Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー6シーズン4「オペレーション・ハイキャリバー」のテストサーバーが進行中。シージ競技シーンでは、年に一度開催される最大の世界大会「シックスインビテーショナル2022」の概要が発表され、同時に12月から行われる各地の予選へのエントリーがスタートしています。
「S.I. 2022」イベント概要&予選情報が公開
「シックスインビテーショナル(以下SI)」は、『レインボーシックス シージ』のeスポーツ競技シーンでも最大規模を誇る年に一度の世界大会で、2022年に開催される「SI2022」は、現地時間2月8日よりカナダ・モントリオールにて開催されます。
フランス・パリでの変則開催となった前回「SI2021」から、再びシージ開発スタジオのあるモントリオールの街に戻ってきた形ですが、残念ながら今回も無観客開催となることが合わせて発表されています。
一方では公式サイトによると、無観客が前提ながら一部観客を収容できる可能性についても説明されており、新型コロナウイルス感染症のパンデミックをめぐる同国の状況を2022年1月内に再調査した上で、その結果を発表するとしています。
2週間近くにもわたって開催されるSI2022には、世界のベストチーム20チームが出場予定です。このうち16チームには、2021年の公式リーグ戦およびメジャートーナメントの結果を反映したグローバルランキングの上位16チームが招待されることとなっており、残り4つの出場枠は、年末から2022年1月にかけて世界各地で行われる予選大会によって決定されます。
APAC予選エントリー受付中
APACに割り当てられている1つの出場枠をかけて、12月より以下の日程でインビテーショナル予選が行われます。この予選を勝ち上がることで、プロ・アマ問わずすべての日本チームにもインビテーショナル出場のチャンスがあります。
以下は日本チームが含まれる、APAC地域での予選開催情報です。
- 予選フェーズ1:オンライン・オープン予選(南北それぞれ)
- 日程(すべて現地時間):
- APAC South:12月4日、5日
- APAC North:12月11日、12日
- フォーマット:
- オンライン開催
- Bo1、シングルイリミネーション方式
- セミファイナルおよびグランドファイナルはBo3
- 南北それぞれのオープン予選で優勝した1チーム、計2チームがフェーズ2へ進出
- 配信:北米公式からの配信はなし。追加情報および国内での配信情報は、各国シージeスポーツ公式または各国内コミュニティより連絡
- 日程(すべて現地時間):
- 予選フェーズ2:オフライン・クローズド予選
- 日程(現地時間):2022年1月8日、9日
- フォーマット:
- 無観客オフライン開催。会場は後日発表
- フェーズ1を勝ち上がってきた2チームに、グローバルランキング17位以下かつSI2022への出場権を有していないAPAC上位2チームを招待枠として加えた、計4チームによるトーナメント。
- 配信:北米公式Twitchチャンネルより配信あり。出演者、および日本語配信については未発表。
追記:レインボーシックス日本公式より、フェーズ2は以下のチャンネルで配信されることが発表されています。
(追記ここまで)
今回の予選フェーズ2は、無観客オフライン開催であることに注目です。会場はアジア圏内であることが予想されますが、果たしてどこで開催されるのでしょうか。
また、予選フェーズ2への出場が確約された招待チームにも注目です。Liquipediaに掲載されている非公式グローバルランキングによると、まず世界18位の日本チームCYCLOPS athlete gamingが、予選フェーズ2にストレートインすることが分かります。残りの1枠については、シンガポールチームInvictus GamingとオーストラリアチームKnightsが同率24位と並んでいますが、2021年リージョン・ステージのタイブレークルールにより、直接対決を多く制したKnightsがこの出場枠を獲得しています。
また、同じく非公式ながら、Liquipediaではこの予選フェーズ3は全試合Bo3のダブルイリミネーション形式で、グランドファイナルのみBo5で行われることが記載されています。
予選フェーズ1へのエントリーは、こちらのページで既に受付がスタートしています。受付締切は現地時間2021年12月10日午後11時59分まで。年に一度のインビテーショナル出場を目指し、トップリーグのプロチームのみならず、頂点を目指して奮闘中のチームも、ぜひこの予選にチャレンジしてみてください。
Source: R6S Esports Official
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