『レインボーシックスシージ』世界大会"BLAST R6 Major Atlanta"完結：優勝はブラジルチームW7M！史上初メジャー連覇達成

11/13/2023

『レインボーシックスシージ』世界大会"BLAST R6 Major Atlanta"完結：優勝はブラジルチームW7M！史上初メジャー連覇達成

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Ubisoft（ユービーアイソフト）の『Rainbow Six Siege（レインボーシックス　シージ）』競技シーンでは、日本時間11月13日に秋の世界大会「BLAST R6 Major Atlanta（以下、アトランタメジャー）」が完結。

W7M vs LOSのブラジル対決となったグランドファイナルで、激闘を制したW7Mが優勝。これで春のコペンハーゲンメジャー優勝に続き、2023年度の世界大会2連覇を果たす大記録を打ち立てた。

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『R6S』アトランタメジャー完結！優勝はW7M

日本時間11月1日から行われていた秋の世界大会「アトランタメジャー」。日本代表3チームを含め、世界の強豪24チームが、2週間に渡る激闘を繰り広げた。

13日に行われたグランドファイナルのマッチアップは、LOS vs w7m。現在のシージ界を支配する、ブラジルチーム同士の対決となった。

BO5の激闘の末、マップスコア1-3でw7mが勝利。春のコペンハーゲンメジャーでも優勝していた彼らは、今回のアトランタメジャーで連覇を達成。2023年度の競技シーンにおける紛れもないチャンピオンチームとして、アトランタの観衆から喝采を浴びた。

配信ログ：レインボーシックス日本公式

ブラジル対決となったグランドファイナル

メジャー連覇が狙えるw7mと、フェーズ1からここまで勝ち上がってきたLOSによるグランドファイナルが、BO5で行われた。

第1マップは「領事館」。攻撃でリードしたw7mは2-4で交代。どちらも正確無比なガンスキルを披露し、ラウンドがスピーディに展開していく。後半からはLOSも4-5まで粘ったものの、最後はHerdsZ選手が連続キルでしめくくり、「領事館」ではw7mが勝利した。

第2マップ「山荘」でもw7mの勢いは続く。対面での撃ち合いをことごとく制しつつ、あっという間に1-5の大差で攻防交代。LOSはタイムアウトで修正を試みたものの、w7mはここでも巧みに対応し、「山荘」も2-7で連取した。

このまま3タテで終われないLOS。第3マップ「銀行」では、7-4でどうにかしのいだ。前半は2-4でw7mがリードしたものの、防衛にまわってからはLOSのペースに。人数不利の状況からcameram4n選手がチームを救うクラッチを決めるなどして勢いに乗り、w7mのストレート優勝を阻んだ。

結果的に最終マップとなったのは「カフェ」だった。会場の盛り上がりが最高潮に達する中、LOSのMaia選手がクラッチを決め、いよいよ本領を発揮し始める。しかしw7mも連携の巧みさで対抗し、前半は2-4でリード。

第9ラウンド、2v2の局面でlobin選手とcameram4n選手がラウンドを取りきるなどして、LOSにも大逆転のチャンスが到来したかに見えた。しかし続く第10ラウンドでは、w7mのFelipoX選手とJv92選手が2人で守り切り、4-6で先にマッチポイントを取ってみせた。

『レインボーシックスシージ』世界大会"BLAST R6 Major Atlanta"完結：優勝はブラジルチームW7M！史上初メジャー連覇達成 53327298842 baac1602b2 k — おめでとうw7m！当代の最強チームと呼んで間違いない

1階への攻撃をMontagne（モンターニュ）を使って設置まで通しきり、5-6としたLOSだったが、dotz選手が痛恨のEDDキルを受けてしまう。w7mはその人数差を活かしつつ、LOSを1人ずつ撃破することに成功。最後に残ったMaia選手を倒し、これでラウンドスコア5-7。第4マップまで続く試合となったが、この瞬間、最終マップスコア1-3でw7mがアトランタのチャンピオンに戴冠した。

戦いはいよいよ「シックスインビテーショナル2024」へ

春と秋、2度のメジャーが熱狂とともに完結したが、シージ界はここからが大詰めだ。各チームとファンの視線は、世界ランキング・ベスト20チームによる年に一度の祭典「シックスインビテーショナル」へと向かって行く。

2023年度の競技シーンをしめくくる世界大会「シックスインビテーショナル2024」は、ブラジル・サンパウロを舞台に現地時間2024年2月13日開幕予定。23日から25日にかけては、会場での有観客試合となる。

チャンピオンw7mをはじめ、準優勝のLOS、さらにFaZe、Liquid、Ninjas in Pyjamas、海外大会でも猛威を振るっている彼らブラジルチームが、今回はホームのサポーターから熱烈な声援を浴びながら戦うことができる。既に勝ったも同然だろうか。

しかし、やってみなければ分からない。日本からはKAWASAKI SCARZも出場。韓国のDplusとSANDBOX、シンガポールのBleed、タイのFURY、オーストラリアのBlissらアジアの仲間たちも集結する。終わりよければ、ということで、インビテーショナルのタイトルはアジアのシージ界に持ち帰りたいところだ。

引き続き、シージeスポーツの栄冠の行方を追っていこう。なお、ゲーム内でも、11月28日より新シーズン「オペレーション・ディープフリーズ」がスタート。新オペレーターTubarao（トゥバラオ）が登場する（詳細記事）。次の対戦環境のことも、今から予習をしておこう。