Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』では現地時間2月8日よりシーズン12「デファイアンス」がスタート。2月4日には米紙ワシントン・ポストに開発スタッフのインタビューが掲載されており、その中で今後はエーペックスと他作品とのクロスオーバーが行われる見通しが語られています。
他作品とのクロスオーバーに前向き
リリース3周年の節目を迎えつつあるエーペックスでは、2021年にファッションブランドのMARKETとのコラボや、モンスタービバレッジ社のモンスターエナジーとのコラボなどが開催されていました。
しかしその一方、他社の映画やアニメ、ゲーム作品とのコラボやクロスオーバーはまだ行われていません(同じEAが手がける『スター・ウォーズ』のゲームからは、モチーフアイテムが過去に配布された)。2021年には『フォートナイト』や『コール オブ デューティ』シリーズ、『レインボーシックス シージ』など、他社の人気FPSが次々に驚きのコラボを開催していたのを見ると、エーペックスでこの手のイベントに縁が無かったのはむしろ意外とも言えます。
この点について、現地時間2月4日付で米紙ワシントン・ポストに掲載されたインタビューの中で、RespawnのゲームディレクターSteven Ferreira氏が、IPとしてのエーペックスの今後の展開について、興味深い話をしています。
「何らかの形で実現」
インタビューでは、2021年に行われたMARKETとのコラボについても触れているのですが、エーペックスと他社とのさらなるコラボレーションを行う可能性について尋ねられたFerreira氏は、以下のように回答しています。
Ferreira「この3年間で成長したことのひとつに、私たちが作り上げたユニバース(作品世界)があります。そして恐らく、私たちが驚いたことのひとつは、ゲームがリリースされてからプレイヤーがどれだけこのユニバースと、私たちのつづった物語に関心を寄せてくれているかということです。
ですので、これをさらに広げる方法を見つけることがいつも第一の関心事になっています。自分たちのユニバースを足場にして、そこからさらなる探索をしていくのです。ミッドシーズンイベントなどは、レジェンドたちが築いてきた物語のコアから少し離れた、息抜きのコスチュームパーティーのような位置づけですが、私たちはこういう自由さが好きなんです。プレイヤーだけでなく、開発チームにとっても新鮮なので。
他のユニバースとのクロスオーバーという点では、何らかの形でそれを実現する機会があると思います。なので今後は、そういったものがいくつか登場するでしょうし、その種のパートナーシップを拡大していくことになると思います」
このようにFerreira氏は、他作品とのクロスオーバーに前向きであることを述べています。3周年を迎えたエーペックスに他作品のキャラクターが客演する、またはレジェンドたちが他の作品に出張するとしたら、可能性としてはどんな作品と関わり合うことになりそうでしょうか。今後の発表を期待したいところです。
Source: The Washington Post
コメント
コメント一覧 (1件)
Apexはせっかく良い世界観を作れてるので、フォートナイトとかでやってるような安っぽいコラボなんかはやめた方がいい。
そんなことをやっても、結果的に作品の寿命を短くするだけ。