APEXのマッチが改善

Destiny 2:かつてない機動力をもたらす暗黒の新サブクラス「ストランド」の詳細判明! 縦横無尽に駆け抜けろ!

Destiny 2:かつてない機動力をもたらす暗黒の新サブクラス「ストランド」の詳細判明! 縦横無尽に駆け抜けろ!
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2023年3月1日に配信される『Destiny 2』の最新拡張コンテンツ「光の終焉」では、80年代アクションヒーロー風の新サブクラス「ストランド」が追加されます。

今回はストランドを開発したチームの2名と質疑応答する機会があったので、ストランドの詳細と開発陣の意図をまとめてお伝えします。

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『Destiny 2』に第5のサブクラス「ストランド」登場

2014年にリリースされた『Destiny』は、“光の力”を使う光のサブクラスを主軸としたゲームプレイを展開してきました。 そして、2021年にリリースされた「光の超越」に、敵陣営が使役する“暗黒の力”を使う暗黒のサブクラスとダメージ属性の「ステイシス」が追加されました。 

「光の終焉」で第2の暗黒のサブクラスとダメージ属性として登場するのが、糸を操る「ストランド」というわけです。 

Destiny 2: 光の終焉 | ストランドのトレーラー [JP]

第2の暗黒のサブクラスと第5のダメージ属性「ストランド」を開発するにあたり、開発陣は「80年代アクションヒーロー」と「暗黒の念動力」というキーワードをもとに、非常に長い時間をかけてアイディアを組み合わせていき、「繊維」という糸のコンセプトに辿り着いたそう。

なお、「ステイシス」を解禁するには週リセットを挟んだり非常に長いクエストをやらされたりと、多大な労力と時間が必要でいい思い出がなかったので、解禁条件について質問してみたところ、Bungieも反省したようで、「ストランド」は「光の終焉」キャンペーンの序盤から解禁され、キャンペーン終了時点である程度の特性とかけらは解禁されているとのことでした。 また、追加のかけらはゲーム内で通貨を集めることで即解禁できるとのことです。

今まで以上の機動力を誇る

これまでの『Destiny 2』は素早いアクションを尊重していましたが、「ストランド」は今までよりもさらに「縦横無尽」に駆け巡るアクションに特化したサブクラスです。  特に目を引くのが「グラップリング」でしょう。

グラップリングは自分が向いている方向にストランド繊維のグラップリングフックを射出し、フックがガーディアンを引っ張ることで長距離を一気に駆け抜けられます。 

グラップリングフックはオブジェにぶつかると固定されてガーディアンを引っ張りはじめますが、味方のガーディアンにフックをつけて付いていく『Destiny 2』らしい変わったプレイも可能です。 また、フックを射出した先に何もなかったとしても、空中でフックが固定されて空を飛び進むこともできます。

元々、Bungieでは『Destiny 2』により機動力のあるゲームプレイを提供する方法を模索しており、グラップリングというアイディアはあったものの、ギミックとして突然追加するわけにもいかず時期を見計らっていたところ、ストランドの特徴と噛み合うことから実装されたそうです。 

グラップリングは戦闘でも活用できます。 グラップリングでの移動中、もしくは終了時に近接攻撃を入力すると「グラップリング近接」という特殊な近接攻撃が発動します。  この攻撃はボーナスダメージを与え、敵をノックバックする特徴を有しています。

このように移動も戦闘も役割があるのがストランドのグラップリングは、グレネードエネルギーを消費することで射出できます。 

また、ストランド用のグレネードは3種類用意されており、グラップリングはそのうちの一つなので、他のグレネードを使用するとグラップリングは使えなくなるかもしれません。

余談ですが、「熱心な刃」とスキルを組み合わせて一気に吹っ飛ぶRTA勢御用達のテクニックがありますが、「熱心な刃スケートにグラップリングできるのか?」と質問してみたところ、「できます」と回答をもらいました。 ハンターとウォーロック大至急集合です。

ストランド用語

ストランドを制作していく上で今までのサブクラスと一風変わったものに仕上げるために、ゲーム内の用語も独特の物となっています。

ストランドで影響を受けている敵を倒すことを分解、ストランドで物体を作り出すことを繊維といいます。 カッコいいですが要はキルと発生です。 

さらに、ストランドのデバフの影響を受けている敵を倒すとタングルという物体が発生します。 ストランドの繊維が渦巻いているタングルは、攻撃すると爆発して周辺の敵にダメージを与えるほか、タングルを拾い上げて敵に投げつけることもできます。 「光の終焉」から廃止されるウォーマインドセルがストランドのスキルに組み込まれたものと考えてよさそうです。

実はタングルは移動手段としても利用可能で、グラップリングでタングルを掴むと消費したグレネードエネルギーが補填され、コストなしでグラップリングが使えるわけです。

そんなタングルを繊維するには、敵にストランドのデバフをかけてからの分解が必要ですが、ストランドには3つのデバフが用意されています。

  • 停止 – 停止された PvE の敵は短期間宙に浮き、実質に動作不能に。PvP では、停止されたプレイヤーは宙に浮きますが、ゆっくりと移動でき、武器での反撃も可能。
  • 分解 – 分解された敵を攻撃すると、標的から糸が飛び出し、その糸が周辺にいる標的を攻撃。攻撃が当たると、その標的も分解される。
  • 切断 – 切断された敵は現実世界に影響を与えることが困難になり、結果的にダメージ値が低下。

このほか、ストランドは被ダメージを軽減するウィーブメイルというバフも用意。 PvEでは全てのダメージを軽減しますが、PvPでは胴体へのダメージのみ軽減されます。

アクション特化のゲームプレイ

ストランドのグラップリングとタングルやデバフについて説明しましたが、ここからは開発陣が想定しているゲームプレイの一例を説明します。  

  • 敵を近接スキルで倒す
  • タングルが生まれて空中に浮かぶ
  • タングルにグラップリングすることでグラップリングエネルギーが回復しながらタングルに引き寄せられる
  • 空中でタングルを掴んで敵集団に投げつける
  • 投げられたタングルに再びグラップリングすることで自分も一気に敵に近寄れる
  • 敵集団に近づいたらグラップリング近接で叩きつけ
  • 敵集団にタングルが直撃し爆発ダメージを与える。

文章にするとややこしいですが、それだけストランドのアクションが豊富という証です。 ストランドは1分間に行えるアクション数APM(Action per minute)を意識して制作されていて、プレイヤーのスキルと想像力が高ければ高いほどポテンシャルを発揮できる、ゲームに慣れた人向けのサブクラスとなっています。

各クラスのストランド

ストランドの大まかな特徴を解説しましたが、ここからは各クラスにどのようにストランドを扱っていくかをまとめていきます。

ウォーロックストランド: ブルードウィーバー

ウォーロックのストランドの特徴は、リフトを発動すると繊維されるスレッドリングという自動で動く爆発兵です。 スレッドリングは敵を見つけると襲いかかり自爆します。敵がいなくて戻ってきたスレッドリングは「止り木」という状態になりウォーロックの周りを浮遊し、次に敵を攻撃したときにそのスレッドリングも飛んで攻撃します。 

ハンターもタイタンもスレッドリンググレネードを使えばスレッドリングを繊維できますが、 開発者いわく「スレッドリングはウォーロックLOVEなので一緒にいたいから戻ってくる」とのこと。

また、近接攻撃スキルではアーケインニードルを発動させます。 アーケインニードルは標的を追尾、着弾すると大ダメージを与えて分解する危険な投射物です。 最大3回連続で発動できます。 グラップリング近接を成功させると、命中した敵からスレッドリングを3つ繊維します。

スーパースキルはニードルストーム。 ストランドで繊維された硬いスパイクの集塊を生成してミサイルとして前方に発射。 着弾して爆発したあとはスレッドリングの集団が繊維されて、生き延びた生存者にトドメを刺すまで追跡します。

ウォーロック用のストランド特性は2つ:

  • 織り手の呼び声: リフトを発動したウォーロックは3つのスレッドリングの卵を繊維。卵が地面に当たるとスレッドリングが孵化。止り木状態のスレッドリングは追加の卵に変身。
  • 心の紡ぎし祈り: ウォーロックのスキルを複数改善。

ハンターストランド: スレッドランナー

元から機動力が高いハンターの、移動力とスピードをさらに増強するのがハンターのストランドです。 近接攻撃スキルのスレッドスパイクは、ハンターが投げたロープダーツが敵から敵へと跳弾して、ダメージとデバフの切断を与えた後にハンターの手元に戻ります。 ロープダーツが敵に当たるごとに近接エネルギーが回復しますが、ロープダーツをタイミングよく近接ボタンを押してキャッチすると追加の近接エネルギーを獲得。  このロープダーツを活用して複数の標的を連続して攻撃できるわけです。

ハンターのスーパースキルはシルクストライク。 ロープダーツとグラップリングを組み合わせた危険なコンビネーションです。 発動すると三人称視点に切り替わり、シルクストライク中はグラップリングをより頻繁に使用できるようになり、ロープダーツには連鎖攻撃の弱攻撃と、360度を一斉に攻撃する強攻撃の2つがあります。

ハンターのストランド特性は2つ:

  • エンスネア・スラム:空中で空中移動のインプットを押すことで下にスラムし、周囲の敵すべてを停止させる。
  • ウィドーズシルク: グレネードのチャージを1回分追加。ハンターのグラップリングスキルのフックで掴むと、永続的なグラップリングタングルが生成され、そこにグラップリングするとグレネードエネルギーが完全回復。ハンターはこのスキルを使うことで、チーム全員が使用できるグラップリングポイントを生成。これにより仲間は戦闘や移動時に素早く動き回れるようになる。

タイタンストランド:バーサーカー

タイタンのストランドは野性的な力をイメージしており、敵をまとめて薙ぎ払う近接攻撃に特化したサブクラスになっています。

近接攻撃スキルの狂乱の刃は、近接ボタンを押すと前方にダッシュして、ストランドでできたフィストブレードで敵を斬りつけ、敵に切断のデバフを振りまいて攻撃力を低下させます。 近接スキルのチャージ数は3回で、連続して発動させることができます。

タイタンのスーパースキルはブレードフューリー。 両手にフィストブレードを纏って戦場を放浪します。 通常攻撃と強攻撃の2種類があり、通常攻撃は敵に近接攻撃を当てるごとに攻撃速度が上昇します。 3回ヒットすると攻撃速度が最高になります。 強攻撃は弱攻撃を当てるごとにエネルギーが溜まり、敵を追尾する2つの投射物を放ち、命中した敵はダメージを受けて停止します。

タイタンのストランド特性は2つ:

  • 騒乱の渦中:タングルを破壊すると、タイタンと近くにいる味方にウィーブメイルが織り成される。被ダメージを減少させるほか、タイタンがウィーブメイルを着けている間は、この特性は近接エネルギー回復を増加させる。
  • ドレングルの鞭: タイタンがクラススキルを発動すると、前方に強力な波紋を飛ばし、そのショックウェーブの進路上にいる敵を停止させる。

ストランドのかけら

『Destiny 2』のサブクラスは特性と「かけら」を組み合わせることで真価を発揮できます。

  • 上昇の糸: グレネードスキルを起動すると、装備している武器がリロードされ、武器のハンドリングと空中効果が短 時間強化。
  • 憤怒の糸: タングルで標的にダメージを与えると近接エネルギーが付与。
  • 終局の糸:フィニッシャーでスレッドリングが生成す。
  • 守護の糸: 力のオーブを拾うとウィーブメイルが付与。

なお、ストランドは2023年を通して、新しいかけらや特性を追加してこれからもどんどん発展していく予定とのことです。 『Destiny 2』に新しいゲームプレイ体験をもたらすストランドをプレイできる「光の終焉」は2023年3月1日に解禁されます。

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Source: Bungie

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