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『レインボーシックス シージ』国内プロリーグ"RJL 2024"DAY3&4結果:チャレンジャーVITEがチャンピオン級チーム連続撃破 / CAG暫定首位キープ

『レインボーシックス シージ』国内プロリーグ"RJL 2024"DAY3&4結果:チャレンジャーVITEがチャンピオン級チーム連続撃破 / CAG暫定首位キープ
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Ubisoft(ユービーアイソフト)が手がける『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』eスポーツ競技シーンでは、日本国内リーグ「BLAST R6 JAPAN LEAGUE 2024」グループステージDAY3およびDAY4が終了。

暫定首位は、CAG OSAKAが1勝1敗ながらもキープ。一方、今年度から新たにリーグに加わったVITEが、このCAGと、さらに日本王者SCARZをともに下す大戦果をあげ、一気に界隈からの注目を集めた。

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『R6S』プロリーグ「RJL 2024」DAY3&4結果

BLAST R6 Japan League 2024 Stage 1 Group Stage Day 4

進行中の国内プロリーグ「BLAST R6 Japan League 2024(以下、RJL 2024)」。DAY3とDAY4の試合結果は以下の通り(全試合BO1)。

  • DAY4
    • IGZIST vs Crest Gaming Lst:8-7
    • VITE vs SCARZ:7-5
    • ENTER FORCE.36 vs CAG OSAKA:1-7
    • 父ノ背中 vs KINOTROPE gaming:2-7
      • ※配信中に試合順を変更(第2試合→第4試合)
順位表(DAY4終了時点)

VITEがチャンピオン級チームを連続撃破

「RJL 2024」も2週目に突入。グループステージは約1ヵ月の短期決戦であるため、事前のチームコンディションがとりわけ重要だ。そんな中、DAY3とDAY4ではリーグ新加入チームVITEが存在感を発揮した。

DAY3でVITEは、長らく日本シージを代表するチームの1つCAG OSAKAと「ナイトヘイヴンラボ」で対決。開幕2勝で好調のCAGに対し、攻撃からスタートした。序盤では縦横に広いマップ構造を活用してCAGに揺さぶりをかけたり、逆に第4ラウンドでは拠点をコンパクトに制圧するなど、緩急の効いた立ち回りで2-4とリード。

第10ラウンド。CAGの設置中、一気に逆ラッシュをかけるVITE(オレンジ)

防衛に回ってからも、VITEはCAGの重要なタイミングを読み切っていた。第8ラウンドではSmiLing C4T選手をはじめ、人数をかけたピークでCAGのエントリーを阻止。そして第10ラウンドでは、相手のディフューザー設置タイミングを狙って逆ラッシュをかけるという巧手も光り、4-6で先にマッチポイントを獲得。

CAGも粘ったが、最後のラウンドでは人数有利に屈して4-7。VITEはオーバータイムなしの勝利をつかみ、CAGに対し、数字以上に大きな3ポイントを得た。

翌日のDAY4では、VITEは日本チャンピオンSCARZと対決。CAG戦と同様、じっくり手順を踏むと見せかけながら、手薄な拠点を一気に制圧する立ち回りでSCARZを翻弄する。しかしSCARZも、これまでの試合で見せてきたVITEの手の内を分析しつつ、第4ラウンドではTaiyou選手がクラッチを決めて2-2とする。

互いに読み合いを繰り広げ、試合は5-5の熱戦に。お互いにタイムアウトを取った後、第11ラウンドではAkusu選手の冷静な2キルが決まって6-5。チームにマッチポイントをもたらした。VITEは次のラウンドもどうにか勝ち取りラウンドスコア7-5。オーバータイムなしで、CAGに続きSCARZに対しても大きな一勝をあげた。

CAGやSCARZのこれまでの成績と比較すれば、今年度から登場したばかりのVITEはチャレンジャーの立場にある。しかしプロリーグに入り、日本国内の「ティア1チーム」に分類される実力が確かにあることを、RJL2週目の戦いで彼らは見事に証明してみせた。来週はまずKINOTROPEと対戦。この勢いを継続できれば、リーグ最初の年度で一気にメジャー出場もあり得る。

暫定3位はIGZIST、オーバータイムで粘り勝ち

DAY4では、IGZIST vs Crest Gaming Lst(CGL)の一戦が、今週の8試合で唯一オーバータイムに突入する激闘となった。

IGZISTの視点では、DAY3でKINOTROPE gamingに3ポイントを献上してしまった後のCGL戦。戦いの舞台となった「銀行」では防衛から入ったものの、CGLはオペレーターピックによってガジェットバトルで優位を得つつ、2-4でリードして攻防交代となる。

攻撃に回ってからは、逆にIGZISTがガジェットバトルでやり返す場面も。さらに第10ラウンドではMaavi選手がディフューザー設置の駆け引きで技量を見せ、5-5と同点に。

最終的には7-7と、フルラウンドまでもつれたこの試合。最後はIGZISTのSIFTY選手が、土壇場でクラッチを決める劇的な幕切れとなった。IGZISTは3勝目をあげて暫定3位となり、引き続き5月のマンチェスターメジャー出場を目指す。

「RJL 2024」DAY5は3月30日開催

DAY5は3月30日

「RJL 2024」のグループステージは早くも折り返し地点。3月30日にはDAY5が、翌31日にはDAY6が開催される。

順位争いに注目すると、ShuReap選手とSironeko選手を補強し、さらにチームブランドも一新したCAGが暫定首位をキープ。VITEに敗北を喫したCAGだが、DAY4ではすぐに切り替えてENTER FORCE.36を粉砕した。

初週こそ、全チームが試合勘をつかみ合うような立ち回りをし、接戦の目立った「RJL 2024」。しかし2週目では、スコア差が開く光景も増えた。現在7位の父ノ背中は、DAY3でSCARZに2-7。DAY4でKINOTROPEに2-7と連敗。そしてENTER FORCE.36も、2試合を通じて7-2、1-7と振るわず、合計1ポイントで最下位に沈んでいる。

各チームのスタイルは試合を重ねるごとにあらわになっていくが、ライバルチームに分析されてもさらなる選択肢を見せられるか。もしくは「分かっていても止められない」タイプの強みを出せるかに注目だ。

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Source: YouTube

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