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『レインボーシックス シージ』Y9S3.3デザイナーノート:ZeroやZofiaら6名のオペレーターが強化 / 盾の調整は来シーズンで

『レインボーシックス シージ』Y9S3.3デザイナーノート:ZeroやZofiaら6名のオペレーターが強化 盾の調整は来シーズンで
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Ubisoftは、『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の次回アップデート内容を記載した「Y9S3.3デザイナーノート」を公開した。

11月の世界大会「BLAST R6 Major Montreal 2024(モントリオールメジャー)」開幕前の実装が見込まれるこの調整では、6名のオペレーターが上方修正。一方で現環境の争点となっている盾オペレーターへの調整については、来シーズン(Y9S4)に持ち越しとなった。

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『R6S』Y9S3.3デザイナーノート

今回は、以下のオペレーターが調整の対象になった。

  • Iana(イアナ):強化
  • Jackal(ジャッカル):プレイ品質改善(実質強化)
  • Kali(カーリー):強化
  • Mozzie(モジー):強化
  • Zero(ゼロ):強化
  • Zofia(ゾフィア):強化

Ianaのジェミニが使いやすく(強化)

  • ジェミニレプリケーター
    • 破壊された後のクールダウンを30秒から20秒に短縮

少し前までのメタではアタッカー筆頭だったIana。開発側の方針で「キル獲り係」から「サポート係」に転向することになって以来、Ash(アッシュ)の復権なども合わさって存在感を失っていた。

ラウンド中なら何度でも使える彼女のジェミニレプリケーターだが、ドローンと比べて視認と破壊が容易なのが欠点。それにも関わらずクールダウンが30秒もある点は、サポート係として「十分なインパクトを与えているように感じられない」とのことで、今回のような調整となった。

Jackalのプレイ感が改善(実質強化)

  • アイノックス モデルIII
    • 被弾時のバイザーの歪みを削除

アイノックス起動中にダメージを受けると画面が歪む、という現在の仕様。しかしJackalにとってはプレイしづらくなるだけで、防衛側にとっては大したカウンター効果を期待できないという、攻防どちらにも意味合いの薄い仕様だった。

そこで今回は「ゲームプレイの品質改善」のために、この歪み効果を削除したとのこと。実質的には強化と解釈しても問題無いだろう。

Kaliがスモグレを獲得(強化)

  • CSRX 300
    • 弾道の継続時間を2秒から1秒に短縮
    • 弾道サイズを75%縮小
  • サブガジェットにスモークグレネードを追加

長距離から一撃で敵を射抜けるスナイパーライフルCSRX 300。ただしその威力と引き換えに、目立つ弾道が残ることで、防衛側にはKaliの位置が分かるという形でバランスが取られていた。

しかしこの「弾道で位置がばれる」点は、「スナイパーとして密かに射線をロックしておく」という役割と噛み合わせが悪く、Kaliの役割を複雑にしていたという。そこで弾道の視認性を下げ、Kaliが同じ場所から複数の弾を撃ち込みやすくし、防衛側にはより注意深さを求めるようにした。

スモークグレネードを渡した意図は、「Kaliが位置変更するのをサポートするため」。さらに、「視界を遮り、Kaliの射線上に防衛側を通らせるため」でもある。

Mozzieのペストが4つに増加(強化)

  • ペストランチャー:3発から4発に増加
  • サブガジェットにインパクトグレネードを追加

実装時からその強さが話題になったMozzie。ペストを命中させることで、攻撃側の情報ガジェットを1つ減らし、防衛側の情報ガジェットを1つ増やせるので、味方にばく大なアドバンテージを提供できる。

しかし現実には、3つのペストすべてがうまく機能するのは稀だという。むしろ情報阻害の確実性では、Mute(ミュート)の方が高い影響力を発揮していた。

そこで今回は、撃てるペストを4つに増加。「準備フェーズ中に設置しておくペスト」と「アクションフェーズの流れの中で使うペスト」を分けやすくすることで、Mozzieの柔軟性を向上させる試みだ。

さらに、サブガジェットにインパクトグレネードを追加した。自分で遊撃したり、確保したドローンの通り道を作るのに活用できる。初期はSuper Shortyでこれができたが、没収後は難しくなっていた点が改善されそうだ。

Zeroのカメラが6つに増加(強化)

  • アーガス・カメラの最大数を4つから6つに増加

実装時から「書いてあることは強いオペレーター」の1人だったZero(ゼロ)。遠距離から好きな場所にカメラを設置できる「アーガス・ランチャー」は非常に魅力的だ。情報を得るだけでなく、ガジェット破壊にも利用できる。

しかし実戦では、特にカメラを置きたい拠点内に撃ち込むと、大抵すぐに見つかって破壊されるという弱点があった。そのため「銀行」など広めのマップで、遊撃プレイヤーの監視に使われるのが専らだった。

そこで今回、アーガス・カメラを4つから6つに増加。もし一部のカメラが破壊されても、他のカメラを活用できる可能性を広げ、クリエイティブな選択を増やせるようにした。初心者にとっても、うっかり意図しない場所に引っかけてしまうミスが許される余地が広がり、使いやすくなるだろう。

アーガスには他にも、スーリヤ・ゲートを停止させたり、ADSやMAG-NETで厳重に守られているエリアに「エサ」として撃ち込んだり、敵が隠れていそうな場所にカメラを放ってリアクションを要求するなど、便利な消耗品として使う応用技も以前から見られていた。6発に増えたことで、こうしたオマケ機能の価値も一段階引き上げられそうだ。

Zofiaがハードブリーチング・チャージ獲得(強化)

  • サブガジェットのブリーチング・チャージを、ハードブリーチング・チャージと交換

実装時から「1人でさまざまなことをこなせるオペレーター」としてデザインされていたZofia。しかし現在はスピード1であることで、初期のようなエントリーフラッガーの役割はできなくなっていた。さらに中~後列のソフトブリーチャーとしても、Buck(バック)やRam(ラム)などにピックを奪われていた。

そんなZofiaは今回、ハードブリーチング・チャージを獲得。ソフトブリーチとハードブリーチを1人でこなせるようになった。攻撃側のピックパターンを広げられる調整だ。

盾オペの調整は来シーズンで

『レインボーシックス シージ』Y9S3.3デザイナーノート:ZeroやZofiaら6名のオペレーターが強化  盾の調整は来シーズンで
PC版のウィンデルタとピック率(Y9S3.2時点)

攻撃側の盾オペレーター(主にBlitzとMontagne。Fuzeも含む)は現環境、とりわけ競技シーンにおけるBANの常連だが、今回は調整を見送られた。メジャーでも引き続きBANされそうだ。

しかし開発サイドでも、リワーク後の盾の脅威を懸念している。盾を使っての強引なエリア取りは「過剰に威圧的な解決策になっている」とし、「イヤー9シーズン4で、サポートの役割を強化するように調整予定」とのこと。

具体的な部分は不明だ。しかし盾を構えてラインをキープするだけでなく、挑んできた相手をシールドバッシュで一方的に倒せる理不尽さが見直されることに期待したい。

  • タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
  • 発売日:2015年12月10日
  • 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam
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Source: R6S Official

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • バッシュが最強すぎる。正直倒された時点でおしまいなんだしダメージは消していいわな

    あと抑圧メカニズムが何の影響力もないから、撃たれてたらADSできないとかゲージもっと溜まりやすくなるとか、何かしら調整してほしいとこだが

  • ・シールドバッシュのダメージ0
    ・シールドバッシュの連続使用不可
    ・盾構えている時のADS速度低下
    くらいはやってほしい
    あとイングレのダメージは元に戻して…

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