本日2022年4月28日、Blizzard Entertainmentは現在実施中の第1回『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』PvPベータテストのパッチノートを公開しました。その中から本記事では、ヒーローのバランス調整やリワーク内容について紹介しています。
本アップデート内容は『オーバーウォッチ2』PvPベータテスト限定で、現在の『オーバーウォッチ 』ライブ環境に影響はありません。新機能や新マップなどについてはこちらの記事をご覧ください。
CONTENTS
OW2 PvPベータテスト:ヒーローバランス調整
- ロール・パッシブ
- タンク
- 30%のノックバック耐性を付与
- タンクが受けたダメージと回復によるアルティメット・チャージを30%減少
- ダメージ
- 移動速度を10%増加
- サポート
- 1秒間ダメージを受けない状態が続くと、ライフを毎秒15自動回復
- タンク
- ライフの変更
- 一時的に与えられるシールドおよびアーマーは、特別な属性のない「追加ライフ」というライフプールに統合されます
- 追加ライフにダメージを与えても、アルティメット・チャージは溜まりません
- 初期状態で持っているアーマーは、受けるダメージを30%軽減します
- 初期状態で持っているアーマーは、従来の1ヒットあたり一律5ダメージ軽減ではなくなります
- 今後はアーマーのダメージ軽減は、時間経過によるダメージやビームを含む、すべての被ダメージに適用されます
- 「フェーズ」効果の変更
- フェーズ効果は今後、ザリアの“グラビトン・サージ”やシグマの“グラビティ・フラックス”の移動制限効果を受けるようになります
- 例:リーパーは“グラビトン・サージ”に巻き込まれても“レイス・フォーム”を使えますが、脱出することはできません
- メイの“クリオフリーズ”で、シグマの“グラビティ・フラックス”から脱出できないように変更
- ソンブラの“ハック”効果が、フェーズ効果により除去されるように変更
タンク
ドゥームフィスト
- 一般
- ダメージからタンクに変更
- 基礎ライフを250から450に増加
- “ライジング・アッパーカット”
- アビリティを削除
- “ハンド・キャノン”
- ダメージを6から5に減少
- 弾薬数の自動回復率を0.65秒に一度から0.4秒に一度に向上
- “ロケット・パンチ”
- 着弾ダメージを50 - 100から15 - 30に減少
- 壁に叩き付けた時のダメージを50 - 150から20 - 40に減少
- 最大チャージ時間を1.4秒から1.0秒に短縮
- ターゲットに命中させると、円錐形の広いエリアで判定が行われ、エリア内の追加のターゲットを巻き込んでノックバックさせる
- “パワー・ブロック”
- 新アビリティ2
- 防御体勢になり、正面から受けるダメージを90%減少する
- 100ダメージ以上をブロックするとガントレットがスーパーチャージ状態になり、次の“ロケット・パンチ”に以下の効果が追加される
- ダメージが50%増加
- 移動速度と移動距離が50%上昇
- 追加ターゲットをノックバックさせる効果範囲が2倍に拡大
- 壁に衝突したターゲットは、チャージ量に応じて追加で0.5 - 1.0秒スタンする
- “サイズミック・スラム”
- アビリティ2からアビリティ1に変更
- 狙った方向の空中にジャンプするように変更
- 着地時に広い弧を描くように衝撃波を発生させ、命中した敵に50ダメージを与えて移動速度を30%低下させる
- 空中または地上で発動しても、同じ挙動になる
- 敵を引き寄せないように変更
- コマンドを再入力することでキャンセル可能
- “メテオ・ストライク”
- 外周部の着弾ダメージを15 - 200から15 - 100に減少
- 中心部、半径1メートルの着弾ダメージは300から変更なし
- ノックバックを削除
- 追加で、ヒットしたすべての敵の移動速度を2秒間、50%低下させる
- 発動にかかる時間を1秒から0.5秒に短縮
D.Va
- 一般
- 基礎ライフを300から450に増加
- 基本アーマーを300から200に減少
- “フュージョン・キャノン”
- メイン攻撃中の移動速度低下を50%から40%に減少
- 武器の拡散を4度から3.5度に縮小
オリーサ
長年の戦闘学習と、エフィ・オラデレのたゆまぬ努力により、オリーサの精神と能力が進化しました。ヌンバーニの守護者として立派に成長した姿をご覧ください。
- 一般
- 基礎アーマーを200から250に増加
- 基礎ライフを200から250に増加
- “フュージョン・ドライバー改”
- 新メイン攻撃
- 素早く毎秒10発のプラズマ弾を発射するように変更
- 弾丸は発射された直後は大きく、飛距離が伸びるにつれて小さくなる
- ダメージの最大値は10.5で、35メートルの飛距離範囲で最小4まで減少
- 弾薬ではなくヒートメカニックを使用。
- 武器を発射すると温度が上昇し、撃つのをやめると冷却される
- 武器がオーバーヒートすると、強制的に熱を放出するため武器を3秒間使用できなくなる
- “エネルギー・ジャベリン”
- 新サブ攻撃
- 前方に槍を投げ、軌道上の最初の敵に当たる
- 80ダメージを与える
- 0.2秒スタンさせ、6メートルノックバックをさせる
- 敵がノックバック中に壁に衝突すると、さらに40ダメージを与え追加で0.3秒スタンさせる
- “フォーティファイ”
- 発動中は移動速度が20%低下するように変更
- 発動中はライフが125追加されるように変更
- 発動中は射撃による熱の発生が50%抑えられる
- 持続時間を4秒から4.5秒に延長
- “ジャベリン・スピン”
- 新アビリティ2
- 1.75秒間、オリーサが槍を高速で回転させ、飛んでくる飛翔物を破壊する
- 前方への移動速度が、発動中は60%、終了後2秒間は20%増加する
- 進路上にいる敵に、最大90ダメージを与え、連続でノックバックする
- “テラ・サージ”
- 新アルティメット・アビリティ
- 使用すると“フォーティファイ”と同様の効果を発動し、近くの敵を引き寄せ、最大4秒間チャージ可能な範囲攻撃を行う。最大チャージ時は225ダメージを与える
- チャージ中は近くに敵に少量の継続ダメージを与え、移動速度を30%低下させる
ラインハルト
- 一般
- 基礎アーマーを200から300に増加
- 基礎ライフを300から350に増加
- “ステッドファスト”
- タンクのロール・パッシブに置き換わる
- “バリア・フィールド”
- ライフを1600から1200に減少
- バリアの再生レートを毎秒200から144に減少
- “チャージ”
- 方向転換率を50%増加
- 手動でキャンセルできるように変更
- 壁に叩き付けた際のダメージを300から225に減少
- クールダウンを10秒から8秒に短縮
- “ファイア・ストライク”
- チャージを2つに増加
- ダメージを100から90に減少
ロードホッグ
- 一般
- 基礎ライフを600から700に増加
- “テイク・ア・ブリーザー”
- 最大回復量を300から350に増加
シグマ
- 一般
- 基礎シールドを100から200に増加
- “アクリーション”
- ダメージを70から100に増加
- “エクスペリメンタル・バリア”
- バリアの再生レートを毎秒120から100に減少
ウィンストン
- 一般
- 基礎アーマーを150から200に増加
- “テスラ・キャノン”
- 新サブ攻撃
- サブ攻撃を長押しでチャージし、離すと最大射程30メートルの電撃を放つ
- 最大50ダメージを与える
- 弾薬コストは最大20
- “バリア・プロジェクター”
- ライフを650から800に増加
- 持続時間を9秒から8秒に短縮
- クールダウンを13秒から12秒に短縮
- “プライマル・レイジ”
- アルティメットのコストを10%増加
レッキング・ボール
- 一般
- 基礎アーマーを100から150に増加
- 基礎ライフを500から550に増加
- “アダプティブ・シールド”
- 移動距離を8メートルから10メートルに増加
- ライフ獲得量をターゲット1人につき75から100に増加
ザリア
- 一般
- 基礎ライフを200から250に増加
- 基礎シールドを200から225に増加
- “パーティクル・バリア”
- チャージが2つになり、“バリア・ショット”と共有となる(クールダウンはチャージごとに10秒)
- クールダウンはバリアが切れた時ではなく、アビリティ使用時に即開始されるように変更
- 持続時間を2秒から2.5秒に延長
- “バリア・ショット”
- チャージが2つになり、“パーティクル・バリア”と共有となる(クールダウンはチャージごとに10秒)
- クールダウンはバリアが切れた時ではなく、アビリティ使用時に即開始されるように変更
- 持続時間を2秒から2.5秒に延長
- 同じターゲットには2秒開けないとバリアを付与できない
- “エネルギー吸収”
- 1秒あたりのエネルギー低下率を1.8から2.2に増加
ダメージ
アッシュ
- “B.O.B”
- ボブの基礎ライフを1200から1000に減少
バスティオン
- “自己修復”
- “A-36タクティカル・グレネード”に置き換わる
- “タンク・モード”
- “砲台モード”に置き換わる
- “アイアンクラッド”(パッシブ)
- アビリティを削除
- “偵察モード”
- ダメージを20から25に増加
- 連射速度を毎秒8発から5発に減少
- 武器の拡散を削除
- 弾薬数を35から25に減少
- “強襲モード”
- “セントリー・モード”から名称変更
- 移動速度が35%減少して移動できるように変更
- 持続時間6秒、クールダウン12秒に設定
- 発動中は弾薬無制限に変更
- 武器の拡散が2度で一定になり、撃つにつれて精度が上がらないように変更
- ダメージを15から12に減少
- “A-36タクティカル・グレネード”
- 新サブ攻撃
- 壁で跳ね返り、プレイヤーや地面に付着するグレネードを発射する。短時間のディレイ後に爆発し、最大130ダメージを与える
このアビリティは「自己修復」に置き換わるものですが、デフォルトでは「E」ではなく「サブ攻撃」に割り当てられます
- “砲台モード”
- 地面に固定され、最大3発の長距離砲弾を発射する
- この弾は広範囲に高いダメージを与えるが、距離減衰が大きい
- この砲弾は狙った場所の空中から真っすぐ落ちるが、それ以外は他の飛翔物と同じ扱いのため、アビリティでブロックまたは破壊することができる
ドゥームフィストの「メテオ・ストライク」に似た方法で真上から照準を定め、3発まで砲撃することができる
キャスディ
- “フラッシュバン”
- “マグネティック・グレネード”に置き換わる
- “ピースキーパー”
- サブ攻撃“ファニング撃ち”の連射速度を約7.5%増加
- “マグネティック・グレネード”
- 敵に付着するグレネードを投げる
- 敵から10メートル以内の距離から投げると、グレネードは自動的に照準付近の敵を追尾し、最大13メートルまで追跡する
- 直撃ダメージ1、爆発ダメージ65、グレネードが付着したターゲットに対して爆発時に追加ダメージ65、合計131ダメージを与える
- “デッド・アイ”
- 発動中に受けるダメージを40%減少
- 発動直後の2秒間はダメージが毎秒130増加し、その後は毎秒260増加する
- 持続時間を6秒から7秒に延長
- アルティメットのコストを10%増加
エコー
- “フォーカス・ビーム”
- 最大ダメージを毎秒200から175に減少
- “コピー”
- ターゲットの合計ライフ(ライフ、アーマー、シールド)の値をコピーする(最大300まで)
- 例:トレーサーを“コピー”するとライフが150になり、ラインハルトを“コピー”すると300になる
- ターゲットの合計ライフ(ライフ、アーマー、シールド)の値をコピーする(最大300まで)
ハンゾー
- “電光石火”
- ダメージを70から65に減少
ジャンクラット
- “スティール・トラップ”
- ターゲットの移動を完全に止めないように変更
- ターゲットの移動速度を65%低下させ、鎖の長さが最大に達すると壊れるようになる
- 引き続き移動アビリティの発動は阻止する
- ダメージを80から100に増加
- 弾速を10から17に増加
メイ
- “凍結ブラスター”
- 凍結のスタンを削除
- 時間経過で効果が高まるのではなく、即座にターゲットの移動速度を50%低下させるように変更
- 移動速度低下の持続時間を1秒から0.5秒に短縮
- ダメージを毎秒55から100に増加
- 弾薬数を120から150に増加
- “クリオフリーズ”
- シグマの“グラビティ・フラックス”の効果から脱出できないように変更
- “アイス・ウォール”
- 氷の柱のライフを400から250に減少
- 射程距離を35メートルから20メートルに短縮
- “ブリザード”
- コストを15%増加
リーパー
- “ヘルファイア・ショットガン”
- ダメージを弾1つにつき6から5.4に減少
- 武器の拡散を6度から8度に拡大
ソジョーン
- “レールガン”
- 命中するとエネルギーが充電される高速弾を放つ
- “レールガン“ - サブ攻撃
- 溜めたエネルギーを消費する高威力弾を放つ
- “ディスラプター・ショット”
- エネルギーバーストを発射し、範囲内の敵を捕捉してダメージを与える
- “パワー・スライド”
- 地面を滑走し、キャンセルすると高くジャンプする
- “オーバークロック”(アルティメット・アビリティ)
- 短時間レールガンのエネルギーが自動チャージされ、敵を貫通する弾丸を放つ
ソンブラ
- “マシン・ピストル”
- ダメージを8から7に減少
- 拡散範囲を10%縮小
- “ハック”
- クールダウンを8秒から4秒に短縮
- ライフ・パックをハックした時のクールダウン短縮を削除
- 発動時間を0.65秒から0.85秒に延長
- ライフ・パックのハック状態の持続時間を60秒から30秒に短縮
- アビリティ阻害の持続時間を5秒から1秒に短縮
- 8秒間、ハックした敵の位置が壁越しにチームメイトに表示される
- ハッキング中に中断されると、クールダウンが最初から発生するように変更
- ボブのスタン時間を5秒から2秒に短縮
- バティストの“イモータリティ・フィールド”をハックすると、破壊するように変更
- “ステルス”
- 再出現の時間を50%短縮
- 探知範囲を2メートルから4メートルに拡大
- “ステルス”を解除することなく“ハック”を使用できるようになるが、“ハック”発動中と発動後0.75秒は姿が見えるようになる
- “オポチュニスト”
- ハック状態のターゲットに与えるダメージが40%増加
- “EMP”
- ハック状態にするのに加え、現在のライフの40%をダメージとして敵に与えるように変更
- 基礎シールドに追加ダメージを与えないように変更
- 引き続きバリアには大ダメージを与える
トレーサー
- “パルス・ピストル”
- ダメージを6から5に減少
ウィドウメイカー
- “一般”
- 基礎ライフを175から200に増加
サポート
アナ
- “スリープ・ダーツ”
- クールダウンを12秒から15秒に延長
バティスト
- “バイオティック・ランチャー”
- メイン攻撃の距離減衰が開始する距離を25メートルから20メートルに短縮
- “リジェネ・バースト”
- 最大回復量を75から100に増加
ブリギッテ
- “シールド・バッシュ”
- スタン効果を削除
- クールダウンを7秒から5秒に短縮
- 移動距離を7メートルから12メートルに増加
- バリアに衝突しても移動が止まらないように変更
- ダメージを1から50に増加
- “インスパイア”
- “シールド・バッシュ”のダメージでも発動するように変更
ルシオ
- “サウンド・バリア”
- アルティメットのコストを12%減少
マーシー
- “リジェネレーション”
- サポートのロール・パッシブによる回復を50%増加
関連記事
同じくパッチノートに記載されている新機能や新マップなどについては、以下の記事をご覧ください。
オーバーウォッチ2:第1回「PvPベータテスト」の必要・推奨動作環境
本日2022年4月26日にBlizzard Entertainmentのニュースページで公開された第1回「オーバーウォッチ 2」PVPベータQ&Aにて、第1回『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 ...
PC版『オーバーウォッチ2』 第1回「PVPベータテスト」詳細! 4/27~5/17開催、当選通知、応募以外の参加...
PC版プレイヤーに向けた第1回PvPベータが明日(27日)に迫る『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』。それに伴いBlizzard Entertainmentは、本日2022年4月26日に第1回「...
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
Source:Overwatch
コメント