Ubisoftは、『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では、2023年のアップデートである「イヤー8」のロードマップを発表しました。
この記事では、Frost(フロスト)やシールドオペレーターなどオペレーターのバランス調整と、防衛側の新サブガジェット、そして様々な改善内容をお届けします。
R6S「イヤー8」のバランス調整発表
(※以下、新たに登場した名称・用語などは仮訳です)
イヤー8シーズン1ではリロードのリワークが実施されることが発表されましたが、各シーズンでもさらなるバランスアップデートが予定されています。これはよりスキルのあるプレイヤーが評価されることを目的にした変更だそうです。
領事館のリワークなど、各シーズンで行われる主要なアップデートについては、以下の記事でご確認くだい。
Frostリワーク(Y8S2)
イヤー8シーズン2では防衛オペレーターのFrost(フロスト)がリワークされ、ハントレスとしての彼女の特徴が強調されます。
ウェルカムマットを踏んだ攻撃側オペレーターは、自らマットを破壊して復活できるようになります(自己蘇生と同様で、体力は20になる)。これは、マットを踏んでしまうと、味方に助けてもらうまで何もできなくなるストレスを解消するための変更です。
これだけだと弱体化ですが、埋め合わせとして、マットから復活した攻撃オペレーターは移動時におびただしい量の血を床に残し、防衛オペレーターが容易にその行き先を追跡できるようになります。
新サブガジェット:監視ブロッカー(Y8S3)
「監視ブロッカー」は、ドローンなどを使った攻撃側の情報収集から、防衛側が自分たちの情報を隠しやすくするための新たなサブガジェットです。
マップの床面に設置して使用するこのガジェットからは、人間の目には見えないスクリーンが投影されます。しかしドローンなどのカメラには不透明なスクリーンが映り、マップ内の様子を探ろうとしても、スクリーンの向こう側が見えなくなるという仕組みです。
Maestro(マエストロ)がイービルアイを隠すのに使ったり、Mozzie(モジー)でドローンを待ち構えたりと、攻撃側の情報収集を妨害する新たなプレイスタイルが実現します。
シールドのリワーク(Y8S4)
シージでも独特な立ち回りや操作感を伴うシールドが、イヤー8シーズン4でリワークされます。
たとえばシールドで腰だめ撃ちをすると、たまたまラッキー・ヘッドショットが決まるなど、お互いにとって「タクティカルシューター」とは言えない状況がこれまでも見られました。
右手がシールドの後ろに隠れ、シールドオペレーターとしての安全性が上がります。
さらに、盾をまっすぐ構えたままハンドガンのリロードができるようになり、盾を構えたまま、視線だけを左右に動かすことも可能になります。視線だけ動かし、左右にスモークグレネードなどのサブガジェットを投げることもできます。
これからはシールドオペレーターとそれに対面する防衛オペレーターの両方に、今まで以上に距離感に注意することが求められます。シールド側は、距離のあるところでしゃがんでいても一方的に足を撃たれて倒されてしまいますが、防衛側が近づきすぎると、逆にシールドバッシュであっさり倒されてしまいます。
映像ではシールドでのバリケード破壊や、攻撃する際のアニメーションやスピードも変わったように見えますが、そもそも問題例として挙げられていた腰撃ちはリワーク後もできるのかなど含め、さらに具体的な変更点はアップデートが近づいた頃に発表されるでしょう。
シージ「イヤー8」ではさらに快適なゲームプレイ
コントローラーの全体カスタマイズが可能に
主にコンソール版プレイヤー向けのアップデートです。複数のコントローラープリセットが新たに追加されるだけでなく、コントローラーの各ボタンのアクション割り当てを設定できるようになります。
この機能を活かすことで、コントローラーでは制限されていた腰リーンなどの動作も可能になり、よりPC版に近いキャラコンが実現するそうです。
ガジェットのインタラクト改善
ガジェットの設置や回収をする際、より安定して、ストレスなくインタラクトできるようになるそうです。
具体的な部分は不明でしたが、ドローンなどの小さなガジェットをより回収しやすくなったり、ディフューザーを設置したい場所により直感的に設置できるようになったりと、インタラクト可能な視点の角度や範囲が広がるものと推測されます。
射撃練習場のアップデート(Y8S2)
シーズン2では、現在2レーンある射撃練習場に3番目のレーンが追加され、そこで動くダミーを撃つ練習をしたり、『エイムラボ』のような球体を使ったヘッドショットの練習ができるようになります。
新チュートリアル(Y8S3)
シーズン1では「ビギナーチャレンジ」が導入されますが、シーズン3では新規プレイヤー向けのチュートリアルがさらに強化されます。
新しくなったチュートリアルでは、オブジェクトの破壊やマップの上下利用、ドローンの操作やラペリング、補強やバリケードといった基礎の部分を学ぶ新メニューが導入されます。
このチュートリアルの達成報酬として、10人のオペレーター(攻撃5人、防衛5人)をアンロックできます。
防衛オペレーターAIプレイリスト(Y8S4)
シーズン4では、機械学習型AIとなった防衛オペレーターたちが新規プレイヤーの訓練に導入されます。プレイヤーは攻撃オペレーターとしてこれらのAIと対戦し、基礎やマップの構造を覚えることができます。
AIオペレーターはテロハンのボットよりも性能が向上しており、シージのゲーム体験をクイックマッチよりも安全に、かつテロハンよりも実用的な形で練習できます。AIオペレーターは、マップの補強や工事、ガジェットの設置などを行うそうです。
攻撃側オペレーターのAIも、さらに今後のアップデートで導入されるそうです。
豪華特典つき「イヤー8パス」が期間限定で発売
1年分のコンテンツをよりスムーズにアンロックし、追加報酬・特典も受け取れる「イヤー8パス」が、現地時間2月20日から期間限定で販売されます。
- イヤー8パス
- 新オペレーターの自動アンロックと14日間の先行アクセス
- 4シーズン分のバトルパス
- ゲーム内ストアの10%割引
- Ace(エース)用の限定スキン
- イヤー8プレミアムパス
- (「イヤー8パス」のコンテンツすべて)
- 各シーズンで20個のバトルパストークン
- Thunderbird(サンダーバード)用の限定スキン
今年も内容盛りだくさんだったイヤー8パネルですが、日本のプレイヤーの皆さんは、シージの新しい1年に関してどの部分に興味をひかれたでしょうか。パネルへの感想や気になる点などあれば、ぜひコメント欄にお寄せください。
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
Source: YouTube
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コメント
コメント一覧 (7件)
最初からCSでもキーマウ操作がデフォだったならCS向けの調整のリソースを他に割けたかもしれないしクロスプレイすればマッチングもより快適になったのでは?
腰リーンどうすんだよってコメントあるけど、シンプルに1秒間ぐらい押し込んだらリーンするって仕様にすれば普通に解決するよ
L3はダッシュだから長押込にしても操作感に不具合出ないし、R3の近接も単押しでしか使わないからカンタンに区別つけられる
盾構える時にクロスヘア出てないから、今のところはADS以外はHG撃てなくなる様にするっぽいな
アップデート予定のもの全部すぐ実装して欲しいぐらい良い改善ばっかだけど、改善ポイント多すぎて悲しいことに手が追いつかないというね
開発人員増やして前倒しして欲しいくらいだわ
OSAみたいに攻撃と防御の機能を分離する方針かな?
今まではどっちも人並み未満で器用貧乏の見本だったから楽しみだね
左右確認とグレ投げのユーティリティ機能も追加されて盾がちょっとしたガジェットレベルになって面白い
腰リーンは既存コントローラーじゃ何か捨てないと配置できないからCSに実装してもプロコンしかできない(シージ側でプロコン検知できるのか?)
ただでさえ今もエイム前と後でL3R3ボタン重複してるのに
キーマウ操作が禁止されてるCS版に腰リーン実装
いやコントローラーじゃボタンが足りないからオミットしたのでは?
監視ブロッカー面白いな
ブラックミラーの壊す部分に重ねたらショックドローンで壊しに行くのめちゃくちゃ辛くなりそう