Microsoft(マイクロソフト)が手がける、ゲームハードXboxおよびそのブランド全体における2030年までの計画を記載した社内文書が、インターネット上に流出した。
Xbox事業を統括するフィル・スペンサー氏は、流出した文書が本物であることを間接的に認めている。しかし、それらはあくまで「古い文書」で、「多くが変更されている」と注意を促している。
Microsoftの社内文書が流出
流出の背景には、MicrosoftによるActivision Blizzard(アクティビジョン・ブリザード)買収計画をめぐる、規制当局との裁判がある。
米国の規制当局であるFTC(連邦取引委員会)に向け、Microsoftが提出していたXboxの事業計画が、社外秘の部分が修正されないまま公のものになってしまったのだ。
文書はXbox事業における2030年までの計画を記したロードマップで、以下のような内容を含んでいる。しかし、後述の通りすべて古い情報であり、その後ボツになった話があってもおかしくない。
- Xboxの携帯ハードの計画
- Xboxクラウドのコンソール機の計画
- Xbox Series XおよびSの新型、および次世代ハードの計画
- Xbox Eliteコントローラーの新型
- 新しい「プレミアム」コントローラー
- 『Dishonored 3』
- 『Ghostwire: Tokyo 2』
- 『Fallout 3』のリマスター
- 『Doom』シリーズの新作
- など
リークされた画像の一部
フィル・スペンサー氏が注意
Xbox事業を統括するフィル・スペンサー氏は、本件について自身のXアカウントでコメントしている。
「古いメールや文書をめぐる会話を目にしてきました。我々のチームの仕事が、このような形で共有されるのはつらいことです。なぜなら、非常に多くの変更があり、そして現時点で、将来に向けてわくわくすることがたくさんあるからです。準備が整い次第、本当の計画を共有します」
スペンサー氏は、流出したとされる社内文書が本物であることを間接的に認めている。しかし、たとえば2023年9月にリリースされたばかりのオープンワールドRPG『Starfield(スターフィールド)』のリリーススケジュールが、文書内では「会計年度2021年予定」となっているように、情報としてはかなり古いことも分かる。
あくまでも「昔の(単なる)計画」であることは留意しておこう。
コメント
コメント一覧 (11件)
ソニーが絶対悪なんだからMSと任天堂行為は全て善なんだよおおおおおおおおおおおお!!!!!
ニダニダゴキゴキゴキイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!