Ubisoftは『Rainbow Six Siege X(レインボーシックス シージ エックス)』について、次回の大型アップデート「イヤー10シーズン3(Y10S3)」の最新情報を共有した。
日本時間8月18日午前2時にその全貌が公開される新シーズンでは、新オペレーターと複数の新武器が登場。対戦環境がさらにリフレッシュされることが予想される。他にも、予定されているプレイヤー保護機能の追加などもあわせてチェックしておこう。
『R6SX』Y10S3新オペレーターはスイス出身の防衛側
今回の発表内容は、5月に公開されたイヤー10全体のロードマップに沿ったものだ。5月の時点から特段変わっていないものの、これが確定情報となる。一つずつ再確認していこう。

Y10S3は新オペレーターが登場。『シージエックス』時代での、記念すべき最初の新オペレーターだ。
彼はスイス出身の男性で、防衛側に加わる。その新ガジェットは、防衛のクリエイティビティ(創造性)を拡張してくれるものになるという。現時点で想像するのは難しいが、防衛側視点でいま欲しい要素と言えば何だろうか。
彼は新武器も持ってくる。これはシージの破壊システムにぴったり合った「パック・ア・パンチ(強烈なパンチ力を持った)」ものだという。
オペレーター・バランスアップデート:ロードアウトの多様化はかる
データ収集の目的もあり、『シージエックス』リリース前からオペレーターのバランス調整は控えめになっていた。
しかしY10S3におけるバランス調整は、複数のオペレーターに複数の新武器比較的新しい武器1種が追加される(たとえばThornのUZK50Giが複数の他のオペレーターに配られるイメージだろうか)。これで多数のロードアウトを多様化するとのことだが、対戦環境においてどのような意味を持つのか、今から気になるところだ。
なお5月のロードマップ発表時点では、「新兵オペレーターたち(StrikerとSentry)」や、「防衛側の持っている倍率サイト」に何らかの調整が行われると述べられていた。これらが実際に見られるのだろうか。
デュアルフロントの変更点

Y10S3では、「デュアルフロント」もコンテンツを追加。中立セクターで発生するミッションに新しいものが1種加わる。
現在はストーリーに並行する形でDokkaebi(トッケビ)の救出ミッションのみが発生するが、どんなものが登場するのだろうか。
また、デュアルフロントのオペレータープールも見直される。使えるオペレーターが変わることで、新しい戦い方を考案できるようになるだろう。
最新化マップ3種

シーズン3では「領事館」、「アジト」、「ナイトヘイヴンラボ」が最新化される。
消火器、ガス管、金属探知機が追加され、壁面のテクスチャや破壊ギミックなども『シージエックス』時代のものになる。内部構造事態は変わらないと予想されるが、対戦にどんな影響を与えるのだろうか。
シージカップが毎週開催

Y10S3からは、ゲーム内トーナメント「シージカップ」が毎週開催されるようになる。
新機能も追加。敵チームのメンバーをチェックし、各プレイヤーがよく使うオペレーターを事前に確認できるようになる。プロリーグ戦のように、相手チームの情報を多少なり手に入れた状態で対戦を開始することになるので、戦略性が一気に高まるだろう。
eスポーツタブの機能強化

eスポーツタブも拡張。ティア1競技シーンの全体情報がゲーム内で確認できるようになる。具体的には、各リージョンのトーナメントの専用ページが設置され、その出場チームや日程、結果、さらには試合中の経過まで、ゲーム内で細かくチェックできるようになる。
また、グローバルランキングのページも増設。シックスインビテーショナルに向けた争いの状況をより便利に追跡可能になる。
セキュリティとプレイヤー保護
- アンチチートの改善
- 基本プレイ無料化の副作用なのか、『シージエックス』ではチーターが急増していることを開発側も認めている。この問題に対処するため、新たな施策を講じる
- ボイスチャットの暴言対策
- ボイスチャットでの発言はプレイヤー評価システムに組み込まれる。暴言などを繰り返すと、そのプレイヤーは自動的にミュートされるだけでなく、評価にも響く
- 名誉と模範プレイヤーの新権限
- 評価が「名誉」または「模範」のプレイヤーには新たな権限も。フラグのついたコミュニケーション、ボイスチャット、テキストチャットなど、迷惑行為をしたつもりがないにも関わらずゲーム側に迷惑行為だと誤認識された(と感じたもの)は、自分でその旨を報告できるようになる
- コンソール版のプライバシーモード
- Y10S3ではコンソール版にもプライバシーモードが実装される。これはユーザー名を匿名化することで対戦中の個人情報を保護する機能だ
イヤー10シーズン4に延期された予定
以下は、Y10S3での実装が見送られ、Y10S4に予定している機能。
- 誤った「途中抜けペナルティ」のキャンセル
- ゲームのクラッシュや回線切断を「途中抜けした」と判定されるストレスを改善。不当なペナルティがキャンセルされる機能になる予定
- プレイヤー評価システムをアップデート
- より正確な評価がつくようにする。具体的には、検出されて評価の対象となるアクションの量が増加する。これでプレイヤーが他のプレイヤーに与えた影響について、より良く見ていくことができる
『シージエックス』Y10S3は8月18日に全貌公開
今回でその大枠は確定したものの、肝心の詳細部分についてはまったく不明だ。イヤー10シーズン3の全体像は、日本時間8月18日午前2時に公開予定。これまでの傾向通りならTwitchやYouTubeで配信されることが想定される。
引き続き、シージ公式アカウント(北米/日本)で『シージエックス』の最新情報をチェックしよう。
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
Source: R6S Official
EAA FPS(イーエーエー)をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント
コメント一覧 (1件)
古すぎないやつだとP10roniとか思いつくか…わりと配りやすそうなやつではある