『Vampire Hunters(ヴァンパイアハンターズ)』は、迫り来るモンスターの大群を大量の火力で吹き飛ばすローグライトサバイバーFPS。プレイを繰り返してキャラクターをアップグレードさせ、さらなる困難へと挑んでいくのがゲームのコアだ。
2023年7月からSteamにて早期アクセスが始まっていたが、正式リリース日が現地時間2024年10月30日であることが最新トレーラーを通じて発表された。PC Steam版のほか、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|Sにも対応。Steam版は日本語インターフェースあり。
ローグライトサバイバーFPS『Vampire Hunters』10月30日正式リリース
Gamecraft Studiosが手がける『Vampire Hunters』(Steamストアページ)は、一見すると『Vampire Survivors(ヴァンパイアサバイバーズ)』をFPSにしたようなゲーム。ストアページでも「オールドスクールなFPSと『Vampire Survivors』のユニークなゲームプレイを融合した新しい体験」としている。
しかしトレーラーからも伝わるように、一人称になったことで臨場感が向上。さらにサブマシンガンなど最大14種の武器を同時に撃って戦うという、派手なビジュアルでしっかり独自性を出している。
サブジャンルは「ローグライトサバイバーFPS」。ゲームオーバーしながらも繰り返しプレイすることで、少しずつキャラクターを強化。体験に変化をつけていくのが魅力のジャンルだ。
繰り返しプレイが楽しいヴァンサバFPS
プレイヤーはまず操作キャラクターを選択。「Scout(スカウト)」、「Berserker(バーサーカー)」、「Paladin(パラディン)」など、それぞれ出自、性能、スキルの異なるキャラが用意されている。
ゲームプレイの流れとしては、出てくる敵をひたすら倒してレベルアップ。武器のアップグレードや、追加の武器、レリックという強化装備を獲得しつつ、より長い時間の生存を目指すというシンプルなもの。『Vampire Survivors』プレイ済みの方ならすぐに理解できるだろう。
武器には、「サブマシンガン」、「クルーシボウ(クロスボウ)」、「ピューガン(聖水の水鉄砲)」、「ランチャー」といったメイン武器のスロットが10個。加えて「ボム」や「リビングチェンソー」など、爆発物や近接武器を扱うサブ武器スロットが2個。
さらに、カラスやカエルの使い魔で攻撃するパッシブ武器のスロットが2個ある。最終的に、計14種もの武器で同時に撃つことができる。
武器の他に「レリック」という装備品スロットも。たとえば「アイアンアーマー」を取ると最大HPが上がるが、逆にスピードは下がるという風に、長所と短所が設定されているレリックもある。プレイ中は念入りにリスクを選択する必要がある。
大量の敵を撃ちまくるタイプのゲームなのでクリックが疲れそうだが、敵に照準を合わせるだけでメイン武器を自動で発砲する機能もある。
ゲームオーバーすると武器やアップグレードはすべて失われるが、成績によって「アップグレードコイン」や「名声ポイント」を獲得できる。これらは「スキルツリー」を進めたり、「永続アップグレード」でキャラを強化するのに使う。
スキルツリーでは、たとえば「ダッシュ」のスキルやアーティファクトをアンロックできる。永続アップグレードでは、攻撃時の追加ダメージを強化したり、初期の最大HPを引き上げたりできる。
アーティファクトは初期ステータスにバフをかけるアイテム。たとえば「幸運のコイン」は初期の運勢ステータスが上がる。このように複数の手段でキャラクターの継続戦闘能力を高めることで、さらなる難敵に挑めるようになる。
10月30日にパワーアップして正式リリース
次回の大型アップデートでアーリー抜けとなることは以前から告知されていたが、具体的な正式リリース日が現地時間10月30日であることが新たに発表された。PC Steam版のほか、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|Sの各プラットフォームでプレイできる。
このバージョン1.0では、新たに4つのマップ、3人のキャラクター、多数の武器、遺物、アーティファクト、星座、アップグレード、実績、モンスターが追加される。
残念ながらSteam版は9月下旬に値上げ済みだが(1,200円→1,700円)、FPSが好きでローグライトも好きという方は『Vampire Hunters』をプレイしてみてはいかがだろうか。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: YouTube, Steam
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