株式会社日本HPは、ゲーミングノートPCの新製品4種と2023年モデル2種、そしてゲーミングディスプレイの新製品6種を発表しました。
カジュアルなゲーマーから、クリエイター、エンスージアストまで幅広い層を引きつける「OMEN」ブランドのうち、今回は薄型軽量のハイエンドゲーミングノート「OMEN Transcend 16」が注目の新製品となっています。
「OMEN」の新たなゲーミングノートPCとディスプレイが発表
4月6日に日本HPより発表された新製品は以下の通りです。
- 「OMEN」および「Victuis」ゲーミングノートPC
- OMEN Transcend 16:316,800円~
- OMEN 16:272,800円~
- Victus 16(インテル):206,800円~
- Victus 16(AMD):175,780円~
- OMEN 17:484,000円~ (アップデート新モデル)
- Victus 15 (インテル):179,300円~ (アップデート新モデル)
- 5月以降順次販売開始
- OMENゲーミングディスプレイ
- OMEN 24 165Hz FHD ゲーミングディスプレイ:26,400円
- OMEN 27q 165Hz QHD ゲーミングディスプレイ:44,000円
- OMEN 27qs 240Hz QHD ゲーミングディスプレイ:81,400円
- OMEN 27k 144Hz 4K ゲーミングディスプレイ:97,900円 5月以降販売開始
- OMEN 32q 165Hz QHD ゲーミングディスプレイ:59,400円
- OMEN 34c 165Hz WQHDカーブドゲーミングディスプレイ:70,400円
- 「OMEN 27k」以外は4月13日販売開始
「OMEN 17」と「Victus 15(インテル)」については、プロセッサーとグラフィックスをリフレッシュし、アップデートされた新モデルがラインアップに追加されます。「OMEN 17」は、第13世代インテル Core i9-13900HXプロセッサーと最新のNVIDIA GeForce RTX40シリーズグラフィックスを搭載することで、HPで最もパワフルなゲーミングノートPCにレベルアップしました。
薄型軽量ゲーミングノートPC「OMEN Transcend 16」
今回発表された新製品の目玉は、薄型軽量のハイエンドゲーミングPC「OMEN Transcend 16」です。
日本HPでは、ゲームやコンテンツ制作活動の両方を行い、 自己表現や自己実現の手段として高機能なノートPCを利用する層を「クロスオーバー層」と称しているそうです。
大作ゲームタイトルを、屋外でも最高画質かつ高フレームレートでプレイしたい。さらに、場所を問わずに動画の編集や3Dレンダリング、建築シミュレーションなど、クリエイティブ系のアプリケーションも実行したいというユーザーの希望に応えるべく、「OMEN Transcend 16」は高性能、スピード、携帯性を併せ持つハイブリッドなノートPCとしてデザインされています。
mini-LEDディスプレイを採用
「OMEN Transcend 16」のモニターは、リフレッシュレート240Hzで応答速度5msと、競技向けのゲームも問題無くプレイできる性能を持つだけでなく、mini-LEDディスプレイを採用している点が大きな特徴です。
- リフレッシュレート:240Hz
- 応答速度:5ms
- 最大輝度:1180nit
- VESA Display HDR™1000対応
- DCI -P3を100%表現可能
- アスペクト比:16:10
従来のディスプレイの搭載モデルでは最大輝度が400nitでしたが、mini-LEDディスプレイは最大輝度が1180nitになったことで、日中の屋外でも高い視認性を保ち、もちろん屋内でもゲーム画面の色味がより鮮やかに感じられます。
さらにデジタルシネマに採用される色空間であるDCI -P3を100%表現できるため、一般的なsRGB 100%のディスプレイと比較して波長の長い暖色系の表現力に優れています。
薄い&軽い&堅牢、そして長時間駆動
「OMEN Transcend 16」は、薄くて簡単に持ち運ぶことができ、さらにバッテリーも長時間駆動が可能。OMENノートPCシリーズにおいて、マグネシウム系アルミニウム合金を採用した最初の製品で、見た目の薄さに反して堅牢な作りになっています。
- 重量:約2.17kg
- 薄さ:19.9mm
- バッテリー容量:97Whr
排熱に関しても、新しく採用したトランクデザインと、より多くの空気を取り込めるOMEN Tempest Coolingテクノロジーが、エアフローの向上と表面温度の低減に貢献します。
「OMEN Transcend 16」と「OMEN 16」は、配信や動画コミュニケーションにも最適です。FHDカメラは従来の92万画素から207万画素にアップグレードし、プライバシー確保のために内蔵Webカメラのレンズをマニュアルで閉じられるスイッチを備えています。
さらなる詳細は「OMEN Transcend 16」の製品ページも合わせてご確認ください。
HyperXのワイヤレスヘッドセットが付属
「OMEN Transcend 16」と「OMEN 16」の最上位モデルには、「HyperX Cloud II Core Wirelessゲーミングヘッドセット」が付属します。
これらのモデルはPC本体に前述のワイヤレスヘッドセット用のUSBレシーバーのモジュールが内蔵されているため、付属のワイヤレスヘッドセットの電源を入れるだけでペアリングが完了します。
カジュアル層向けの「Victus 16」ゲーミングノートPC
ゲーミングPC「Victus」シリーズからも、新製品「Victus 16 ノートPC」が発表されました。
カジュアル層向けと謳われる「Victus」ですが、ゲームプレイ以外にも、コンテンツ制作、学業、動画でのコミュニケーションなど、幅広い用途でパフォーマンスを発揮します。
これまでOMENノートのみに実装されていた冷却システム「OMEN Tempest Cooling Technology」を採用し、内蔵する赤外線(IR)サーモパイルセンサーが温度を正確に管理することで、効率の良い冷却機能を実現しています。
最大で、第13世代インテル Core i7-13700HX モバイルプロセッサー、またはAMD Ryzen 7 7840HSモバイルプロセッサーを搭載しており、グラフィックにはNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptopを搭載。大作ゲームも屋外で快適にプレイできます。
「OMEN 27k」など新たなOMENディスプレイ
新たに発表されたゲーミングディスプレイ「OMEN 27k」は、次世代ゲーム専用機のHDMI2.1のポートに接続すれば、対応タイトルを4Kの解像度と120Hzのリフレッシュレートでプレイできます。
また、OMENでは初めてKVMスイッチを内蔵しているのも特徴です。1つのキーボード、マウス、モニターで、PCやゲーム専用機などの複数のデバイスを切り替えて利用できます。
さらに「OMEN 27k」は、4K解像度、最大DCI-P3 95%の色空間、144Hzのリフレッシュレート、ディスプレイ背面にはOMEN Light Studioで制御可能なARGB対応のアンビエントライト機能を備え、配信時に映し出されるゲーミングルームをより一層、魅力的な空間として演出します。
「OMEN 24」、「OMEN 27q」、「OMEN 32q」、「OMEN 34c」は、すべて最大165Hzのリフレッシュレート。「OMEN 27qs」は最大240Hzのリフレッシュレートで、競技性の高いゲームタイトルで効果を発揮します。
ディスプレイは4月13日、ゲーミングノートPCは5月より順次販売が開始されます。製品のさらなる詳細はOMEN公式サイトでもご確認ください。
新生活が始まる時期ということで、新しいPCやディスプレイについてまだ悩んでいる方も多いはず。ゲームも創作も、そして普段使いでも、日本HPの「OMEN」や「Victus」シリーズが幅広い分野で力になってくれるでしょう。
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Source: Pressrelease
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