昔から言われていたことですが、ある程度立証されてしまったようです。
Sledgehammer Gamesの『Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)』では「シーズン2」が進行中。日々さまざまな話題で盛り上がっているCoDコミュニティですが、普段ここで使われている言葉の数々は、他のコミュニティと比較してみると、かなりネガティブなもので溢れているのかもしれません。
コミュニティの「言葉遣い」の良し悪しを調査
普段TwitterなどのSNSを使用している方の多くは、ゲームや音楽といった1つのジャンルだけでなく、マンガやアニメ、スポーツなど複数のコミュニティに顔を出していると思われます。
そこにいる人々に共感できるからこそ、そのコミュニティに関わっているのでしょうが、たまに他のコミュニティが起こした事件のツイートなどが流れてくると、そこは自分が所属しているコミュニティと比べて乱暴な言葉が多かったり、全体的に雰囲気が違うと感じるときがあるはずです。
SNSに無数にあるコミュニティの間では、どのくらい参加者の言葉遣いに違いがあるのでしょうか。Wordtipsは特に人口が多く活気づいているコミュニティを調査し、そこで使われている単語を分析することで、「どのコミュニティではポジティブな単語が多く、逆にどこがネガティブな言葉に溢れているのか」というテーマでランキングを発表しました。
対象となったのは、ゲームの『どうぶつの森』シリーズや、アーティストのZayn Malikなど、カテゴリーを問わず抜粋した186の大きなコミュニティで、そのうち特徴的だった50のコミュニティが今回のランキングにまとめられています。
「ゲーム」カテゴリーのランキングは、以下のようになっています。
- ネガティブな単語が多いコミュニティ
- 1位:『コール オブ デューティ』シリーズ
- 2位:『モータルコンバット』シリーズ
- 3位:『ソニック』シリーズ
- 4位:『WWE 2K』シリーズ
- 5位:『ボーダーランズ』シリーズ
- ポジティブな単語が多いコミュニティ
- 1位:『ディアブロ』シリーズ
- 2位:『Pro Evolution Soccer』シリーズ
- 3位:『ポケモン』シリーズ
- 4位:『モンスターハンター』シリーズ
- 5位:『ボーダーランズ』シリーズ
具体的な調査方法は、そのコミュニティで話されている1000単語をピックし、そのうちポジティブな単語とネガティブな単語がどれだけあったのかを分析するというもので、それぞれ多い順にベスト5(ワースト5)に並べています。
CoDシリーズのコミュニティは、今回の調査で見事に「ネガティブな単語が多いゲームコミュニティ」1位に選ばれてしまったようです。海外CoDコミュニティの人々がツイートする言葉を1000個抜き出すと、そのうち184個がネガティブな言葉になっているそうですが、日本のプレイヤーの方々にも心当たりはあるでしょうか。
CoD民の言葉遣いの悪さは全カテゴリー合算でも2位(画像は下に掲載)となっています。しかし、普段からCoDコミュニティの罵詈雑言に慣れている方々は、ある意味「ここより言葉遣いの悪い場所は無い」と安心できるかもしれません。
逆に、人々を励ますポジティブな言葉に溢れているのが『ディアブロ』コミュニティだそうです。販売元はCoDシリーズと同じActivision Blizzardなのが興味深いギャップですが、ディアブロプレイヤーの方々には、実際どのくらいコミュニティの居心地が良いのかを聞いてみたいところです。また、『ボーダーランズ』がポジティブとネガティブの両方にランクインしているのは、そのゲーム性ともマッチしており面白い点です。
全カテゴリーで見ていくと?
ゲームに限らず、アニメやアーティストなどの全カテゴリーを合算させたランキングを見てみると、CoDコミュニティは前述したように全体2位の言葉遣いの悪さですが、さらに悪いところがあるようで、全体1位はアーティストのRihannaのファンコミュニティでした。
その他、人気アニメ・マンガ作品のファンコミュニティも、言葉遣いが悪いとされているようです。これは若年層の占める割合が他より高かったり、引用されるキャラクターのセリフ回しとも関係がありそうです。
「言葉遣いの良いコミュニティ」のランキングを見ていくと、こちらはダディー・ヤンキーとテイラー・スウィフトのファンコミュニティが同率2位です。全体的に見て、アーティストのファンコミュニティではポジティブな言葉がより多く使われる傾向にあるようで、ゲームコミュニティでは1位だったディアブロも、全カテゴリーで見ると評価がやや下がっています。他にも、中位層に仮想通貨のコミュニティが混じっているのも興味深いところです。
1位はイギリスのボーイ・バンド、ワン・ダイレクションのファンコミュニティでした。彼らの言葉を1000個拾うと、そのうち322個はポジティブな言葉になっているとのことですが、アーティスト関連については楽曲自体がポジティブな内容であることも一因なのかもしれません。
「CoDコミュニティで使われている言葉がとても悪い」ということになった今回の調査ですが、たとえ言葉遣いは悪くとも、気心の知れた仲間同志で集まっているうちは大きな問題はないでしょう。
皆さんは普段顔を出しているコミュニティに、どのくらい居心地の良さを感じているでしょうか。今回の調査はすべて英語圏のコミュニティを対象にしたものですが、普段から自分の周囲のネガティブな言葉が気になる方々も、今回の調査が新しいコミュニティを探す上で参考になるかもしれません。
Source: Wordtips
コメント
コメント一覧 (28件)
FPSなんてどんぐりの背比べと同じように民度自体終わってる。まあそれでも今はCoDよりApexの方がネガティブな印象だけどなアジア鯖だと
CoDとBFは何だかんだ言いながらみんなワイワイやってる感じ
今なんかまだいい方だと思う。MW2くらいの時期なんか特に酷かった記憶がある。一般ユーザーも実況者も皆言葉使い悪くて動画サイトに「暴言リンク」とかいう注意用のタグが作られるほどだった。
ヴァンガードやってるけど、時折VCでイキってるリアルキッズなのか脳みそキッズなのかわからん輩はいるけれど、頻度はそう多くはない
民度のいいFPS界隈などない
開き直って好き放題やってるカスも多くて悪循環
むしろBO2の様な時代ならともかく今は暴言VC使ってる奴の方が少ないな。MW、CW、Vやってるけどほとんど遭遇しない
アジア圏ならApexか虹6Sだと思うけど
真面目に考察すると今なら断然apexが民度低いわ、自分からバカみたいに凸ってノックされると暴言吐くやつよくいる
そもそも調査方法に問題はないのか気になる
fワードをネガティブとした時、確かにネガティブと捉える層もいるでしょう。
が、会話の中でポジティブに使われるスラングとしての面もあり、キチンと区分け出来てるのかな?
ある意味無敵のCOD民。
撃ち合い後に『挨拶』されたら、ちゃんと『挨拶』返せる良い子ばっかりですよ。
LOLが無いやり直し
死体撃ちが挨拶って言われるレベルだから当然っちゃ当然だなw
他のゲームでマナー悪い奴はCOD民とか言ってネタにされてるくらいだし仕方ないね