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『Destiny 2』10年の物語が完結!DLC「最終形態」先行デモ体験レポート:新サブクラス”プリズム”と新能力”トランセンデンス”で最後の戦いに挑め

『Destiny 2』10年の物語が完結!DLC「最終形態」先行デモ体験レポート:新サブクラス”プリズム”と新能力”トランセンデンス”で最後の戦いに挑め
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Bungieが開発・運営する基本プレイ無料FPS『Destiny 2(デスティニー 2)』で、10年かけて紡がれてきた「光と暗黒の戦い」が、6月5日に配信される最新DLC『Destiny 2:最終形態』でついに完結を迎える。

それに先立ち、Bungieのオンラインミーティングに招待され、開発者を交えながら先行プレイデモを体験する機会を得た。本記事では、その模様とインタビュー内容を合わせてお届けする。

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D2『最終形態』のストーリーは過去最大ボリューム

『Destiny 2:最終形態』では、これまでの拡張コンテンツで最大級のボリュームを持つストーリーが展開される。オープニングムービーの後、最初のミッションが開始。

昨年配信された『Destiny 2:光の終焉』で、敵勢力の親玉の”目撃者”が”トラベラー”の内部である”ペイルハート”に侵入した。 目撃者はペイルハートの中心で宇宙のすべてを書き換えるという壮大で恐るべき計画を実行中。それから1年が経過し、遂に”ガーディアン”もペイルハートへ突入するところから物語は始まる。

先日公開されたシネマティックムービー「ペイルハートの中へ」から少し時間が経過した時点のようだ。

デモプレイでのミッションの詳しい内容は明かせないが、ガーディアンの記憶を元に構築されつつ、目撃者によって改変された世界のペイルハートの風景に感心した。

背景だけで視聴者に考えさせる「エンバイロメンタルストーリーテリング」という手法と『Destiny 2』の美しいグラフィックが相まって、見覚えがあるようでいて見たことがない「何かがおかしい景色」は強烈なインパクトを与える。

ラストダンジョンらしい演出

Destiny 2:最新DLC『最終形態』先行デモ体験会レポート/10年分のストーリーが完結/新サブクラス”プリズム”と"トランセンデンス"で敵を蹴散らせ
ペイルハートでは前作『Destiny』のタワーも再現

また、ペイルハートはガーディアンの記憶だけでなく、目撃者や新勢力の”ドレッド”たちの記憶なども再現しているので、かつて”ルラク”や暗黒の勢力が住んでいた街も再現されている。 暗黒のピラミッドと同じ建築様式なので、ここが暗黒の勢力のテリトリーだとすぐに分かる。光の象徴たるトラベラーの中に暗黒のテリトリーが存在しているのだから緊迫した状況なのだろう。

ペイルハートの外縁部は比較的穏やかな景色だが、目撃者がいる中央部に近づくにつれて混沌としたデザインへと変化していくとのこと。一部コンテンツを除き、基本的に他のプレイヤーとはマッチングしないという仕様も、ラスボスダンジョンらしい演出と言えるだろう。

Destiny 2:最新DLC『最終形態』先行デモ体験会レポート/10年分のストーリーが完結/新サブクラス”プリズム”と"トランセンデンス"で敵を蹴散らせ
ドレッドの記憶で再現された暗黒側のシティ

新種族”ドレッド”登場

『Destiny 2:最終形態』では、新たな敵勢力”ドレッド”が登場する。目撃者の直属の部下である彼らは、暗黒の力”ステイシス”や”ストランド”を操り、ガーディアンの行く手を阻む。 まるでトラベラーの光の力を行使するガーディアンと真逆の位置にいる存在だ。

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目撃者に賛同する暗黒の使徒”ドレッド”

デモプレイでは、通常なら3人でプレイするとあるストライクをテスターの方がソロでプレイして案内してくれたのだが、相手の動きを拘束する暗黒の力を駆使してくるドレッドにより、引き寄せから慣性で空中に放り投げられたり、ステイシスで凍らされたりストランドで拘束されたりと厄介な攻撃が終始飛んできていた。

ノーマル難易度でこれなのだから最難関のナイトフォール玄人は地獄になるだろう。実際デモプレイを見ながら玄人でプレイする瞬間を想像してゾッとした。

また、ペイルハートで遭遇する”宿られた兵”は、目撃者に直接支配されているという設定で、他の宿られた兵とは異なる不気味な光を放つ。これもまた、ラスボスダンジョンらしい演出だ。

新サブクラス”プリズム”と新スーパースキル

ガーディアンにも大幅な強化が施される。まずは新サブクラス”プリズム”。これまで習得してきた光と暗黒のサブクラスが融合したもので、5つのスーパースキルと改良された従来のスキルを選択可能だ。”特性”や”かけら”はキャンペーンや探索で解禁されていくそう。

プリズムのスキルは、開発陣がPvEとPvPのバランス調整に苦心しながら厳選されたもの。光と暗黒の全てのスキルが使えるわけではないが、プレイヤーデータの収集次第では、新たなスキルの追加も検討されているとのこと。

追加される3種のスーパースキル

さらに、3つの光のスーパースキルが新たに追加される。

Destiny 2:最新DLC『最終形態』先行デモ体験会レポート/10年分のストーリーが完結/新サブクラス”プリズム”と"トランセンデンス"で敵を蹴散らせ
ハンターの新スーパースキル”嵐の鋭刃”
  • タイタン:”トワイライト・アーセナル”
    • 巨大な斧を召喚して敵に投擲、斧が命中すると引き寄せと弱体化を付与する爆発が発生し新しい斧が生成される。生成された斧は他プレイヤーも装備することができる。
  • ウォーロック:”炎のさえずり”
    • 近接攻撃スキルとグレネード強化、自分と周囲の味方のスキルリチャージ短縮と被ダメージ軽減。キネティック武器とソーラー武器は敵をスコーチ状態にする。
  • ハンター:”嵐の鋭刃”
    • ダガーを投げつけた先にワープしてから回転斬りでダメージを与える。一度発動すると最大3〜4回の投擲、もしくは12秒が経過するまで効果が持続する。
    • ワープ後の回転斬りは前作のブレードダンサーの回転斬りを再現しており、PvPで暴れそう。

これらの新スーパースキルは、キャンペーン中にアンロックされるため、取り逃しの心配はない。

新しい力”トランセンデンス”

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トランセンデンス発動時は決めポーズを取る

”プリズム”を使用していると、新たな強化”トランセンデンス”が発動可能になる。スーパースキルゲージの下に2本のゲージが追加され、それぞれ光と暗黒のダメージを与えてチャージしていく。

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左下に新しくゲージが2本追加されている。パーク系のバフ表示も左下に表示されるようになった。

最大まで溜まると”トランセンデンス”が発動し、グレネードと近接攻撃が即座に回復、武器ダメージ上昇、被ダメージ軽減などの効果を得られる。ちょっとしたスーパースキルみたいなものだ。 ペイルハートには、トランセンデンス状態でないとダメージが通らない敵もいるため、注意が必要だ。

なお、属性がないキネティック武器は左右のゲージをまとめてチャージできる特徴がある。

まだまだ続く『Destiny 2』

ストーリーが完結を迎えることで復帰勢も増えると予想されるが、これまでのストーリーを理解していないと、ついていけない部分もあるかもしれない。

現在の『Destiny 2』はゲーム内メニューから過去のシーズンで何が起きたかのあらましを確認できるようになり、YouTubeの公式チャンネルではゲーム内ムービーも視聴できる。一部は日本語字幕にも対応しているので詳しく学びたい方はチェックしよう。

ただし『Destiny 2:最終形態』の全体の流れは”ザヴァラ司令官”、”イコラ”、”ケイド6”を中心に話が進んでいくので、復習をしなくても復帰勢でも取っ掛かりやすい作りになっているそうだ。

『Destiny 2:最終形態』は、10年に及んだ「光と暗黒の戦い」の物語に一つの区切りをつけるが、『Destiny 2』自体が完結するわけではない。メインキャンペーンとレイドで目撃者との決着をつけた後も、”エピソード”という形で物語は続いていく。ガーディアンの旅はまだ終わらないのだ。

新しいスーパースキル、”プリズム”、そして強力な”トランセンデンス”も得たガーディアンたちが、最後の戦いに挑む『Destiny 2:最終形態』は2024年6月5日に配信される。

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Source: Bungie

『Destiny 2』10年の物語が完結!DLC「最終形態」先行デモ体験レポート:新サブクラス”プリズム”と新能力”トランセンデンス”で最後の戦いに挑め

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