Level Infiniteは、NExT Studios開発の基本プレイ無料協力型SFシューター『SYNCED(シンクド)』のサービスを日本時間9月9日正午に終了すると発表。有料ゲーム内通貨については払戻し対応を実施する。
PC版が9月8日にリリースされて以降、2度の大型シーズンアップデートをリリースした『SYNCED』。PvEとPvPを両立させたカジュアルなルートシューターだったが、惜しくも1年でのサービス終了となった。
『SYNCED(シンクド)』 がサービス終了
『SYNCED』は三人称視点のルートシューター。プレイヤーは「ランナー」となり、「ナノ」と呼ばれる敵とシンクロ。ナノを自らの武装として共に戦うという要素が大きな特徴だ。異なるクラスのナノに、それぞれのランナーのロードアウトやスキルを組み合わせ、さまざまなプレイスタイルを試すことができる。
ゲームモードにはPvPとPvEの2種類があり、どちらも3人1組でプレイ可能。大型アップデートとして、3月にシーズン2「サイバーサファリ」がリリースされた。
サービス終了までのスケジュール、ゲーム内通貨は払い戻し
記事執筆時点でSteamストアページにはまだアクセスできるが、公式サイトのリリースによると7月9日よりダウンロードが停止予定。9月9日正午をもってゲームへのログインが不可能になる。
これによりゲーム内通貨「エンピレア」、「シリング」および「タックスコイン」は販売停止。サービス終了までは使用できる。
なお、これらゲーム内通貨は資金決済に関する法律第20条第1項の規定に基づき、払戻しが行われる。詳細は後日告知。払戻しを受けるために、プレイヤー側でスクリーンショットの撮影が必要と案内されている。
「払戻し申出に際して必要事項をご提供いただくにあたっては、ゲーム内「ショップ」画面のスクリーンショットをご提供いただく必要がありますので、お客様自身において、スクリーンショットの撮影をお願いいたします」
サ終の原因は? リリース以降プレイヤー増えず...
Steam ChartsでPC Steam版のみの人口推移を振り返る。サービス開始月の10,210人が、同接プレイヤー数としてはピークだった。記事執筆時点で月平均は100人を下回っており、サービス継続の限界点を迎えたことが察せられる。
何が問題だったのだろうか。Redditのコミュニティ規模は小さく、具体的な議論の痕跡も少ない。『Destiny(デスティニー)』シリーズと 『The Division(ディビジョン)』シリーズを合わせたようなルートシューターであり、体験としては楽しいといった旨の感想が目に留まるが、一方では「戦闘が単調でしばらくすると飽きる」といった指摘も。
またSteamには、ゲームのクラッシュなど技術的な問題への指摘や、人が少ないために「一緒に遊ぶプレイヤーが見つからない」といったレビューが残されている。局所的にはガチャにおけるレジェンダリー武器の排出率の低さに言及するコメントもあるが、こうした点のみが致命的だったわけではないだろう。いずれにせよ、プレイヤーの心をつかむことは残念ながらできなかったようだ。
『SYNCED』9月9月を持ってサービス終了。もしゲーム内通貨を購入したまま放置している方がいたら、後日の払戻し対応に申請しておこう。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: SYNCED Official
コメント
コメント一覧 (5件)
First Descendantも1年後こうなるのかな
どこの会社かと思えばテンセントか
前はイケイケでよく名前きく会社だったけど今はこんな感じなんやな
>前はイケイケでよく名前きく会社だったけど
いやお前、傘下にRiotやEpicを所有する中国企業やぞ…
前はイケイケどころか、今でもゲームの売上高で言えば世界1,2を争うレベル
まぁ自社開発のソフトで売れてるのは中国で人気の王者栄耀といったモバイルゲームで、RiotやEpicはその豊富な資金力で買収しただけに過ぎないけど
そもそも中国の内需がデカ過ぎるからな
そんな大手のゲームが最大同接1万人で1年でサ終か....
気になってたけど、PS5に来る前にサービス終了しちゃったなぁ。
最近の無料ゲーは終わるのが早い。