2023年の『コール オブ デューティ』シリーズ新作についてはまだ発表がなく、Activisionから「フルプレミアム・リリースをする」という詳細不明な一言がある程度です。
一方でBloombergが報じたところによると、『CoD2023』は過去の噂にもあった通りSledgehammer Gamesが開発中とのことですが、制作期間が短く、『CoD:MWll』から一部のコンテンツを引き継ぐ可能性があるそうです。
『CoD2023』をめぐるこれまでの噂
『CoD2023』に関する噂話は2022年から続いており、当初は『CoD:MWll』の2年目を飾る大型DLCになると言われていました。開発を手がけるのは直近で『CoD: Vanguard』を手がけたSledgehammer Gamesで、70ドル程のスケールがあるものだそうです。
しかしその後、Activision側で計画が変更されたという新たな噂が舞い込みました。現在の『CoD2023』は、モダンウォーフェア・ユニバースに組み込まれた完全新作として発売される、ということになっています。
『CoD2023』プロジェクトの内状が伝えられる
日本時間2月24日には、これらの噂の出所であるBloombergの記者Jason Schreier氏が、新作プロジェクトの内状に詳しいという人物の話を元に、『CoD2023』についてさらに掘り下げて伝えています。
『CoD2023』の要点
- 『コール オブ デューティ』の新作は、独立したフルプライス作品で、『CoD:MWll』の延長のようにするのがActivisionの目標
- 現在は、『CoD:MWll』からマップやゲームモードを引き継ぐ予定でいる
- ただし秋のリリースに向けて、また計画が変わる可能性はある
- 当初は新しいキャンペーンモードや、新規のマルチ用マップのある拡張DLCを計画していた。しかし結局、「Sledgehammer Gamesのモダンウォーフェア」として、1つのゲームに変更された
- タイトルは不明。関係者も口外を禁じられているが『モダンウォーフェア3』ではなさそう
- Sledgehammerはスケジュールを不安視しており、開発期間も2年未満と短い。納期が短かくセールスも不調だった『CoD:V』の失敗が思い出される
- ただし今回はTreyarchやInfinity Wardら兄弟スタジオからのサポートを得られており、『CoD:V』の時よりは楽観できている
「マップを引き継ぐ」とは?
関係者からの話は、「DLCの予定だったものが、新規タイトルに変更された」という噂をさらに補強する内容です。
一方で引っかかるのは、「マップやゲームモードを引き継ぐ」という部分です。ゲームモードを引き継ぐのはシリーズを通じて普通のことと思われますが、マップを引き継ぐとは、シップメントのように何度もリメイクされているマップの、さらなるリメイクを出すことなのか、それとも『CoD:MWll』のマップがそのまま再利用されるという意味なのか、気になるところです。
Sledgehammerが再び困難な状況に置かれていることが察せられますが、新作『CoD2023』の内容とともに、このプロジェクトが同スタジオの汚名返上となるかどうかにも注目です。
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare ll(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅱ)
- 発売日:2022年10月28日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Via: CharlieIntel
コメント
コメント一覧 (6件)
だすのはいいけどマルチで同じ失敗繰り返すから買おうとは思わない
キャンペーンのみ2000~3000円で販売してマルチはMW2でもいいだろに海外だと現代戦売れるから欲だしたなAB。これで1万円で今年も販売したら呆れる
これ多分失敗するやつだな…
CoD安定しないなホント…
マップなんて引き継げば良いんだよ
むしろなぜ毎回リセットする必要があるのか
スレハンは前々作でWW2の様な魅力的なキャンペーンと独創的なマルチを作り上げたと思ったらその次にはVの様な残念なキャンペーンと武器レベル上げの作業マルチと振れ幅が大きいイメージ
これらの噂を聞く前は次はアタリが出ますようにって祈ってたけど内部事情はそれ以前の状態みたいだな・・・
嘗てのMW3みたいにインフィニティ・ワードと協力しながらスレハンが開発するならせいぜい無難な出来を期待出来なくはないが…
マスターアップまで半年切った状態でそんな詳細が詰まってないことあるか・・・?
正直不安だ・・・