『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ)』のeスポーツ大会「Call of Duty League Championship 2024」が、7月19日から4日間にわたってテキサスにて開催された。
グランドファイナルにて地元チームのオプティック・テキサスが、ニューヨーク・サブライナーズを5-1で破り優勝。OpTic Gaming時代を含めて7年ぶり、CDLに移行してからは初のチャンピオントロフィーを獲得した。
CDL Champs 2024 グランドファイナルハイライト
グランドファイナルの対戦カードは2017年以来の王座を目指すオプティック・テキサスと、CoD eスポーツ史上初の2年連続トロフィーを目指すニューヨーク・サブライナーズという顔ぶれになった。2017年当時のOpTic Gaming優勝メンバーも応援に駆けつけた。
両チームは第1ゲームから激しい戦いを繰り広げるが、最後にリスポーン優位に立ったオプティックが先制する。続くサーチアンドデストロイも最終ラウンドまでもつれ込むが、ここもオプティックが勝ちリードを広げる。前回大会ではサーチアンドデストロイで1勝もできずに終わったが、本大会では大胆な立ち回りで克服した。
第3ゲームのコントロールではサブライナーズが勝利し2-1に。しかし次のハードポイントではSMGを担当するShotzzy選手とPred選手が大暴れし、30キル以上を記録。
最後のコントロールでもそれぞれが拠点確保と裏取りの役割をまっとうし、完璧なチームワークで7年ぶりのトロフィーを獲得した。
順位と賞金
- オプティック・テキサス(80万ドル)
- ニューヨーク・サブライナーズ(48万ドル)
- トロント・ウルトラ(32万ドル)
- ロサンゼルス・シーブス(16万ドル)
- アトランタ・フェイズ(8万ドル)
- マイアミ・ヘレティックス(8万ドル)
- シアトル・サージ(4万ドル)
- ロサンゼルス・ゲリラズ(4万ドル)
Kenny選手とShotzzy選手はプロの中でも数少ない、複数のシーズンでチャンピオンを獲得した選手となった。アメリカ出身の選手が多数を占めるCoD eスポーツにおいて、Pred選手はAPAC出身の選手として初めてリングを獲得した。
CoD eスポーツで圧倒的な強さと人気を誇ってきたOpTic Gamingだったが、チームの買収や象徴的な存在でもあったScump選手の引退など、近年は苦しい時代を過ごしていた。しかしこれからは、彼らこそがCoD eスポーツの未来を担う存在となるだろう。改めて優勝おめでとう!
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅲ)
- 発売日:2023年11月10日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
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