Ubisoftは『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』のタイトルアップデート『シージエックス』に並行して行われる、イヤー10全体のロードマップを公開した。
この記事では、今年のシーズン3とシーズン4に実施されるアップデート予定をまとめて紹介する。
『シージX』シーズン3のアップデート計画
シーズン2のアップデート予定はこちらの記事を参照。

- シーズン3
- 防衛側の新オペレーター
- 新武器
- デュアルフロントのアップデート
- 最新化マップ3種
- シージカップを毎週末開催&スクワッド統計機能
- eスポーツタブのアップデート
- バランスアップデート
- 新バトルパス
- シーズンイベント2種
新オペレーターと新武器

シーズン3の新オペレーターはスイス出身。防衛側に加わり、防衛のクリエイティビティ(創造性)を拡張してくれるような新ガジェットが登場するという。
さらに、ここで新武器も登場。これはシージの破壊システムにぴったり合ったものになるという。
後述するように、新オペレーター専用の新武器というより、「インパクトEMP」や「ハードブリーチングチャージ」、「GONNE-6」のように、特定のオペレーターが占有していた役割を他のオペレーターに分配するようなものではないかと思われる。どういうものになるのか楽しみだ。
デュアルフロントの変更点

デュアルフロントではオペレーターの選択肢が限られているが、シーズンごとに2回、この選択肢がローテートしていく。
また、毎月「マンスリー・チャレンジ」が導入され、達成すると限定アイテムを入手できる。
最新化マップ3種



シーズン3では「領事館」、「アジト」、「ナイトヘイヴンラボ」が最新化される。
シージカップのアップデート

対戦相手チームの、詳細なスタッツを確認する機能が追加。
また、シーズン3からシージカップが毎週開催されるようになる。
eスポーツタブの機能強化

各リージョンでのスケジュールや、マッチ情報を表示する機能が、さらに詳細なものになる。
また、世界のプロチームのグローバルランキングもゲーム内で見られるようになり、インビテーショナルの出場権争いの模様をゲーム内だけでチェックできるようになる。
シーズン3のバランス調整とロードアウトの見直し
シーズン3では、シーズン2で得られたフィードバックをもとにバランス調整を実施する一方、多数のオペレーターのロードアウトの多様性を拡張させていく。
具体的には複数のオペレーターたちが、上記の新武器を獲得するという。これにより、各オペレーターでできることが増加し、自分の好きなプレイスタイルをさらに極められるようになる。
さらに、新兵オペレーターたちへの調整や、防衛側の持っている倍率サイトについても何らかの調整が行われるという。
ハロウィンイベントをチラ見せ

シーズン3のハロウィンイベントで登場する限定マップもチラ見せされた。今年のハロウィンは「ドクターズカース」ではないそうだ。

『シージX』シーズン4のアップデート計画
- シーズン4
- オペレーター・リマスター(攻撃側)
- 新たな「クロス・オペレーター」武器
- マップ1種の完全リワーク
- 最新化マップ2種
- 訓練とチュートリアルのアップデート
- ランクのマッチメイキングの改善
- デュアルフロントのアップデート
- バランスアップデート
- eスポーツタブのアップデート
- シージカップを毎週末開催
- テストグラウンド・プレイリスト
- シーズンイベント2種(一つは特別な10周年記念イベント)
- 新バトルパス
オペレーターリマスター

シーズン4ではオペレーターリマスターを実施。攻撃側の「初期オペレーターのうちの1人」が全面的なアップデートを受けてゲームプレイを拡大、体験が新鮮なものになる。
さらに、このオペレーターを使ったよりクリエイティブなプレイが可能になり、極めるために要求されるスキルの上限がさらに引き上げられるという。
攻撃側の初期オペレーターといえばSledgeをはじめ10人が該当するが、誰だろうか。
また、一部のオペレーターのロードアウトをここでも見直し。シーズン3と似たような形式だが、シーズン3とはまた異なる武器が追加されるという。
マップの最新化と完全リワーク

対戦マップでは、「テーマパーク」と「高層ビル」が最新化される。
また、現時点で「競技用マップではないマップ1種」が完全リワークを受ける。シーズン4からランクマッチのマッププールに投入される予定。
マップ訓練のアップデート

マップ訓練に登場するダミーたちが、ケレスリージョンの兵士たちに置き代わる。

訓練モードにはさらに、ミニマップが追加される。初心者にうれしい新要素だ。
EMPのシステム改変とハードブリーチャーのバランス調整
他にも、EMPに関連した現在のシステムに何らかの改変が行われる(そうなると、リマスターされるのはThatcher(サッチャー)なのだろうか)。
さらに、ハードブリーチャーたちにもバランス調整が行われるという。
テストグラウンド

テストグラウンドは、以前から少し告知されていた「新アイデアのテストモード」にあたる機能のようだ。
決定したコンテンツをテストする新シーズン・テストサーバーとは異なり、ここではまだ検討段階にある何らかの新機能や仕様変更について、コミュニティでテストすることになると思われる。大昔にテストされた、「準備フェーズ段階で屋上ハッチをデフォルト補強」、「デス後にドローンを操作できる機能」のようなものが、ここで実験されそう。
最初のテストは「スピードとアーマー」のシステムに関するものになる。詳細は後日発表。
プレイヤー保護機能
シーズンに関係なく、すぺてのアップデートでプレイヤー保護機能がさらに強化されていく。
- 全シーズン
- R6シールドガードの強化(新アンチチート機能とそのアップデート)
- 迷惑行為への対処(新機能とアップデート)
アンチチートのさらなる取り組み

アンチチートに関するデータも公開。縦軸は、ゲーム内通報機能にもとづく、チーターによる影響を受けた試合の数だ。縦軸に数字は入っていないが、現在の「シールドガード」体制になる以前から現在にかけて、チーターの被害が劇的に減っていることが伝わってくる。
Y10S1ではあらたなデータの要塞化システムによってセキュリティを強化。『シージX』でもこの取り組みを強化し、アンチチート・アップデートに対応するチート業者の負担が、どんどん上昇していくようなシステムになっている。
迷惑行為も激減

プレイヤー評価システムがY10S1でベータを抜けて以降、迷惑行為は激減。Y9S4と比較して22%もの減少となった。

一方でポジティブ行動は21%の増加。テキストチャットを使った健全なコミュニケーションが増加し、不適切なチャットは減り続けている。
プレイヤー保護の新機能
他にも今後は、以下の機能が予定されている。
- ボイスチャットのモデレーション機能:不適切な発言をゲーム側で自動的に規制
- コンシューマー版シージにプライバシー保護モードが実装
- 全プラットフォームで、ニックネームが各試合で自動的に変更される新機能
- 途中抜けペナルティのリワーク:1回の途中抜けへの処罰は軽くし、途中抜けの常習犯に対する処罰を強化
- 通報機能の強化:ビジュアルを改善し、通報時のオプションを増加
- プレイヤー評価機能:ポジティビティとネガティビティに影響する項目を増加
シーズン2テストサーバーは5月20日から
シーズン2のテストサーバーは、さっそく現地時間5月20日スタート。通常通りであれば、日本時間では5月20日深夜から21日ごろと思われる。
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
Source:
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