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『レインボーシックス シージ』日本リーグ"RJL 2024"ステージ2 DAY7結果:SCARZ首位でプレイオフへ、2位CAGは直接対決を制す

『レインボーシックス シージ』日本リーグRJL 2024ステージ2 DAY7結果:SCARZ首位でプレイオフへ、2位CAGは直接対決を制す
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Ubisoft(ユービーアイソフト)の『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』eスポーツ競技シーンでは、2024年度の後半戦にあたる「ステージ2」が進行中。国内リーグ「Rainbow Six Japan League 2024(RJL 2024)」でも、7節に渡って行われた「グループステージ」が完結し、プロ8チームの順位が確定した。

首位となったのはSCARZ。6勝1敗の好成績だった。CAGも同じく6勝1敗ながら、タイブレークにより2位に着地。10月4日からはいよいよ、グループ上位の6チームによる「プレイオフ」が開催される。

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『R6S』日本リーグ"RJL 2024"ステージ2 DAY7結果

「RJL 2024ステージ2」における、グループステージの最終順位は以下のとおり。

『レインボーシックス シージ』日本リーグ"RJL 2024"ステージ2 DAY7結果:SCARZ首位でプレイオフへ、2位CAGは直接対決を制す
グループステージ順位(DAY7終了時)
  • 1位:SCARZ
  • 2位:CAG Osaka
  • 3位:KINOTROPE gaming
  • 4位:IGZIST
  • 5位:Crest Gaming Lst
  • 6位:ENTER FORCE.36
  • 7位:VITE
  • 8位:父ノ背中

7節が終わって首位はSCARZ。2位はCAG。どちらも6勝1敗だが、タイブレークルールにもとづいて、全試合でのラウンド取得/損失差が比較された。それでもラウンド差は28対25ポイントであり、わずかな違いだったと言える。

グループステージが終了し、これから1位~6位のチームは後述する「プレイオフ」に進出。7位と8位のチームは、一般参加チームも加わるメジャーの予選トーナメントに向かうことになる。

頂上決戦、SCARZはCAGに敗れるも順位逆転は許さず

グループステージ最終節における最後の試合は、CAG vs SCARZ。日程は開幕前から決まっていたが、前評判通りの頂上決戦が実現した。

BLAST R6 Japan League 2024 Stage 2 Group Stage Day 7

試合開始時点では、まだ2チームの順位が入れ替わる可能性があった。SCARZは勝利するか、敗北しても「7-3」よりも小さいラウンド差で終えることで首位をキープできる。CAGの視点では、その反対が逆転首位に浮上する条件だった。

決戦の舞台は「銀行」。SCARZ攻撃、CAG防衛からスタートした。夏の中断期間では、EWCに出場しつつコミュニケーションの精度を磨き上げたというSCARZ。国内でも随一のゲームスピードで、「銀行」という広めのマップを制圧にかかる。Taiyou選手のMontagne(モンターニュ)がとりわけ効果的だった。

対するCAGも、Anitun選手がClash(クラッシュ)を投入。さらにMute(ミュート)やEcho(エコー)なども使い、ガジェットと視覚情報の両面からSCARZの進行状況を管理しにかかった。

序盤は2-2と拮抗したが、まず第5ラウンドで分岐点が。2階の攻防で拠点内へと詰めようとしたSCARZの選手たち3人を、CAGのAnitun選手が華麗にさばくことに成功。これでスコアは3-2とCAG優勢に。続く第6ラウンドでは、BlackRay選手が拠点内で再びSCARZの詰めを完封し、4-2。CAGが差を作って攻防交代に成功した。

しかしSCARZの対応力も一級品だ。後半最初の防衛ラウンドで、CAGの選手たちはオープンオフィスに人数をかけて駆け込むという作戦を見せる。しかしSCARZはこれを冷静に阻んで、スコアは4-3。その後5-3となったが、タイムアウト挟んだ第9ラウンドでは、Wqsyo1選手の側面からの一刺しが決定打となりスコアを5-4にした。SCARZはこの時点で、無事にグループステージ首位を確定させる。

とはいえ試合は継続中。CAGもクオリティを落とさず、自分たちの作戦遂行に徹した。6-5となったところでの第12ラウンド。SCARZはオーバータイムに持ち込むべく、Nina選手がCaveira(カヴェイラ)を投入して土壇場での意外性を狙う。

『レインボーシックス シージ』日本リーグ"RJL 2024"ステージ2 DAY7結果:SCARZ首位でプレイオフへ、2位CAGは直接対決を制す
6-5でCaveiraハイド実行。良いアイデアだったがぎりぎりで阻止される

実際この局面でのハイドはCAGの盲点となり、見事に刺さったかに思われた。しかし、尋問される直前でAnitun選手がカバーに成功。さらにBlackRay選手が人数差をつけた状態から拠点のせん滅に成功し、最終スコアは7-5。2位とはなったものの、頂上決戦としてはCAG側がどうにか勝利をおさめた試合だった。

CAGにとっては、SCARZに対する久しぶりの白星だ。Liquipediaによると、CAGとSCARZの公式戦は2019年から17試合が記録に残っている(BO1、BO3混在)。今回の試合を含めてCAGは5勝、SCARZは12勝。SCARZが長らくCAGを上回り続けている中で、29日に勝利できたことはCAGにとってさらなる前進と言えるだろう。最終節の最終戦にふさわしい好勝負だった。

いよいよメジャー出場権をめぐる「プレイオフ」へ

『レインボーシックス シージ』日本リーグ"RJL 2024"ステージ2 DAY7結果:SCARZ首位でプレイオフへ、2位CAGは直接対決を制す
メジャー出場権争いも大詰め

今秋の世界大会の舞台となるのは、シージ開発スタジオのあるカナダ・モントリオール。11月7日から開催されるこの「BLAST R6 Major Montreal 2024」に、日本はあらかじめ2チーム分の出場権を持っている。

出場権のうち1つは、10月4日から6日にかけて開催される「RJL 2024 ステージ2プレイオフ」で争われる。

プレイオフにはグループステージの上位6チームが出場。全試合BO3で行われ、グループステージ1位のSCARZと、2位のCAGは準決勝から出場できる。

『レインボーシックス シージ』日本リーグ"RJL 2024"ステージ2 DAY7結果:SCARZ首位でプレイオフへ、2位CAGは直接対決を制す
プレイオフのトーナメント表

シックスメジャーはフェーズ1~フェーズ3までの3段階で構成されているが、プレイオフで優勝した1チームが「フェーズ2」からの出場権を獲得できる。もう1つのメジャー「フェーズ1」からの出場権は、プレイオフ終了後からが大詰め。10月11日から行われるLCQ(Last Chance Qualifier=最終予選)トーナメントの優勝チームがこれを手にする。

BLAST主催の現在のシステムになってから(あるいはそれ以前から)、SCARZは国内最強の座を維持し続けてきた。今季もこの流れが続くと予想するのは無難かもしれないが、CAGをはじめ他のチームがそれを覆す可能性も軽視されるべきではない。10月4日からは日本シージの公式チャンネル(YouTubeTwitch)で、ステージ2プレイオフの結末を見届けよう。

  • タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
  • 発売日:2015年12月10日
  • 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam
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Source: YouTube

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