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『レインボーシックス シージ』Y8S2新コンテンツ(1/2):新サブガジェット"偵察ブロッカー" / 防衛オペレーターバランス調整 / Grimの超強化など

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Ubisoftは『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の次回大型アップデート、イヤー8シーズン2(Y8S2)「オペレーション・ドレッドファクター」の全貌を公開しました。

この記事では発表された内容のうち、防衛側の新サブガジェット「偵察ブロッカー」や、大胆強化された攻撃オペレーターGrim(グリム)など、バランス面の変更点の数々をご紹介します。

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新サブガジェット「偵察ブロッカー」

『レインボーシックス シージ』Y8S2新コンテンツ(1/2):新サブガジェット"偵察ブロッカー" / 防衛オペレーターバランス調整 / Grimの超強化など
偵察ブロッカー。情報戦と心理戦の幅を拡げてくれる新サブガジェットだ

Y8S2では、防衛側のサブガジェットに「偵察ブロッカー」というものが追加されます。

偵察ブロッカーは床面に設置するタイプのガジェットで、起動するとデジタルバリアを展開。人間の目には分かりませんが、ドローンなどカメラ類の画面にはパーティションのようなものが表示される、という仕組みです。

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攻撃側のカメラにはデジタルバリアが表示される(防衛側カメラにもうっすら表示される)

これは「ドローンを使って安全に情報収集をする」という攻撃側の基本的なプレイスタイルに一石を投じるガジェットで、情報戦や心理戦を展開するうえで、新たな選択肢となってくれるでしょう。以下でその使い方を考えていきます。

  • 偵察ブロッカーを持っているオペレーター
    • Pulse(パルス)
    • Rook(ルーク)
    • Jager(イェガー)
    • Caveira(カヴェイラ)
    • Ela(エラ)
    • Maestro(マエストロ)
    • Alibi(アリバイ)
    • Kaid(カイド)
    • Warden(ウォーデン)
    • ※一人あたり3個所持

偵察ブロッカー使用例①:ガジェットを隠す

『レインボーシックス シージ』Y8S2新コンテンツ(1/2):新サブガジェット"偵察ブロッカー" / 防衛オペレーターバランス調整 / Grimの超強化など
たとえばKaidのエレクトロクロウの位置を隠すのに使える
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ショックドローンで潜入したケースを想定。エレクトロクロウの位置はもちろん、実は目の前にKaidがいることも分からない(ただし偵察ブロッカーそのものを破壊されないよう、置き場所には注意が必要)

Kaid(カイド)やMaestro(マエストロ)が偵察ブロッカーを使えば、自分のガジェットの具体的な位置を隠すことができます。

これまではショックドローンがあれば、射線さえ通れば離れたところからでもエレクトロクロウを破壊できましたが、ブロッカーを使うことで、その位置を遠目から特定されないようにできます。ただしブロッカーそのものはティザー1発で壊せてしまうため、うまくオブジェクトの後ろに隠す必要があります(ブロッカーの当たり判定は本体のみで、バリアや、それを出力しているレールの部分に弾を当てても壊せません)。

たとえ偵察ブロッカーの背後にオペレーターが隠れていたとしても、ドローンのスキャンには反応しません。ガジェットを探して適当にピンを立てても、ブロッカー越しには反応しません。

偵察ブロッカー使用例②:オペレーターを隠す

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準備フェーズ中に、攻撃側が存在の有無を知りたいオペレーターを隠すという手もある

CaveiraやPulseなど、遊撃オペレーターが偵察ブロッカーを持っているのも面白い点で、うまく使えばその存在を隠すことができます。

他にもWardenの存在を隠して、Ying(イン)やBlitz(ブリッツ)をピックしてきた攻撃側の作戦を空振りさせるようなシナリオも生じます。Kaidを隠して「いないフリ」をし、準備フェーズが終わってからエレクトロクロウを設置する、ということもできるでしょう。

他にも、防衛側がこっそり開けているワンパン穴などの射線を隠したり、工事の様子そのものを隠すのにも使えるでしょう。

なお、本人は偵察ブロッカーを持っていませんが、Mozzie(モジー)との組み合わせも強力です。ペストランチャーを構えて待っているだけでドローンを容易に捕獲できるため、味方にMozzieがいたら、彼のために偵察ブロッカーを持っていってあげると良いでしょう。

偵察ブロッカー使用例③:ブラフをしかけて時間を削る

とりあえず設置しておくだけで、攻撃側の時間を多少なり無駄にさせる使い方もできそうです。

普段なら一目で敵の有無が分かるような場所でも、ブロッカーが置かれていたら、攻撃側はその向こう側をチェックせざるを得ないでしょう。削れるのはわずか数秒かもしれませんが、シージではその数秒のロスがラウンド終盤に響くことも珍しくありません。

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ガレージに怪しい偵察ブロッカー。一応チェックするべきだろうか?
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裏に遊撃が隠れていた(誰もいなかった場合でも数秒のロスになる)

他にも、わざとCaveiraやElaの姿を見せてから、いかにもハイドしていそうな場所に偵察ブロッカーを置き、本人はまったく別の場所にいる、などの使い方もできそうです。偵察ブロッカーは1人あたり3つ持っているため、1つは拠点から遠く離れた場所に置いて、攻撃側を悩ませるために使っても良いでしょう。

攻撃側の「リピック」を弱体化できるか

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Alibiが持っているのも面白い。強引にブロッカーを突破すると、ドローンがプリズマに触れてしまうという罠が作れる

偵察ブロッカー実装の意義は、攻撃側のオペレーターリピックを弱める点にあると思われます。

現在は防衛オペレーターの顔ぶれを見てから攻撃側が自由にピックを変えることが可能になっており、特にY8S1でBrava(ブラバ)が登場したことで、その優位性はますます高まっていました。Maestro(マエストロ)のイービルアイやMelusi(メルシ)のバンシーなどの電子機器ガジェットは、その存在を知られると、攻撃側に奪われてしまう危険さえありました。

しかしこの偵察ブロッカーをうまく活用することで、電子機器の存在をドローンのカメラからは隠すことが可能になり、防衛側も改めて、準備フェーズ段階での情報戦を挑めるようになるでしょう。

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ドローンが流れてきそうな場所に置いたが、ここだと窓からの射線で簡単に壊される。やはりプレイヤーのスキルと知識、そして工夫が求められるようだ

ただしMute(ミュート)やMozziのように、ドローンそのものを止めることはできないため、引き続きドローンの音には警戒する必要があります。その点ではバランスが取られていると言えるでしょう。単に「置いておくだけで強い」わけではなく、強いか弱いかはプレイヤーのスキル次第という『レインボーシックス シージ』らしいガジェットです。

なお偵察ブロッカーもまた電子機器であるため、EMPで停止させたり、クラッジドローンによるハッキングが可能です。

防衛オペレーターのサブガジェット変更

偵察ブロッカーの導入に伴い、一部の防衛オペレーターのサブガジェット構成が変化しています。

以下はあくまでテストビルドで目撃しただけのものです。正式版は後日発表されるであろう、恒例の「プレシーズン・デザイナーノート」でご確認ください。

  • Smoke(スモーク):展開型シールド → 感知アラーム
  • Pulse:有刺鉄線 → 展開型シールド + 偵察ブロッカー(サブガジェットが3つになる)
  • Tachanka(タチャンカ):感知アラームを追加(サブガジェットが3つになる)
  • Alibi:インパクトグレネード+展開型シールド → 感知アラーム+偵察ブロッカー
  • Clash(クラッシュ):展開型シールドを追加(サブガジェットが3つになる)
  • Goyo(ゴヨ):ニトロセル → 防弾カメラ + インパクトグレネード(サブガジェットが3つになる)
  • Thunderbird(サンダーバード):インパクトグレネード+ニトロセル → 感知アラーム+防弾カメラ
    • 他の偵察ブロッカーは、すべて3つ目のサブガジェットとして追加
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Smokeからシールドを没収。これまでの定番ポジを守るにはピックから見直す必要がありそうだ

すぐ目につくのは展開型シールドの持ち主が変わっている点で、PulseとClashが新たにこれを入手した代わりに、SmokeとAlibiがシールドを失っています。どちらも大抵シールドを持ってくる係になることが、バランス調整の対象になったのかもしれません。

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Clashの新ロードアウト。引いて守る作戦がしたいときに、シールドが便利な選択肢になりそうだ

Clashが展開型シールドを入手したことは、本人が既に盾オペレーターであるため一見奇妙な変更です。しかし彼女一人で盾を実質2枚持ってこられるため、1つは味方に使ってもらえるように設置することで、引いて守りたいときのピックの幅が広げられるでしょう。

その他で気になるのは、Thunderbirdへの変更です。ニトロセルとインパクトグレネードだったはずのサブガジェットが、有刺鉄線と防弾カメラになっており、オペレーターのコンセプト自体が変わっていることが分かります。彼女は強武器と爆発物を使ってダメージを出しつつ、自分はコーナステーションで回復することで、弾丸1発分の体力差を作れるオペレーターでしたが、変更の背景が知りたいところです。

最後に、Goyoのニトロセルが消え、Tachankaが3つ目のサブガジェットとして感知アラームを手に入れました。Tachankaはまだまだ見かける機会の少ないオペレーターですが、同系統のオペレーターであるSmokeからシールドが消え、Goyoもニトロキルができなくなったことは、彼への実質的なテコ入れ(の続き)と捉えられそうです。

Grimのリワーク

Y7S3で実装されたものの、現在の対戦環境には適応できていなかった攻撃オペレーターGrim(グリム)に、Y8S2で強化が入ります。

Y8S2で実施される強化は以下の通りです。

  • キャニスターを発射してから、ビーボッドが索敵を開始するまでの時間が大幅短縮
  • 効果継続時間が大幅上昇(約20秒)
  • 効果範囲がやや拡大(直径約8メートル)
  • サブウェポンにBailiff 410を獲得
  • サブガジェットにハードブリーチングチャージを獲得
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Grimの新しいロードアウト。一気に豪華になった

カワンハイブランチャーの用途自体は変わっていませんが、性能に関連する数値が上方修正されています。

Y8S1時点では、「ランチャー発射 → キャニスターが付着 → カプセルが落下 → カプセルからビーボットが飛び出して索敵を開始」という流れでしたが、このプロセスにかかる時間が劇的に短縮され、まるでビーボッドの大群をそのままエリアにばら撒くような感覚で使うことができます。

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発射してすぐに索敵が始まるようになった。効果時間も倍になった

さらに、固有ガジェットの強化だけでなく、サブウェポンにもリボルバー式のショットガンBailiff 410が追加されます。これでメイン武器はCommando 552のまま、キャニスターを打ち込む穴を自分で作れるようになるため、利便性が向上したことになります。

そのうえ、ハードブリーチングチャージも獲得して補強壁の破壊にも参加できるようになりました。これで遊撃の排除や裏取り警戒、ハードブリーチ要員としてはもちろん、拠点ラッシュの新たな仲間にもなれるかもしれません。

なお、GrimはY8S4でもさらなる強化が入ることが予告されています。今回が数字まわりの性能調整だったので、固有ガジェットのアニメーションなどに時間が費やされていることが予想されます。

大胆強化されたGrimですが、果たしてY8S2環境で華々しい再デビューは果たせるのでしょうか。新環境では新オペレーターFenrir(フェンリル)だけでなく、Grimでもぜひプレイしてみてください。

エリートスキン2種

今シーズンはエリートスキンが2種登場するそうです。まだエリートスキンを持っていないオペレーターが新たに入手するのか、それとも他作品とのコラボものでしょうか。これらアイテム関連の発表もチェックしておきましょう。

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  • タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
  • 発売日:2015年12月10日
  • 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam
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Source: In-Game

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 背景の奴とか手前の人とか、もうこいつただのエアプだろ
    やってもいないゲームのコメントに湧いてくんなって
    まぁやったとしても毎ラウンド三分待つだけのゲームになるだろうけどなこいつは

  • 背景の奴はクソダサいが手前の人はマトモな格好してるな
    まぁもうクソゲーだが

  • アリバイとサンダバのガジェ変更酷すぎじゃないか?
    アリバイはともかくサンダバは工事したきゃSPAS持てって事か…

  • 偵察ブロッカーシージの攻撃側の基本の「まずドローンで見て攻める」に効果があったりで一見地味だけど思いのほか強そう

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