Ubisoftは、『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』における2023年のロードマップとなる「イヤー8」のアップデート内容を発表しました。
この記事では、イヤー8シーズン1〜4までの概要と、アンチチート、プレイヤー保護の強化、プレイヤー表彰システム、スマーフ行為への対策、プライバシー機能をコンソール版へ導入などをお届けします。
R6S イヤー8のロードマップ
イヤー8の全体像となるロードマップは、「シックスインビテーショナル2023」の最終日に、クリエイティブ・ディレクターのAlexander Karpazis氏やアソシエイト・ゲームディレクターのJoshua Mills氏らとともに発表されました。
(※以下、新たに登場した名称や用語などは仮訳です)
- シーズン1「オペレーション・コマンディングフォース」
- オペレーター:ブラジル(Brava)
- マウストラップ
- リロードリワーク
- ビギナーチャレンジ
- シーズン2
- オペレーター:スウェーデン
- 領事館リワーク
- アーケードモードの常設
- Frost(フロスト)リワーク
- エイムレンジ(射撃練習場アップデート)
- シーズン3
- オペレーター:韓国
- クイックマッチ2.0
- 監視ツールブロッカー
- シーズン4
- オペレーター:ポルトガル
- 新マップ1個
- シールドリワーク
- 全シーズンで新バトルパス、ミッドシーズン・イベント、その他の機能改善
R6S イヤー8シーズン1
3月7日を予定しているイヤー8シーズン1は、リロードのリワークやZeroの強化、バレル強化、対マウサーの新システムが実装されます。詳細はこちらご覧ください。
R6S イヤー8シーズン2
イヤー8シーズン2ではスウェーデンの新オペレーターが登場するとともに、初期マップの1つである「領事館」がリワークされます。
抜本的な再デザインが行われ、各爆弾拠点までの道筋が攻防両チームにとって多様なものとなるとともに、特に攻撃側にとっては、より安全に建物に近づけるようになるそうです。
製作中のマップ映像でも、外に面していた窓がいくつか閉じられているのが確認できました。
アーケードモード常設
イヤー8シーズン2では、クイックマッチよりもさらにカジュアルな変則ルールで遊べる「アーケード」モードが常設されます。これまで登場してきたルールに加えて、新しいモードも追加されます。
R6S イヤー8シーズン3
シーズン3は韓国が舞台。Dokkaebi(トッケビ)やVigil(ヴィジル)に次ぐ3人目の韓国人オペレーターが登場。
カジュアルルールの「クイックマッチ」も、シーズン3で「クイックマッチ2.0」にアップデートされます。
現在でもランクやアンランクとは異なるプレイ体験となっているクイックマッチですが、ランクマッチからちょっと休憩したいときに、より楽しく手軽に遊べるものになるそうです。
具体的な詳細は、アップデートが近づく頃に明らかになるでしょう。
R6S イヤー8シーズン4
シーズン4はポルトガルが舞台。まだ詳細は明かされていませんが、S4で完全新マップが1種登場するそうです。
R6S Y8 アンチチートとプレイヤー保護の強化
業界初の機能を持つアンチチート:QB
イヤー8を通じて、チーター対策がさらに強化されます。プレイヤー保護は、アンチチート「QB」やマウストラップ、評価ペナルティ、評価システム、データBANなどさまざまな種類の取り組みが一体となったものです。
以前、名前だけ明かされていたシージ独自のアンチチートシステム「QB」は、チーターの発生を低減させつつ、シージ用チートの開発にかかるコストを上げるというコンセプト。これは競技用FPS業界では初となるソリューションだそうです。
発表済みのマウストラップも、シージによって業界初登場となる機能。これらはシーズンごとにさらなるアップデートがなされていきます。
R6S Y8 プレイヤー表彰システム
ベータ版が既にゲームに実装されているプレイヤー評価システムは、新機能を現在開発中とのことです。
そのうちの1つが「プレイヤー表彰システム」で、対戦中の経験をもとに、自分で他のプレイヤーのことを評価できるという機能です。もちろんこの表彰を悪用できないよう、システム監視も並行して行われます。
開発中の画像には以前発表されていたように、プレイヤーの評価にもとづいて名声やバトルパスにブーストがかかるほか、「評価パック」なるアイテムの名前も確認できます。また、これまで受けてきた自分への評価の総数も表示されるようです。
R6S Y8 公平性や安全性を高めるアップデート
ランクマッチやアンランクでは、プレイヤーの公平性を保つための新たなルールも追加していくとのこと。
どんなプレイヤーも適切なランクで戦えるようにするとともに、シージではチート行為と見なしている「スマーフ行為(初心者を装うためアカウントを新たに作成、マッチした初心者を狩る行為)」を低減させていきます。
プライバシー保護もアップデートされ、現在PC版のコンテンツクリエーターを保護する各種の機能をコンソール版にも導入するとのこと。
今年もシージの進化を楽しめそうですね。
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- 『レインボーシックス シージ』イヤー8ロードマップ [2/2]: マット自己蘇生 / シールドリワーク / 新ガジェット“監視ブロッカー”など
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
Source: YouTube
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