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エーペックスレジェンズ:シアの弱体化は"超強化"? プロチームTSMの選手たちは新生シアに熱視線

エーペックスレジェンズ:シアの弱体化は"超強化"? プロチームTSMの選手たちは新生シアに熱視線
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Respawn Entertainmentは『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の期間限定イベント「キラーモード コレクションイベント」の公開を通じて、レジェンド・シアへの調整を発表しました。

一見すると彼の持ち味だったスキャンアビリティの数字が下がっているため、コミュニティからも「弱体化」であると判断された今回の変更ですが、InperialHal選手をはじめ、プロチームTSMの人々はまったく逆の感想を抱いたようです。

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「キラーモード」イベントでシアへの調整に注目集まる

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シアが再び調整対象になり、注目されている

ホライゾンのスパレジェ「グラビティモー」が目玉の「キラーモード コレクションイベント」は、6月20日スタート。ここで発表されたシアへの変更内容は以下の通りです。

  • パッシブ:心拍センサー(ハートシーカー)
    • 射程を75mから50mに短縮(弱体化)
    • 最初の心拍遅延を大幅に減少(強化)
  • 戦術アビリティ:フォーカス・オブ・アテンション
    • 射程を75mから60mに短縮(弱体化)
    • 射撃速度を最大30%上昇(強化)
    • 回復キャンセルを削除(弱体化)
    • 復活キャンセルを削除(弱体化)
    • リスポーンビーコンのアクション中断を削除(弱体化)
    • スキャン時間を8秒から2.5秒に短縮(弱体化)
      • 再スキャン時にボディ全体のハイライトを表示(強化)
    • フォーカス・オブ・アテンションが命中した敵の移動速度が2.5秒間減少(強化)
    • アビリティ無効時間を1.75秒から10秒に上昇(強化)
    • シアによってアビリティが無効になった敵は、シアとその仲間に対してアウトラインがハイライトされるようにもなります。ただし、これは視認できる場合に限ります(強化)
  • アルティメット: ショーケース
    • 投てき距離を最大50mから最大15mに短縮(弱体化)
    • 敵の動きに対応するダイアモンドスキャンマーカーを削除(弱体化)
      • ショーケースの効果範囲内を移動するプレイヤーの足跡のみを表示
      • ダイアモンドマーカーが敵の射撃時にのみ1.25秒間表示

パッシブの「ハートシーカー」は、有効射程が短くなった代わりに、敵を発見し始めるまでのラグが短くなっているため、「強化か弱体化か」というよりバランス調整という印象です。

アルティメットの「ショーケース」は、投擲距離が短縮され、ダイヤのマークが出る条件が追加されるなど使いにくさのみが増しているため、こちらは弱体化と言って問題ないでしょう。

複雑なのは戦術アビリティ「フォーカス・オブ・アテンション」で、アビリティのコンセプト自体が変わっていることが分かります。さまざまな妨害効果が一気に削られた代わりに、敵へのデバフ効果が増強され、より積極的に戦いに行くことができるようになりました。

TSMチームは「むしろ強化」と高評価

スキャンやエリアコントロールの要員としてシアを頼りにしていたプレイヤーが、これを「弱体化」とするのはもっともです。一方で、強化された部分も合わせて総合的に評価したとき、新たなシアはどんなレジェンドになっているのでしょうか。

エーペックスレジェンズ:シアは"弱体化"ではなく"超強化"? プロチームTSMのメンバーたちは新生シアに感心
シアの変更について語るHal選手らTSMの面々

スプリット1プレイオフのチャンピオンチームTSMに所属するInperialHal選手も、同じチームのReps選手やストラテジーコーチRaven氏とともに、配信の中で今回のアップデートについて議論していました(justapexthingsの動画より)。

ショーケースの投擲距離が15メートルに短縮した点に「目の前じゃん(笑)」と苦笑したのも束の間、敵レジェンドを2.5秒スローダウンでき、サイレンス効果の継続が10秒になった点にはそろって感心していました。

海外コミュニティがTwitterで「シア弱体化」を騒いでいるという報告に対しては、「あいつら●●だからな」と一蹴しつつ、シアは「変更というよりリワークだよ」。「イカれてる」。「終盤のサイレンスはぶっ壊れ」。「むしろ強くなってる」と高い評価を与えていました。ショーケースの投擲距離短縮についても、「プレイエリアで使うなら関係ない」としました。やはり攻撃的になった部分に着目しているようです。

Hal選手は以前もシアを高評価

Hal選手は以前、シアがすっかり使われなくなっていた2022年の6月頃にも、シアのことを「ぶっ壊れ」と高く評価して物議を醸しました

エーペックスレジェンズ:シアは"弱体化"ではなく"超強化"? プロチームTSMのメンバーたちは新生シアに感心
シアのプレマス帯ピック率推移(赤枠は再評価の発言があった頃、Apex Legends Statusより)

実際このときのHal選手の見立ては正しく、彼の発言前から再評価が進んでいたと思われるシアは急速に復活。プレマス帯でも10%付近の高いピック率を誇る人気レジェンドとして返り咲き、プロの競技シーンでも活躍していました。

しかし目立ったことが逆に問題視されたのか、シーズン16「大狂宴」ではブラッドハウンドとともにスキャン性能が大きく損なわれ、再び下位のピック率に甘んじて今に至っています。

Hal選手は「シアはぶっ壊れってツイートしたのに、誰も使わなかったんだよな」と前回の発言を思い出してコメント。Reps選手もTwitterで「みんなシアを弱体化だと思ってるのか」とコメントしています。

シーズン16以降存在感が薄れていたシアですが、本当は強化なのか、そして新たにメタに影響を与える存在となれるのでしょうか。「キラーモード コレクションイベント」アップデート後は、新しくなったシアをぜひ試してみてください。

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Source: YouTube, Twitter

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • シアQ当てられて詰む場面は増えそう。雑にスキャンはできなくなったから使い勝手は悪そうだけど。

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