VAXEEより、「VAXEE XE Wireless (4K)」の後継機となる「VAXEE XE-S Wireless (4K)」が発売された。EAAでもサンプルを提供していただいたので、両モデルを簡単に比較してみた。どちらを買うか迷っている方の参考になれば幸いだ。
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VAXEE XE-S と VAXEE XE 簡易比較表
XE-S | XE | |
サイズ | 60-59-64mm | 62-61-66mm |
重量 | 60-61g | 76g |
プリトラベル | 短い | 長い |
センサー | PWA3950 | PWA3395 |
ホイール | 重い | 軽い |
ホイールクリック | 重い | 軽い |
コード | ビニール系 | 布系 |
バッテリー持ち | 僅かに向上 | - |
価格 | 23,450円 | 20,450円 |
公式販売ページ | XE-S | XE |
XE-Sはわずかに小型化
まず、持った瞬間に小型化されたことがわかった。スペックを確認すると、やはり2mm程度だが僅かに小型化されていた(わかるものですね)。VAXEE XEが大き過ぎるわけではなく標準的なサイズで、万人受けしやすい形状だと言える。
単なる小型化ではなく形状も調整。好みの問題かもしれないが、個人的にはより手で包み込みやすくなったVAXEE XE-Sのほうが好みだ。手が大きい人は逆にVAXEE Xの方が良いだろう。
XE-Sはかなり軽量化
もっと分かりやすいのは軽量化。同じく持った瞬間にかなり軽量化されていることが感じられ、スペックをい確認すると約15gカットの約60gだった。VAXEE XEからバッテリーサイズの変更はない(電池持ちは僅かに向上)ため、これはシンプルに素晴らしい。VAXEEブランドでは最軽量となっている。
その他の違い
- プリトラベル(クリックが作動するまでの押し込み距離、反応するまでの遊び)がおそらくかなり短くなった。
- 背面のDPIは125-500-1000から、500-1000-2000に。
- 背面のデバウンスタイムは数字表記からLOW-MIDDLE-HIGH(L-M-H)に変更
- (2-4-8より小さくなる可能性があるため?)
- センサーはPWA3395からPWA3950にパワーアップ。
- 充電が例のがっちりホールドではなくシンプルUSB Type-Cになった。以前からがっちりホールドはいらない気がしていたので嬉しい変更。ちなみにぶら下げて振っても本体は落ちなかったので、そうそう外れることはないだろう。
- マウスソール: XE-Sは小型化された。
- ホイールとホイールクリック: XE-Sは重厚感があり重くなった。個人的には軽いXEのほうが好みだった。
簡易レビュー総括
一般的なVAXEE XEユーザーが、無理をしてまでVAXEE XE-Sに買い直す必要はないと思われる。高ポーリングレートが気になるハイレベルゲーマーや軽量・小型マウスが好みのゲーマーは、VAXEE XE-Sの方が向いているだろう。
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