『WRAITH OPS(レイスオプス)』はGrassrootz Studioが開発、Team17がパブリッシャーを手がける新作シューター。現地時間8月18日より最初のプレイテストを開催する。
対戦FPSの「原点回帰」をはかりつつ、進化を求めた作品だ。シンプルながらも分かりやすいロードアウトとルールを洗練させたことで、複雑化した現代FPSに一石を投じる存在になるかもしれない。
タクティカルFPS『WRAITH OPS』プレイテスト8月18日スタート
『「原点回帰」にして進化した体験』とSteamストアページでも説明されているように、『WRAITH OPS』は今風の複雑なギミックを排除した、シンプルなシューター体験を追求している作品だ。
プレイヤーはメイン武器とサブ武器、パークなど定番要素を組み合わせてロードアウトを編成。「オーバーロード 12v12」など、スピード感あふれる4種のモードで腕前を競い合う。

この『WRAITH OPS』では、現地時間8月18日より最初の公開テストを開催する。インスタントアクセスキーはTwitchと連動したキャンペーンで入手でき、18日からこのキーを入手できたプレイヤーは一足早くプレイできる。それ以外は、21日からの公開アクセスで参加できるようだ。
- 『WRAITH OPS』プレイテスト参加方法
- 8月18日:Steamでサインアップ開始
- 8月18日:Twitchでクリエイターの配信を視聴し、Dropsでインスタントアクセスキーを入手
- 8月21日:公開アクセステストがスタート(25日まで)
- (日本語サポートあり)
Twitchで入手できるインスタントアクセスキーは数量限定。Dropsを入手して「キーを獲得」を手動で選択すると、先着順でキーが配られるしくみだ。キーは8月21日に再補充されるが、それが尽きるとキーは獲得できなくなる。
このイベントでキーを獲得しておくと、今後Steamで開催されるすべてのテストにも『WRAITH OPS』アプリを経由して参加できるようになるという。
『WRAITH OPS』のコンテンツ

プレイテストでどこまで体験できるかは明記されていないが、リリース時には以下のコンテンツにアクセスできる。
プレイヤーは「イージス・インダストリー」と「ヴォルガ大隊」という2派閥に分かれて対戦。対戦を通じて天候が変化するシステムを採用しており、徐々に移り変わる天候によって没入感が高まる。
- ゲームモード4種
- オーバーロード 12v12
- ガンゲーム
- アリーナモード
- チームデスマッチ
- ロードアウト構成
- プライマリ、セカンダリ、近接武器
- 投擲武器(攻撃、防御、戦術)
- 興奮剤
- 衣服、ギア、迷彩&パッチ
- パーク、階級パーク、武器パーク
- スペシャルジェスチャー、ナイトビジョン&タブレット
- 6つのマップ
- 複合施設
- 空軍基地
- 製鉄所
- 潜水艦
- ショッピングモール
- アリーナ
登場武器は38種以上。それぞれアタッチメントでカスタマイズが可能で、さらに「パーク」のカスタマイズ要素で自分専用のロードアウトを作成していく。他にもリアルなグラフィックとダメージモデル。満足度の高い銃声。聞き取りやすい足音。カスタムサーバーなど、現代のFPSに求められている要素は一通りそろえている。

「原点回帰」を目指した一方、逆に言うとやや保守的すぎるシステムに見えるかもしれない。しかしながら、「タクティカルシューター」と自己紹介しつつ、「スピード感あふれるアクション」とアリーナシューターのような側面も混ぜ合わせているところからは、何らかの新しさを探求しようとしている印象は受ける。
たとえ昔ながらのゲーム性だったとしても、マップデザイン、ガンファイトの楽しさ、オーディオデザインなど、細部を詰めていくことでFPSファンを惹きつけられるだろう。『WRAITH OPS』に興味を持った方は、8月18日からスタートするテストに参加してみてはいかがだろうか。
Gaming Device Power Tune for FPS

Source: Steam
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