オーバーウォッチ2：今後のアップデート予定、「ブリギッテ」リワークや「ソジョーン」弱体化示唆など多数の調整

2022年10月末、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2（オーバーウォッチ2 ）』のヒーローバランス調整に関する情報をTwitterスペースにて発表しました。その後にも、リードヒーローデザイナーによる今後の調整方針に関する質疑応答も行われました。

ブリギッテにリワークの可能性

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— Overwatch (@PlayOverwatch) October 28, 2022

今回の発表、質疑応答では、シーズン開幕時の大型アップデートは多くのヒーローに対して変化があると述べられており、その中にはヒーローの性質や使用感を大きく変えるリワークも含まれると説明されています。

そんな使用感に変化を与えたいヒーローに関する話題の中で、サポートヒーロー「ブリギッテ」の名前が挙げられており、中でもアルティメット・アビリティの“ラリー”に何らかの変更を加えたいとして紹介されています。具体的な変更案についての説明はありませんでしたが、今後のメジャーパッチ（シーズン開幕時のアップデート）で実装の可能性があるとのこと。

初代『オーバーウォッチ』から『オーバーウォッチ2』に移行するにあたって、付与するライフがアーマーからオーバーヘルスに変更された本アビリティ。使用感に変化のある調整とは、どういったものになるのか楽しみですね。

その他ヒーローのバランス調整

また、今回の質疑応答ではその他ヒーローに関する質問、回答も多数行われました。以下では、その中からバランス調整に関する新しい情報を抜粋して紹介します。

• ソジョーン
  • ソジョーンの弱体化は、シーズン2での最優先事項の一つ。
  • 弱体化の方向性としてはワンショット性能の低下、高ランク帯でのパフォーマンス低下を目的としたものに。
• ジャンカー・クイーン
  • 「単騎での戦闘能力」と「味方のサポート」2つのバランスを考慮した調整を予定。
• レッキング・ボール
  • 特殊で調整の難しいヒーローであるため、慎重な調整を予定。
• トレーサー
  • 他フランカーの弱体化によって、相対的に活躍の場が増えると予想。
  • そうならなかった場合には、調整を行う可能性あり。
• マーシー
  • （強化の予定は無いのかという質問に対し）プレイヤーが新しい“ガーディアン・エンジェル”をマスターし、これらが勝率にどの程度影響するのか観察中。
    • この観察期間中に小さな調整を行う可能性はあり。
• シンメトラ
  • ほとんどのランク帯で適切な活躍を見せており、うまく扱うことができれば現在も十分な活躍が見込める。
  • しかし、ピックレートは低迷しており、要望も多いためシーズン2で若干の調整を予定。
• バスティオン
  • いくつかの調整案（強化）があり、その中の1つは“砲台モード”の発射から落下までの時間短縮。
• ロードホッグ
  • 若干の変更を検討中ではあるものの、様子見段階。調整案についても今の所、満足のいくものは無し。
• モイラ
  • リワークが本当に必要であるか観察中。今後強化が必要となれば、プレイヤーが好み、慣れ親しんだ戦闘スタイルを壊さないようにしたい。
• その他
  • ダメージヒーローのロールパッシブ変更はシーズン2最優先事項の一つ。
  • このパッチはもっと早くリリースしたかったが、開発側でいくつか問題が発生してしまった。
  • 今後のシーズン途中のバランスアップデートは、シーズン開始後4週間ほどで行われる予定。

加えて、以下の記事でも今後予定されているアップデートやシーズン2でのバランス調整方針について紹介しています。興味のある方は併せてご確認ください。

• オーバーウォッチ2：ザリア、ゲンジ、ソンブラなど5ヒーローの弱体化発表、アップデートは11月16日予定
• オーバーウォッチ2：リリース初週のヒーローバランス・マップ・対戦に関する情報公開、シーズン2での調整方針も

Source: Overwatch、Dexerto