本日2023年1月11日、Riot Games(ライアットゲームズ)は、無料タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』にてEpisode 6: Act 1を開幕、それに伴うアップデート6.0を実施しました。本記事では主に、旧Ver.からの変更点や不具合の修正などについて紹介しています。
Episode 6: Act 1で追加された新要素については、こちらの記事をご確認ください。
CONTENTS
パッチノート 6.0内容
ゲームシステムのアップデート
- 「ズームレベル切替」使用時の、ADSとスコープのズーム入力の処理を改良
- これにより、パケットロスやPINGジッタなどネットワーク状況の不調が発生している場合でも、クライアントとサーバーの間でズームにズレが生じる頻度は下がるはずです。加えて、「ズームレベル切替」使用時のズーム入力を従来よりも早くバッファできるようになり、複数のズームレベル移行の同時バッファ処理も可能になりました。
マップのアップデート
新マップ:ロータス
- 「ロータス」にはサイトが3つあり、多様な移動手段が用意されています。古代遺跡の扉の向こうに隠された秘密を解き明かしましょう。
- ロータス限定キューは、最初の1週間はスイフトプレイモードでのみプレイ可能となり、パッチ6.01でコンペティティブおよびアンレートのマッププールにも追加されます。
スプリット
以前より少し攻撃しやすくなる微調整をいくつか携え、「スプリット」が帰ってきます。
- A メイン
- アタッカーにとって最初の戦闘エリアとなるスペースを広げ、混戦時用の低い段差を設けました
- A メインの箱
- オーブの隣の箱の幅を半分にして、アタッカーがA サイトを覗き込めるポジションを作りました。
- A ラフター
- 棚のような構造になっている部分を取り払い、アタッカーが攻略しやすいようにしました。
- A タワー
- タワーの奥側を平らにして、アタッカー、ディフェンダーともにランプへのアプローチが容易になるようにしました。
- 中央 ボトム
- 着地音を立てずに中央の階段下にドロップできるようになりました。
- 箱の上に飛び乗る際に使われていた段差を取り除き、よりシンプルな空間にしました。
- B タワー
- 空間をシンプル化するため、ディフェンス側から箱に上がるのに使われていたゴミ箱を撤去しました。
- B ロープのポケット
- 直角だった角を斜めに切り取って広角にし、クリアリングしやすくしました。
マッププール
- マップ「ブリーズ」と「バインド」はコンペティティブおよびアンレートのマッププールから除外されますが、その他のモードでは引き続きプレイ可能です。
オーメンのダークカヴァー(E)
- “ダークカヴァー”が壁の中に埋まらなくなり、付近の地面の高さに落ちるように
- ワンウェイスモーク(一方的に相手を見ることができるスモーク)はVALORANTの戦術の一つですが、対応が難しいため、意図的に、かつ必然性のある場所でのみ使われるようにしました。この変更がオーメンの強さにどのような影響を与えるか、注視していきます。
エージェントのユーティリティー
- ほとんどのエージェントのユーティリティー(現時点で未実装のモロトフを除く)がマップ「ロータス」の破壊可能なドアや「アセント」と「ヘイヴン」の壁の装甲板にダメージを与えるように
コンペティティブのアップデート
下記の変更により、RRの獲得量/損失量は全体としてより一貫したものになり、圧倒的な差がついた対戦の影響も軽減される見込みです。必要に応じて追加で調整を行うため、引き続きデータを注視していきます。
- Episode開始時のランクリセット:新たなEpisodeが始まるということは、ランクがリセットされるということです!振り分け直後はEpisode 5終了時よりもランクが下がっていることが想定されますが、頑張ってまた駆け上がってください!
- 背景:ご存知の通り、Episodeが始まると同時に新しいランク戦がスタートします。これは新シーズンで腕前を披露したいプレイヤーにとってはチャンスであり、ランク内にいるプレイ休止中のプレイヤーをリセットする機会でもあります。
- 全プレイヤー対象:RRの獲得量/損失量に対して「勝敗」が与える影響が従来よりも若干増加し、「試合でのラウンド差異」が与える影響が若干減少しました。
- 背景:以前は、ある試合で勝って12RR獲得したかと思えば、次の勝利では20RR獲得するなど、ラウンド差異に基づくRRの獲得量/損失量の変動が大きすぎる問題がありました。今回の変更は、このRRの獲得量/損失量の振れ幅を小さくするためのものです。
- この変更後もこれまでと同様に、ランクを上げる王道は試合に勝利することです!
- ランクとMMRがかけ離れているプレイヤー対象:RRの獲得量に対する影響は、ラウンド差異よりも個人のパフォーマンスの方が大きくなります。また、従来よりも早くランクがMMRに追いつくようになるはずです。
- 背景:プレイヤーの皆さんがランク上位を目指す中で、いい試合をしてもそれほどRRを獲得できず、結果を出せなかったときのRR損失量が大きすぎるとのご意見が寄せられていました。
- プレイヤーのランクが実際のMMRよりも低い場合、いい試合をすればRR獲得量は多くなります。プレイヤーのランクが実際のMMRよりも高い場合、負けても試合でのパフォーマンスが良ければ、RR損失量はそれほど大きくなりません。
プログレッションのアップデート
- ヴァリアントの「お気に入り」登録機能が登場!
- 皆さんからの意見を受けて、武器スキンのヴァリアントをお気に入り登録する機能(と、それに対応するUX/UIの変更)が実装されます。武器に「ランダムお気に入りスキン」を装備している場合、お気に入り登録されたヴァリアントからのみ試合に持ち込むスキンがランダムで選択されるようになりました。
- この仕様と一致するよう、本パッチのリリース時点では、既存のお気に入り武器スキンのアンロック済みのヴァリアントがすべてお気に入り登録されるようになっています。
不具合修正
- カスタマイズアイテム
- モデルビューワーでガンバディーを変更する際、オーディンの弾帯が縦に表示される不具合を修正
- マップ
- アセント
- マーケットのドア横の壁にアビリティーを使うことによって、ドアを破壊できていた不具合を修正
- アセント
- エージェント
- サイファーの「トラップワイヤー」(C)をセージの「バリアオーブ」(C)の中に設置できる不具合を修正
- トラップなどのオブジェクトが、アクティブな炎上範囲内に設置されてもダメージを受けない不具合を修正
- スカイの「シーカー」(X)が隠れていて見えない状態でも、隠れている場所に射線が通っていればミニマップ上に表示される不具合を修正
- 抑制効果がフェイドの「プラウラー」(C)のコントロールを正しく阻害しない不具合を修正
- ヴァイパーが抑制状態でも「ヴァイパーズピット」(X)を停止できる不具合を修正
- ダメージインタラクションの修正:
- キルジョイの「ロックダウン」(X)がすべてのアビリティーから正しくダメージを受けるよう修正
- スカイの「トレイルブレイザー」(Q)が敵スカイの「トレイルブレイザー」(Q)とソーヴァの「オウルドローン」(C)にダメージを与える不具合を修正
- ソーヴァの「ハンターズフューリー」(X)とブリーチの「アフターショック」(C)がレイズの「ブラストパック」(Q)にダメージを与えない不具合を修正
- フェニックスの「ブレイズ」(C)が、ハーバーの「コーヴ」(Q)、レイズの「ブラストパック」(Q)、レイナの「リーア」(C)、ソーヴァの「リコンボルト」(E)およびKAY/Oの「ゼロ/ポイント」(E)にダメージを与えない不具合を修正
- ブリムストーンの「オービタルストライク」(X)がハーバーの「コーヴ」(Q)にダメージを与えない不具合を修正
- ブリーチの「アフターショック」(C)、レイズの「ショーストッパー」(X)と「ペイント弾」(E)が味方キルジョイの「ナノスワーム」(C)にダメージを与える不具合を修正
- ソーヴァの「ハンターズフューリー」(X)が味方フェイドの「ホウント」(E)にダメージを与える不具合を修正
- キルジョイの「ナノスワーム」(C)、フェニックスの「ホットハンド」(E)と「ブレイズ」(C)がチェンバーの「ランデヴー」(E)と「トレードマーク」(C)にダメージを与えない不具合を修正
- タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
- 発売日:2020年6月2日
- 対象機種:PC(Riot Games)
Source:VALORANT
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