PCゲーミングキーボード界隈で話題のラピッドトリガーブームへ、新たな刺客が参戦する。
海外ゲーミングデバイスメーカー「Higround(ハイグランド)」が日本時間8月31日午前4時から発売する” Performance Keyboard” 最新モデルに、ラピッドトリガーを後日実装すると発表した。過去モデルもラピッドトリガー対応を予定しているようだ。
Higroundとは
Higroundは2020年、ロサンゼルスを拠点に設立。「呪術廻戦」や「進撃の巨人」、さらには「新機動戦記ガンダムW」といった幅広いジャンルのアニメや、「ストリートファイター」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」、「ドリームキャスト」といった往年のゲームファンを喜ばせる作品などとコラボしたゲーミングデバイスを手がけている。
創業者のRustin Sotoodeh氏とKha Lu氏は、Forbesが選ぶ2023年ゲーム業界に影響を与えた30歳以下の30人に選ばれるなど話題性も高い。
プロゲーマーが監修したHiground Performance Keyboard
2021年、同じくロサンゼルスを拠点とするeスポーツ組織の「100 Thieves」が「Higround」を買収。以後は毎年プロゲーマー向けのキーボード”Performance Keyboard”シリーズをリリースしており、2023年8月15日に2023年版”Performance Keyboard”の発売を告知。
目玉として、ホールエフェクト/磁気スイッチとアクチュエーションポイントを自在に設定できる機能を搭載している。 アクチュエーションポイントはプリセットからファスト、ミディアム、スロウの3段階を選べる他、0.1mm〜4.0mmまで20段階に調整できる。
これらの機能は最近流行りの「ラピッドトリガー」搭載ゲーミングキーボードにはお馴染みの機能だ。 つまりラピッドトリガーにも対応できる可能性が高かったわけだが、8月29日にHigroundが公式X(旧Twitter)で後日アップデートでラピッドトリガーに対応すると告知した。旧モデルもアップデートで実装する太っ腹な対応だ。
開発にあたり100 ThievesのApex Legends部門プロプレイヤーのiiTzTimmyが監修しており、9月6日からイギリスで開催されるALGS Year 3チャンピオンシップで使用するとポストしている。
気になる発売日は?
2023年版Performance Keyboardは日本時間8月31日午前4時からHiground公式サイトで販売開始される。歴代のPerformance Keyboardが即完売だったことから、今回もすぐに売り切れることが予想される。
なお、Higroundは同時刻から『ドラゴンボールZ』とのコラボアイテムの販売も始める。2023年版"Performance Keyboard"のコラボモデルもあるので、ファンならそちらも忘れずにチェックしておこう。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: @Higround, @iiTzTimmy, Forbes
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