「eスポーツを活用したメタバース教育スタートアップ企業」かつ「eスポーツ英会話を通してSDGsを推進」するゲシピ株式会社は、ゲームを活用した英語学習効果を確かめるため、同社のオンラインレッスンを使用した実証実験を実施。
その結果、「ゲーム環境において高いレベルの言語アウトプットが生まれ、学習モチベーションも向上する」ことが実証された、とする実験結果を発表した。
eスポーツ英会話学習
この実証実験は、京都大学大学院 人間・環境学研究科 ピーターソン研究室のスペンサー・ハンリン研究員とゲシピが共同で実施。同社が運営する「eスポーツ英会話」に通う7~12歳の生徒5人を対象に、毎週のセッションを通して3カ月間観測。
「eスポーツ英会話」は、ゲームの世界で学ぶ世界初のオンライン英語コミュニケーションレッスンです。英語でのアウトプット(発話)に特化しており、英語を使うことに自信がつき英語脳を習得できるプログラムとなっています。これまでに5万回以上の受講実績がある大人気のeスポーツ教育プログラムです。
使用したゲームタイトルはパーティーゲーム『Among Us(Steam)』。講師は英語での会話を中心に、カリキュラムに応じた基礎的な単語を紹介した。
「eスポーツ英会話」実証実験結果
実証実験結果のサマリーは以下の通り。なお結果は暫定で、長期的な研究が必要だとしている。
ゲーム環境は、言語生成において高いレベルのアウトプットが生まれる効果的な場である。正確な文法ではないものの中間言語の発話量が大きく増加し、会話が成立するようになる。そして何より会話を楽しみモチベーションの向上が見られた。
- 生徒は時間の経過とともに2つの構文をつなげた1つの文章の使用が全体的に増加し、5回目のレッスンあたりで発話量は一定化。(例:I usually eat Ramen when I am hungry.)
- 全体的に高いレベルの言語生成が見られ、10クラスで 327 の発話(生徒平均57発話、英熟語28発話)
- 紹介した英熟語やそのアレンジ表現の使用がメインとなる
- 全員ではないが、生徒には高い継続的な熱量が感じられた。5人中4人はモチベーションを高く維持。
- 発話は多いが正確な文法ではないこともあり、一部ゲームに偏った言語使用の可能性も
本当に効果はある?
講師が紹介した英語をアレンジしてリピートしている点、文法は間違っている点、サンプル数が非常に少ない点などなど全体的にクエスチョンマークがつく。何か勘違いしていたら申し訳ないが、これは発表していい段階なのだろうか...?
ただ、英語学習において「ゲームが生徒のモチベーションアップにつながる」のは誰しも想像できるし、間違いはないだろう。子どもが英語好きになるための「ファーストステップ」としてはあり...なのかもしれない。
「eスポーツ英会話」受講料は月額8,800円(税込)で、レッスンは月4回まで(80分〜)となっている。なお大人でも受講できるとのこと。
Gaming Device Power Tune for FPS
eスポーツ英会話、eスポーツイングリッシュは、ゲシピ株式会社の登録商標です
©Gecipe︎ Inc.
Source: Pressrelease
コメント
コメント一覧 (2件)
受講料は月額8,800円
Fワードは完璧に覚えられるだろうな