UBISOFTの基本プレイ無料のアリーナシューターゲームの『XDefiant(エックスディファイアント)』のサービスが終了することが正式に発表された。 配信予定日は未定だがシーズン3が最終コンテンツとなる。
アルティメットファウンダーズパック購入者と、過去30日以内に課金した者には今後8週間以内に全額返金される。
エックスディファイアントサービス終了
元『Call of Duty』開発者のMark Rubin氏が開発を率いている『XDefiant』は2021年に発表された。当時から非常に高い注目度を集め、度重なるプレイテストとリリース延期を繰り返しながらも、2024年5月21日正式リリースされた。
ローンチ直後はそのゲーム性と基本プレイ無料で遊びやすいことから話題になったが、マッチメイキングやゲーム内バグなど様々な不具合が悪評を呼び多くのプレイヤーが離れてしまっていた。
今年10月には「シーズン4でサービス終了」という噂が流れRubin氏が否定していたが、結局はシーズン4どころかシーズン3で打ち切りという噂を超える速度でのサービス終了となった。
記事執筆時点ですでに新規ダウンロードはできなくなっており、新規プレイヤー受付も終了している。以下はRubin氏がXに投稿したポストを訳したメッセージとなる。
XDefiant開発者コメント全文
XDefiantファンの皆様へ
残念なお知らせをしなければなりません。本日、XDefiantのサービス終了を発表いたします。
本日(2024年12月3日)より、新規ダウンロードおよびプレイヤー登録はできなくなります。シーズン3のコンテンツは近日中にリリース予定(正確な日付は未定)で、サーバーは2025年6月3日まで稼働します。
Ultimate Founder's Packをご購入いただいた方には、全額返金いたします。過去30日以内に購入された方も全額返金いたします。返金は本日から8週間以内に自動的に行われます。詳細は公式ウェブサイト(http://XDefiant.com)をご覧ください。
数年前、UbisoftとSF開発チームは、新しいアーケードシューターXDefiantを開発するという大胆な冒険に乗り出しました。それは最初から信じられないほどの挑戦でした。スキルベースのマッチメイキング(SBMM)を廃止し、より「昔ながらの」アーケードシューター体験を取り戻すことで、ジャンルに革命を起こそうとしていただけでなく、ハイリスク・ハイリターンの基本プレイ無料の領域にも飛び込んでいました。そのために、開発チームだけでなく、そのチャンスに賭けてくれたUbisoftのリーダーシップにも拍手を送りたいと思います!
特に基本プレイ無料は長い道のりです。多くの基本プレイ無料ゲームは、足場を固め、収益を上げるまでに長い時間がかかります。Ubisoftとゲームに取り組んでいるチームは、つい最近まで、その長い道のりを歩む覚悟ができていました。しかし残念ながら、その道のりは続けるにはあまりにも困難なものとなってしまいました。
もちろん、このポストを書かなければならないことは私にとって非常に辛いことです。このゲームは何年も私にとって個人的な情熱であり、すべての挑戦が勝利につながるわけではないこともわかっていますが、サービス終了の影響を受けているすべての開発者を称えたいと思います。彼ら一人ひとりは、私たちとは別の現実の人生を持つ実在の人物であり、皆がこのゲームに自身の情熱を注ぎ込んできました。そして、彼らが成し遂げたことを誇りに思ってくれることを願っています。私は、このような素晴らしいチームと一緒に仕事ができたことを常に誇りに思い、感謝しています!彼らは本当に自分たちの力以上の成果を上げました。
彼らが成し遂げたことは本当に素晴らしいことです。XDefiantがローンチされた時のプレイヤーからの初期の反応は驚くべきものでした。500万ユーザーを突破した最速のゲームという社内記録を更新し、最終的には1500万人以上のプレイヤーが私たちのゲームをプレイしました!このジャンル(無料FPS)がいかに厳しいかを考えるとこれは非常に誇りに思うべきことです。このゲームに情熱を注いでくれたすべての開発者に感謝します!
この経験から私たち全員が得られるものがあるとすれば、それは開発者とプレイヤーの間のオープンで正直なコミュニケーションの重要性です。開発者とプレイヤーの間の敬意を払った、非毒性的な会話とともに、この「プレイヤーファースト」のメンタリティーは、XDefiantを特別な存在にした際立った違いの一つでした。XDefiantに関する私の最初の投稿から、これが私が擁護したかったビジョンであり、ゲーム業界がプレイヤーやコミュニティをどのように扱うかについて、プラスの影響を残してくれることを願っています。
プレイヤーの皆様、ありがとうございました!心の底から、XDefiantの周りで成長してきた素晴らしいコミュニティに、深い感謝の意を表します。皆様の情熱、創造性、そして献身が、私たちを常に鼓舞してくれました。
心からの愛と敬意を込めて
マーク
- タイトル:『XDefiant(エックスディファイアント)』
- 発売日:2024年5月21日
- 対象機種:PC / PS5 / Xbox Series X|S
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: @PixelsofMark
コメント
コメント一覧 (29件)
xdefiantがユーザーファーストだった…?
やっぱり勘違いしてんのやなubi社員って
正直悪くはなかったけど良くも悪くもUBIっぽかったな、虹6が色々重なってうまくいったんだなって感じだった。
それはそれとしてやっぱりチーデス主体のFPSってもうきつそうやね・・・
CoDでいいやって感じだった
このゲーム独自の面白さが無くてハマれる要素ゼロだった
そもそもこのゲーム楽しいと思う奴はCODやってるっていうね
以前このサイトに掲載されたCoD開発によるSBMM分析の記事は正しかったわけだ
SBMMが無いと無双できる人数の少ない上級者が残るだけで、最も人数の多い初心者層は続かない
人数が少ないから収益が減って、企業として運営を維持できない
上級者が初心者層の分まで収益をカバーしてくれればいいけど、そんなのできるわけないからね
そもそもCODだってライクゲーがいくつも盛り上がってるわけじゃないし、COD型チーデスメインFPS自体のファンがそれほどいないのかもしれんね…
とは言え、このゲームに落ち度がないわけではないと思うのも確かかな。公開自体が遅れに遅れたのは当然として、スライディングが全くスピードも距離もない上にスラジャンも尻もちみたいになるから待ちに対処できない、リロード中走れない、AR以外使う価値ない、等、全体的にスピード感がまるでなかった
個人的には無料で同じジャンルでもshatter lineってやつの方が遥かにおもしろかったな、あっちもすぐ過疎っちゃったけど…
嫌いじゃなかったけど初動が終わってたな、修正にも時間かけ過ぎや
懲罰マッチとご褒美マッチを繰り返す
SBMMが正義ということが証明されたな
誰しもが反復精神もってる訳じゃないしな、ご褒美と懲罰が
交互にくるとわかってればレイプされてても「まぁお互い様だし」って感じで済ませられる精神安定の面を取っても理にかなってる