Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』では期間限定で「覚醒コレクションイベント」が開催中。このイベントアップデートではUIに表示されるサーバー関連の警告アイコンに新種が追加されたのですが、その意味について開発スタッフが解説しています。
新警告アイコン実装...しかし誰も意味を知らない
オンライン対戦がメインコンテンツであるエーペックスでは、サーバーとの接続状況は常に監視対象であり、サーバーサイドやプレイヤーサイド、いずれかに問題がある場合はUIに警告アイコンが表示される仕組みになっています。
これまでもレイテンシやパケットロス、回線の渋滞、予測誤差の4種のアイコンが知られていました。
最近の「覚醒コレクションイベント」に伴うアップデート(13.1)では、これまでのアイコンに加えて、新しい警告アイコン6種が表示されるようになったことが、プレイヤー間で報告されています。
しかし困ったことに、これらのアイコンの意味が分からないことが、Redditで話題になっていました。
一例として、電撃、または心拍を表わしているような新しいアイコン(画像中央やや右)について、「で、この新しいサーバーエラーアイコンは何だ?」とRedditユーザーが質問をしたものの、やはり誰も知らなかったため、結局「サーバーには何の問題もないよっていう意味だよ」などの大喜利になっていました。
開発スタッフが解説
ユーザーの反応を受けてか、この質問のあった数日後に開発スタッフの一人であるmrsteyk氏が自身のツイッター上で解説をし、新アイコン6種の意味が判明しました。
- UCMDディレイ:プレイヤーがコマンドを入力したとき、ゲーム内でラグが生じていることを示すアイコン。原因はさまざまだが、コントローラーやキーボード・マウスが無線だった場合の接続状況が悪い、などの事例がある
- ラグコンペンセーションエラー:「巻き戻し」のシンボルがついたこのアイコンは、サーバーがプレイヤーの遅延を利用して時間を巻き戻し、コマンドを入力したときのシナリオを再現している(操作中に画面がジャンプする、などの状態)
- データエラー:何らかの原因で、ゲームデータの処理に支障をきたしている
- スタベーション:何らかの原因で、データの処理に必要なリソースが足りていない
- イシューマーカー:何らかの全般的な問題が検出されている
- リミット:何らかの原因で、インターネット回線が通信量の上限に達している
実際のところエラーが起きる原因はプレイヤー環境によってさまざまであるため、「このアイコンが出たらこの部分をチェックすればOK」という具合に、解決方法がすぐに導き出せるわけではないようです。もしもこうしたエラーが頻発するようであれば、EAヘルプやご利用のプロバイダーに問い合わせてみることをお薦めします。

Source: Twitter
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