2023年1月22日、Blizzard Entertainmentの『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』のコミュニティマネージャーより、現環境で頻繁にみられるマーシーのソジョーンポケットについて、何らかの対応を予定していると発表されました。
マーシーのソジョーンポケット問題
シーズン2開幕に伴うバランス調整によって、フルチャージ状態の“レールガン”サブ射撃ヘッドショットによる200族ワンショットキルが削除されたソジョーン。
その後も中間アップデートでさらなる弱体化を受ける事となりますが、現在それらを補うパートナーとしてマーシーが環境に台頭。“カデュケウス・スタッフ”を用いたダメージブースト(1.3倍)によって現環境でもワンショットキルを可能にし、“レールガン”のエネルギーチャージ自体やUlt回転率の向上にも貢献することができます。
こういった特定のヒーローに対して集中的にリソースを注ぎ込み、そのヒーローのパフォーマンスを高めるプレイングは多くの場合「ポケット」と呼ばれます(類例:ファラ+マーシー=ファラマ)。
シーズン1では「最弱サポートの1人」として挙がることの多かったマーシーにスポットライトが当たること自体は喜ばしい事ですが、あまりの登場頻度の多さとその強力さ故にコミュニティからは不満の声が続出しました。
弱体化は間もなく。どう調整される?
海外ストリーマーのCrackin氏が改善の意思があるのかとTwitter上でオーバーウォッチの公式アカウントに問いかけたところ、コミュニティマネージャーのJodie Grace氏が返答を行い、Crackin氏らの意見に同意すると共に「今後調整の予定があり、間もなく発表される」と回答しました。
マーシーのダメージブーストによるワンショット問題については、過去にもハンゾーの“電光石火”やアッシュの“ザ・ヴァイパー”(照準器使用)などで発生しており、いずれもブースト対象の与ダメージを低下させることで解消しています。
今回のソジョーンに関しても同じ対応となるのかは不明(マーシー側に調整の可能性も?)ですが、マーシーのソジョーンポケット環境に嫌気が差しているプレイヤーにとっては朗報と言えるのではないでしょうか。
具体的な実施時期については触れられていないものの、関連情報の発表が間もなくという事で、(シーズン2と同様であれば)2023年2月8日より開幕するシーズン3に合わせてのアップデート実施が予想されます。
なお現時点ではシーズン3での変更点として、ヒーロー変更時のUlt最大30%引継ぎやチャレンジ達成等の報酬システム、ライバル・プレイの仕様などの変更も示唆されています。
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
コメント
コメント一覧 (9件)
ソジョーンが200族ワンパン出来たときはヘッショじゃなくて胴体でワンパンな。ヘッショなら今でもワンパン出来るぞ
前のパッチでソジョーンのヘッドショットは195ダメージに修正されているので、フルヘルスなら200族でもワンパンできない。
前というかシーズン2早々にヘッショでワンパン出来なくなったし、初期環境で胴体ワンパン出来たのも、ナノブ貰ってるという超限定的な状態での話だろ
いつの話やねん
え?ワンパンできなくなるならマーシーの意味無くね?笑笑
蘇生とかがちで上位帯ほぼ通らんからモイラ並みのカスサポートなるやん笑笑
なのでマーシーを調整しようとすると公式の掲示板でマーシー専がものすごい勢いで苦情をタレ流す。運営にしてみればできれば手を付けたくないキャラなんだが、それでもつけざるを得ない状況なのだろう。
マーシーもだけどソジョーンがそもそもおかしいから
200族狩るの簡単すぎな
ソジョーンが強すぎる
これを機会にダメージブーストをリワークした方がいいのではと感じる。
この記事だと「お手軽に強い」と勘違いされそうなので補足。
まずマーシーの強さはいくつかの仕様変更と最近の研究によって獲得した異次元の機動力にある。様々なテクニックを駆使することでリヴァイ兵長もかくやと思わせるほどの空中殺法が可能で、これによりトップクラスDPSでもマーシーのキルがほとんど不可能なレベルになっている。逆に言えばこの操作テクニックがないマーシーはカモでしかないので要注意。
さらにこのポケットという戦略はワンショットキルを正確にやってのけるソジョーンがいてこそであり、凡百のDPSをポケットするぐらいなら、他の攻撃に参加できるサポートを選んだほうがよほどマシ。