株式会社日本HPは8月30日、ゲーミングPCブランド「OMEN」の最新モデル「OMEN 35L Desktop(インテル)」の国内向け販売を開始した。希望小売価格は462,000円(税込)。
既存の「OMEN 40L」から一回りコンパクトになったモデル。パフォーマンス、拡張性、冷却性能に優れ、ユーザーの要望にダイレクトに応えるゲーミングPCへと仕上がっている。
「OMEN 35L Desktop(インテル)」3つの注目ポイント
- ストアページ:Amazon Hyper Xストア
- 製品ページ:日本HPサイト
HP(ヒューレット・パッカード)社の調査によると、ゲームを楽しむ層の96%が、ゲーミングPCを購入する際に「パフォーマンス」を優先。さらに84%が「将来のアップグレードやカスタマイズが可能か」を重視しているという。
日本国内向け販売が開始する「OMEN 35L Desktop」は、こうしたゲーマーからの要望にしっかりと応える最新ゲーミングPCだ。なおこちらはインテルCPU搭載モデル。「OMEN 35L Desktop」は以下の3点で強みを発揮する。
- 高度なAIパフォーマンス
- 優れた拡張性
- 冷却機能
1. 高度なAIパフォーマンス
「OMEN 35L Desktop(インテル)」は従来モデルの「OMEN 40L」よりも一回り小さいものの、CPUには最大でインテル Core i7-14700Fを搭載。GPUには、40Lと同様にNVIDIA GeForce RTX 4090までサポートする(※35Lの縦置き時の寸法は、約210 ×408 ×410 mm。40Lは、約204 ×470 ×467 mm)。
RTX 4090はパフォーマンスの優秀さはもちろん、AIを活用したグラフィック制作や、AIの大規模言語モデルの処理も可能なGPU。ゲームやAI体験を新しいレベルへと引き上げてくれる。
2. 優れた拡張性
「OMEN 35L Desktop(インテル)」は業界標準のコンポーネントを搭載。CPUクーラー、ファン、電源ユニットは以下のとおり。
- 第7世代Asetek製ポンプを搭載した、ARGB対応の水冷240mm「OMEN CPUクーラー」
- 120mmまたは140mmの「OMENファン」
- Intel ATX 3.0に準拠した、フルモジュラー設計の850Wまたは1000Wの「OMEN電源ユニット」
さらに、将来の用途に合わせたカスタマイズも容易。以下に対応している。
- フロントファン140mm×2(ARGB対応)
- トップファン120mm×2(ARGB対応)
- リアファン120mm×1(ARGB対応)
- 最大240mmの水冷クーラー(ラジエーターの厚さ最大67mmまで)
- 最大288mmのグラフィックカード
- DDR5メモリDIMMスロット×4
- M.2 PCIe Gen5 SSDスロット×2 (Gen5×1、Gen4×1)
- 2.5”/3.5”兼用ストレージスロット×1
- Micro ATXマザーボード(244mm × 244mm)
- 最大155mmのATX 電源ユニット
3. 刷新された冷却機能
「OMEN CPUクーラー」と「OMENファン」については、エアフロー等の冷却機能をゼロから再設計している。Asetek製の第7世代ポンプを採用した240mm水冷クーラーにより、従来品と比較して最大冷却性能が14%向上した。
ファンにも進化が見られる。P/Q曲線(ファンと風量と静圧の数値を基にした特性)をケース内の空気流経路に合わせて調整。システムに高負荷がかかる際のファンノイズレベルも、OMEN 25Lと比較して25%低減した(-1.5dBA)。
なお出荷時は、複数のCPU/GPUの組み合わせで最も適したファン速度に設定される。
OMEN Gaming Hubの機能強化
「OMEN 35L Desktop(インテル)」にはOMEN Gaming Hubがプリインストール済み。その機能も強化された。
ユニバーサルゲームランチャー「My Games」からは、クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」でプレイ可能なタイトルも起動できる。「Google Play Games」にも対応し、スマートフォン等で楽しんでいる何千ものゲームタイトルがPCでプレイ可能になる。
パフォーマンスと拡張性に優れた「OMEN 35L Desktop(インテル)」は、新たにゲーミングPCをお探し中のユーザーにぴったりの選択肢となるだろう。日本HPの製品ページで詳細仕様を確認しつつ、AmazonのHyperXストアページで購入を検討してみよう。また、9月26日から幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2024」のインテルブースでも展示予定。現地で実物をチェックできる。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Pressrelease
コメント