『Call of Duty(コール オブ デューティ)』のeスポーツシーンで活躍してきた、Crimsixことイアン・ポーター選手が引退を表明。その理由と今後の予定を自身のYouTubeチャンネルで明かしました。
“Crimbot”Crimsix選手が引退発表
Crimsix選手は『Halo』の選手としてキャリアをスタート。MLG Pro Circuitで『Halo: Reach』に代わり『CoD:BO2』が採用されたのを機に『Call of Duty』へ転向。compLexityとEvil Geniuses所属時には、中心選手として「CoD Championship 2014」を含む14のメジャー大会で優勝。OpTic Gamingに移籍後も「CoD Championship 2017」を含む18のメジャー大会で優勝しました。
その後も「CDL Championship 2020」で3つ目のチャンピオンリングを獲得し、『CoD』では史上最多となる38のメジャー大会で優勝。キャリアを通して170ものトーナメントに出場し、141万ドル(約2億円)以上もの賞金を獲得したことで、現時点で世界で最も稼いだコンソールプレイヤーと記録されています。
人気プロ選手の引退理由
近年は衰えこそありましたが、8月まで所属していたNY Sublinersではレギュラーを保ち、「Call of Duty League Championship 2022」にも出場。本拠地のメジャー大会では自分に似た一般人をステージに上げるなどファンサービスも欠かしませんでした。
彼は引退を表明した動画の中で、29歳が10歳も年下の選手とプレイすることに苦労し、5年ほど前から世代間のギャップが大きすぎることに苦労していたことを明かしています。
Crimsix「正直なところ、CoD界の競技シーンの仲間たちはもうみんなプレイしていないんです。この5年間は、簡単なコミュニケーションすら取れないことに苦しんでいて、結局それが落ち目の原因だったと思っていますし、もうそういった問題を解決する気もないんです」
次のキャリアはウォーゾーン2のクリエイター
彼は今後「本当にやりたかったことに全力をかけていく」とし、『CoD:ウォーゾーン2』のコンテンツクリエイターとして活動するそうです。引退後にやることについてのさらなる議論は、自分のTwitch配信で行っていく予定とのこと。
CoD競技シーンの生きた伝説であるCrimsix選手は、今後は配信者としてどんなコンテンツを制作するのでしょうか。引退後もずっと、CoD界に関わり続けてくれることを期待したいところです。
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare ll(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅱ)
- 発売日:2022年10月28日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: YouTube
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