)
- 発売日:2021年11月5日
- 対象機種:PS5 / PS4 / PC / Xbox One / Xbox Series X | S
コメント
コメント一覧 (9件)
祝!フィールドアップグレードへデッサ復活!
UI使い回しって言ってるけど、Vanguard自体にWarzone入るって話なんだから統一させるのは当たり前じゃないの?
太平洋も出るの確定なくせに日本武器0なのか...
マルチPVで出ていた日本刀しかないんじゃないの?
銃器の大半は戦後米軍の代用で使われたし代用前で十分じゃね?
UIほとんどMWの使い回しで草
同じゲームエンジン使ってるんだし当然だろ。
ゲームエンジンが同じ事で似通うのはグラフィック表現だから
UIデザインは関係ないよ。
今回のはMWから機能の改善もデザイン刷新もしてない手抜きに見える。
プレイ動画上手くて良いけどナメプし始めてガン萎え
自リスで空に向かって炎撒き散らす事に何の意味が有るの?レーダー映ってるんだよね?アレ
イキって煽りたいなら全力でやれば?死体撃ちしまくるとか
オーバーキルとゴーストがまた併用できるってのが怖いな…
ストリークはどうやら普通のキルストに戻るみたいでとりあえずCWみたいに根本から壊れてるってことはなさそうだな…
そもそもキルストがスコストになった理由考えたら通常のキルストになるのも過去作からの退化みたいなもんなんだが
如何せん前作CWのスコアリングとストリークが歴代ワースト級だったせいでこれでも一安心ってとこかね